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「“民泊”やめて」ネット賛否の声

2015.11.10 TUE

噂のネット事件簿


注目の「民泊」。トラブルを心配する声も多い
東京五輪を5年後に控え、近年は外国人観光客が急増し、大都市や観光地を中心に、ホテル不足が深刻な状況となっている。こうした状況を改善するべく、政府は“民泊”の導入を検討しているが、ネット上には賛否両論の反応が出ている状況だ。

ここ数年の外国人旅行者の急増は、目を見張るものがある。訪日外国人旅行者数は、東日本大震災が発生した2011年に約622万人にまで落ち込んだが、翌年には震災前の水準に回復し、2014年には1341万人に激増。今年9月の政府観光局の発表によれば、今年1~8月だけで1287万人に達しており、政府が設定した「2020年に2000万人」という目標達成が大幅に早まる勢いだ。

こういった状況のなか、ホテル不足解消策として期待されているのが、一般家庭に有料で客を泊める民泊だ。現在日本では、自宅などに有料で人を泊めるには旅館業法にもとづく許可が必要だが、政府の規制改革会議はこの規制を緩める案を検討中。10月27日には、大阪府が民泊を可能にする条例を全国で初めて可決した。

ネットには、“泊めたい人”と“泊まりたい人”を繋げる「Airbnb」というサービスが存在し、世界中で重宝されている。それゆえ、行政のこうした動きに対し、ツイッターには、

「早くairbnbやりたい」
「民泊を特区からでいいので将来的には日本全域で許可を早急に進めてください。足りていません」
「歓迎です。どんどん特区を使って、規制緩和していって欲しい。これらの施策により、大阪地域のホテル料金が、まともなレベルに落ち着いて欲しい。今は、異様なほど高いし、取りにくい」

と、これに期待する声もあがっている。しかし、「民泊」というキーワードでツイッター検索すると、

「自分の隣の部屋が民泊とか絶対嫌だわぁ」
「民泊緩和は日本には馴染まないので、やめた方がいいね」
「マンションの一室を民泊で貸すなら他の全室の住民の賛成が必要 …ぐらいにしないと絶対トラブルになるわ」
「民泊やめてほしい… 住人じゃないのにアパート出入りされたらほんとやだ」

など、否定派が圧倒的に多く、「自分はやらない」というだけでなく、「周りがやるのもイヤ」という声が多い。

ホテルが不足しているのは間違いないが、ツイッターユーザーの声を聞く限り、越えるべきハードルはまだまだ多数存在するようだ。
(金子則男)

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