今の合併問題を既に予見していた!?

君はファミスタの合併球団レールウェイズを憶えているか?

2004.09.22 WED

球団合併で揺れるプロ野球界。しかし、君は既に18年前、合併チームが存在していたことを知っているか! といっても、それはゲームの世界での話。86年にナムコから発売されたファミコン野球ゲームの金字塔「プロ野球ファミリースタジアム」(通称ファミスタ)の球団であるレールウェイズとフーズフーズがそれだ。

容量の問題などから12球団を設けるのが困難だったためか、初代ファミスタは当時の阪急、南海、近鉄の関西電鉄系3球団がモデルの合同チーム・レールウェイズと、日ハム、ロッテの食品系2球団がモデルの合同チーム・フーズフーズを結成。そこへナムコのゲームキャラクターによるナムコスターズと残りの7球団を加え、全10球団1リーグの「JAPAN LEAGUE」で覇を争うという、現在の球界再編事情を予見したかのような設定になっている。さらに、意外かもしれないが初代ファミスタの選手名は一部の選手を除き、基本的に実名を使用。今プレーしてみると妙なリアリティがありあんまり笑えない。

レールウェイズは「でひす」(デービス)、「ぶうま」(ブーマー)、「みのだ」のクリーンナップに代打陣が「かどた」「いしみね」と超強力な布陣。「いしみね、打率3割2厘の本塁打28本で控えかよ!」などとツッコミつつ「なしだ」(打率2割4分2厘・本塁打4)に迷いなく代打を告げた思い出がよみがえる。思えば授業中にコッソリ友達と「プロ野球最強チームを考えようぜ」などと不毛な作業に燃え上がったチビッコ時代。レールウェイズはそんな夢を不完全ながらかなえてくれたチームでもあった。

しかし、それはあくまでゲームの世界だったからこそ楽しかった話。現実に合併といわれてみると多くの人は戸惑ってしまったのでは。この初代ファミスタ、現在中古ショップでは500円以下が相場。秋の夜長、久しぶりにプレーしつつ、合併問題を考えてみてはどうだろう…。

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