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ツイッターで「自衛権」ガチ議論

2015.06.15 MON

噂のネット事件簿


「10代の若者に論破された」などネタにされたこともあったが、論戦はつづく… ※この画像はサイトのスクリーンショットです
現在国会では、集団的自衛権をめぐって与野党間で激しい議論が交わされている。一方ツイッターでは、内閣総理大臣補佐官で国家安全保障を担当している礒崎陽輔参議院議員が、他のユーザーと“憲法談議”を展開し、話題となっている。

礒崎氏は東京大学法学部を卒業後、旧自治省に入省し、2007年の参院選で大分県から出馬し初当選。昨年1月には、初代の「国家安全保障担当内閣総理大臣補佐官」に任命された。総理大臣補佐官は「首相補佐官」とも呼ばれ、重要な政策に関して首相に進言したり、首相の命を受けて、首相に意見したりする人物。礒崎氏は「国家安全保障に関する重要政策及び選挙制度」を担当している。

以前からツイッターで集団的自衛権に関する持論を展開し、時に他のユーザーと激しいやりとりを繰り返してきた礒崎氏だが、安全保障関連の法案が審議され始めた5月後半から、“質疑応答”は一気にヒートアップしてきた。礒崎氏は、

「『国権の発動たる戦争』に『集団的自衛権行使が該当する』と考えるのが、論理的に正しいと言う内容です。集団的自衛権行使が憲法9条に矛盾しないなど詭弁を呈するのは辞めて下さい」(一部抜粋)

と、ツイッターの上限である140文字を使い切るような込み入った質問に、

「憲法第9条は『武力の行使』を禁止しているのであって、その例外として砂川判決で『自衛の措置』が認められました。この自衛の措置の中に集団的自衛権が含まれるか否かが、現在の議論の焦点だと考えています」(同)

と、これまた140文字を目一杯使って回答。押し寄せる質問に、可能な限り答えている。

6月9日には、集団的自衛権を火事にたとえた礒崎氏が、10代の女子だというユーザーから「バカ」と罵られ、2人のやり合いがツイッターで大いに話題を集める一幕もあった。ツイッターでの発言は文字として記録に残るため、不用意な発言によって足をすくわれるリスクもある。それでもこうした“憲法談議”をつづけるのは、重要法案のキーマンとして首相を補佐する礒崎氏の自信の表れ、ということなのだろうか…。

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