11月1日から改正道路交通法が施行

運転中に携帯を使用すると5万円以下の罰金に!

2004.10.21 THU

今年6月に成立した改正道路交通法が、いよいよ来月1日から施行される。いくつか改正点はあるが、注目すべきは運転中の携帯電話使用の禁止だ。すでに平成11年の改正で、運転中の携帯電話使用は禁じられている。しかし罰則規定がなく、使用中に事故を起こした場合に限り、3カ月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金だった。これが11月1日からは、運転中に手で通話していると無条件で罰せられることになるのだ。しかも、メールやインターネットを見るのもダメ。違反すると、5万円以下の罰金(反則金は6000円。減点は1点)が科せられる。

ただし、“手で”という表現が付いているので、ハンズフリーでの通話は対象外(運転中の携帯電話使用が危険なのは、片手運転になるからだけではなく、注意力や判断力が低下するため。だから、使わないのがベストなのは、言うまでもない)。

でも、なぜ新たに罰則規定が設けられることになったのか? それは、事故を起こさなければ罰せられないのをいいことに、ルールを守らないドライバーが多すぎるからだ。

警察庁によると、「現行規定の施行(平成11年11月1日)前後における携帯電話等の使用に係る交通事故の発生状況をみると、施行直後は大幅に減少(1453件)したものの、その後、増加に転じ、平成13年は、平成12年の約2倍(3040件)となっており、さらなる対策が必要と判断」とのこと。

禁止したものの罰則規定は設けず、モラルに訴えてみたが、時が経つにしたがって、その効果も薄れてきたというわけだ。これで危険な運転をするドライバーが少しは減ると思うとホッとするが、罰則がなければルールを守らない人が増えているのは、逆にすごく怖い気がする。でも、そんな人たちも「罰金5万円払え!」って言われたら、さすがに止めますよね。危険なのはみんなわかってるんだし、最初からそうすればいいのに…。

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