シュッとスプレーでひと吹き

相手を信頼するのは、ホルモンのせいだった!?

2005.06.23 THU

男なら、「頼もしい御方」なんて御婦人から、一度は言われてみたいものです。でも腕っぷしを強くするのは、いまさら難しい。せめて、信頼される男にはなりたいですよね。そんな“信頼”という人の感情を、自由自在に操れるとしたら、みなさんどうします?

というのも、先日スイスのエルンスト・フェール教授らが「鼻に噴霧すると、人に対して抱く信頼感を強める働きがある物質を特定した」と発表をしたんです。それは「オキシトシン」というホルモンの1種。

オキシトシンは、脳の視床下部という場所でつくられていて、母親の母乳を分泌させたり、子宮を収縮する働きを持っていることが分かっています。男性は、射精をするとこのオキシトシンの分泌量が増えます。だから、「SEXをすると相手に親近感を覚えるのは、オキシトシンの作用だ」と仮説を立てる研究者もいるとか。

フェール教授らは128人の被験者に「投資ゲーム」をやらせ、一方のグループにだけオキシトシンを嗅がせました。すると、嗅がせていないグループに比べ、相手を信頼して多くの資金を投資したというのです。

なんか嘘くさいなぁ~、って思うでしょ。でも、これがそうでもないらしいんですよ。

「オキシトシンなら、鼻に噴霧すれば脳まで達するでしょうし、感情に作用するホルモンだといわれますから、そんな結果が出ても不思議はないですよ」と日本医科大学の佐久間康夫先生が解説してくれました。

ホルモンが感情を左右する!? じゃあ、僕があのコのことが好きなのは、ハートじゃなくてホルモンのせいってことなの??

「動物の場合には、ホルモン→感情→即行動ですが、人間には理性がありますからね。ホルモンに感情のすべてを支配されるわけではないですよ。ホルモンが感情に大いに関係しているのは、事実ですが…」(佐久間先生)

この胸キュンは、ホルモンのせいなのか。ふ、複雑!!!

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