世界で称賛された日本の“土のう製作器”

いざという時のために“土のう”について学んどこ!

2006.04.20 THU

地震や洪水、大雨など、最近世界的に災害続きで不安感が募りません?

さてここで問題です。災害に遭遇した際、水害を最小限に食い止めるために短時間に大量に作らなければならない資材って何だ? 答えはそう、“土のう”なんです。 堰を作る場所にあわせて、形を自由に変えたり隙間なく積み重ねられる土のうは万国共通の防災具。しかし、緊急度が高いわりにそのつど手作業で作らなければならないため、どの国も“いかに効率良く作るか”は頭の痛いところなのだそう。

ドイツで5年に一度開かれる、世界最大の防火・防災に関する総合見本市「インターシュッツ」で、世界19カ国から問い合わせが殺到した、日本の発明品がある。その名は土のう製作器“ビービーワーカー”!   作業は簡単、4個の枠の中に袋を挿入し、土をそれぞれ袋の8割ほど入れて枠を取り外し上部をヒモで結ぶだけ。この製作器があれば、袋を支える人間は不要だし、1人あたりの作業効率は4倍以上! 仕組みはシンプルだけど、災害現場でこの効率化は革命的。見本市では、実演のたびに“ブラボー”と称賛の声があがったそう。

「土のうは袋の繊維が紫外線にあたるとボロボロになってしまうため、長期の作り置きができません。災害地で雨に濡れながら手作業をするつらさはどこも同じ。短時間で大量に作れるのがウケたのでしょう」(販売元:ビー・ビー・ダブリュ本田氏)

大型機で大量に土のうを作る方法もあるけれど、機械自体が動かせないため作ったものを移動させるのがネックになると本田さん。災害時に、このビービーワーカーで土のうを効率良く作って、さくさくっと積める男性ってカッコイイですよね。

「災害が起きるとビービーワーカーを持ってボランティアに行くんです。悪条件の重なる中での作業はきついです」(同氏)

準備にまさる防災なし。まずはいざという時のために、体力作りから始めましょ。

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