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「うなぎ豊漁」報道に批判の声多数

2015.07.24 FRI

噂のネット事件簿


精をつけたいけど、資源保護問題が頭をよぎりそう…
今年の夏の「土用の丑の日」は7月24日と8月5日。それに合わせてスーパーやデパート、コンビニなどでは激しい“うなぎ商戦”が繰り広げられているが、「中国産のうなぎ輸入量が増えている」というニュースが報じられ、安全性を巡って議論となっている。

「エレキテル」で知られる江戸時代の発明家・平賀源内が考案したともいわれる「土用の丑の日にうなぎを食べる」という風習。日本人は毎年、この時期になるとうなぎで精をつけて夏バテをしのいできたが、ここ数年、うなぎの漁獲量が減少したことで価格上昇が著しく、庶民には“高嶺の花”となりつつあった。

そこにもたらされた朗報が、うなぎのかば焼きの輸入量が増大したとのニュースだ。時事通信の記事によれば、今年1月から5月に輸入された、かば焼きを中心とする「うなぎ調整品」は7418トンで、これは前年同期比でおよそ1.5倍。これは、養殖に必要な稚魚の漁獲量が昨年回復し、中国産のかば焼きが増えたためだという。

しかしこのニュースに、世のうなぎ好きの心中は複雑なようだ。中国産の増加というニュースに対し、ツイッターユーザーからは、

「中国産はいらない」
「中国製の食品は怖くて食べることができない」
「安くても、中国製ではね~ 中国製で喜んでる人の気が知れない」

と、中国産の食品の安全性を危惧する声があがっているほか、「豊漁」という2文字についても、

「『豊漁』ではなく『ここ数年くらべると増えた』って程度、少ないのは変わってないから間違えちゃいけないよマスコミ」
「史上最低レベルから増えた、というのを『豊漁』と表現するのはやめろ!」
「『採れるから採る』が失敗のもとなんじゃ」
「いつと比べて『豊漁』って言ってるんだか…こんなだからそのうち食えなくなるんだよ」

など、これを咎めるコメントが続々登場している。確かに、近年うなぎの稚魚であるシラスウナギ漁獲量は減少の一途を辿っており、資源枯渇が叫ばれている。ちなみに、うなぎの輸入量は増加しているが、価格に関しては「高止まりしている」(時事通信)とのこと。資源保護のことを考えると、うなぎを口に運ぶのは少し憚られるような状況となっている。
(金子則男)

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