子供のころ、必死こいて集めましたが…

ベルマークっていったいどんな仕組みだったの?

2005.06.09 THU

食品や文房具などのパッケージをよーく見れば、こっそり付いている、ご存じベルマーク。R25世代にはベルマーク委員を担当し、切り抜きと収集、仕分け作業に、子供時代のすべてをかけた方もいるのでは。しかし、ベルマークっていったいなんだったんでしょう? ベルマーク教育助成財団の広報部長・大山俊郎さんを訪ねました。

「ベルマーク運動は、企業とPTA、財団の3組織が協力して、学校の設備を充実させようというボランティア活動なんです」

PTAが集めたベルマークは、マークを発行している協賛会社ごとに1点=1円として預金される。まとまった額が貯まると、PTAは協力会社の商品の中から希望する学校設備を購入。その際、本体価格の10%が協力会社から援助資金として財団に寄付され、それがへき地学校を始め、養護学校、ろう学校、盲学校、災害被災校、海外の小さな日本人学校や途上国の子どもたちのために使われているのだとか。

「新潟県中越地震では、発生直後に被災校への募金を呼びかけたところ、1120校から3213万点もの協力がありました」

つまりマーク収集力の高いマンモス校が自校設備を拡充させつつ、小さな学校を援助しているというわけ。この仕組みは戦後の設備不足にあえぐへき地学校の要望から、朝日新聞社が昭和35年に創設したもの。42年間でベルマーク利用は200億点を突破し、さらなる試みも始まっている。それが、昨年エプソン販売と始めた使用済みインクカートリッジ回収ポストの学校設置。

「カートリッジがそのままベルマークとして預金されるうえ、リサイクルの輪も広がり、企業側も子供やPTAに自社ブランドを浸透させることができる。今春からキヤノン販売さんにもご協力いただけました」

最後に、運動に参加する方法は?

「捨てればゴミですけど、集めれば学校設備になります。コツコツ貯めては、母校や近所の学校に募金される方もいますよ」

それ、いいかも!

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