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「高卒採用が狙い目」に賛同の声

2016.02.19 FRI

噂のネット事件簿


今や高卒の方が少数派。能力のある原石たちが埋もれている?
日本の企業社会において、いまだに非常に重要な意味を持つのが学歴だ。社員を募集する際、応募条件に「大卒以上」と記す会社は非常に多いが、あるブロガーが「大卒より高卒を採用すべし」という内容のブログ記事を発表し、これが話題となっている。

2月15日、「AS ONE LIKE」というブログを公開しているブロガーが、「苦労して大卒を採用するよりも、優秀な高卒を4年間かけて育てた方が良いのでは。」というブログ記事を公開した。ブロガーは、

「優秀な大卒を採用するのは有名企業でも難しくなってきている。それならいっそのこと、優秀な高卒を4年間かけて育てた方が良いのではないか?」

と、問いかけ、

「3年間、授業、勉強、クラブ、バイトをやって鍛えられた身体のまま社会に出てるわけで、仕事を始めるには最高の状態」
「日本で会社員として働く上で、大学四年間もしくは大学院含めた六年間の学業経験が必須になることなんて、余程の専門職でない限りまずありません」

など、高卒で採用するメリットを列挙。現在の“大卒神話”に警鐘を鳴らしている。

たしかに “大卒”という肩書が必ずしも“優秀”を意味するものではないことは、数字が表している。1990年には30%台前半だった大学進学率は、今や50%台後半にまで上昇し、クラスの半分以上が大学に行く時代。また進学後、学業に専念しているとは言いがたい学生もいることは事実だ。ブロガーも「下手な大学を卒業した学生よりも3年間の勉強を終えたばかりの高校生のほうが優秀なのでは?」と、指摘している。

ブログ記事は、多くの人に響いたようだ。ツイッターには、

「間違いない笑」
「この考え方、就職のあり方を大きく変えられる可能性を感じるなー!!」
「このアイデアそっくりそのまま頂いちゃおっと」

と、賛同の声が登場し、実業家の堀江貴文氏も「その通りやん」とコメント。

「中卒、高卒、大卒 採用に関して、一緒に働きたいと思う人なら関係ないと弊社でも話しています」
「うち、事務員さんはこの方針で高卒を採用してるなぁ」

など、すでに実践している人からのコメントも寄せられている。現実的には、優秀な高校生を高卒で企業に引き込むには、相応の魅力的な条件を提示することが必要となりそうだが、ブログ記事への反応の大きさを見ると、「大卒以上」へのこだわりに違和感を抱いている人は、かなりの数いるようだ。
(金子則男)

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