DVDボックスで自爆ボタンも大人気?

「ポチッとナ」といえば…タイムボカン生誕30周年!!

2005.02.24 THU

ネット通販などで今、密かに売れまくりの商品がある。太郎商店なるユニットが製作する『自爆ボタンDX』だ。もちろん単なるインテリアだが、生産が追いつかず入荷待ち状態。

思えば、スイッチやボタンを押す時に、つい「ポチッとナ~」と言ってしまったことはないだろうか。それはもちろん『タイムボカン』シリーズのせい。最大の人気を誇る『ヤッターマン』で、悪役トリオの1人ボヤッキーが毎度毎度叫んでいた台詞が「ポチッとナ~」だったのだ。偉大なるマンネリ、と評されることもあった同シリーズ、今年は第1作の放映から30年目となる。

「そうした台詞ひとつでも、時代を超えて愛されていくシリーズを生み出せたことは非常に幸運だったと思いますし、率直に嬉しい。当時は私も30代で脂がのっていた時期。毎週苦しかったけれど、作り手としての喜びも大きかったですね」(シリーズ全作品の総監督を務めた笹川ひろしさん)

シリーズは83年まで連続して7作品が作られ、いったん終了。そこまでの全作品は昨年までにDVDボックス化が完了した。

「国民的アニメと呼んでいいと思います。当初、全作品の全話収録は無謀という声もありましたが、押し通しまして(笑)。結果的に売れ行きは非常に順調で、完売商品も続出していますよ」(販売元ジェネオンエンタテインメントの川瀬さん)

根強い人気を受け、2000年には新作が放映。ほぼすべての作品で主題歌や音楽を手がけた山本正之さんは、あの『燃えよドラゴンズ』などの作者としても知られる。

「間違いなく人生を変えた作品です。オリジナルアルバムでも、もしボカンが継続していたら、という気持ちで『ナントカマンの歌』シリーズなどを歌ってきました。自分の中ではボカンは終わっていないし、むしろ価値観が揺れ動く今だからこそ、見直してほしい作品ですね」(山本正之さん)

ボカンで育って大人になって、というのは山本氏の曲のタイトル。さて、僕たちはどんな大人になったのだろう。

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