知って得する同音異義語の使いわけ

「電機」と「電器」ってなにが違うんですか?

2006.04.27 THU

「あれあれ、この場合はどっちの字を書くんだっけ?」なんて。仕事の文書や取引先の名前などを書くときに、ふと悩んでしまう同音異義語って、よくありますよね。

たとえば「制作」と「製作」。なにかをつくるという点では、どっちでも同じだろ?と思いがちですが…。辞書などで調べてみると、実用的で量産できるようなモノをつくることが「製作」、芸術的なモノをつくることが「制作」。と、ちゃんと意味があって、二通りの書き方がある…らしい。

あるいは「電機」と「電器」。これまた確かに、電気で動く道具というところまでは同じなのですが…。電機は「電気機械」の略、電器は「電気器具」の略。わかりやすくいうと、電気で動く道具全般が「電機」、そのなかでも家電のように比較的小規模(簡便)なものを特に「電器」、というように使いわければいい…みたい。

って、なんともパキっとしない書き方になってしまい恐縮ですが。調べてみると、世の中全体でも、キッチリとした使いわけがなされていない場合が多いようなんですね。たとえば芸術的なモノをつくる場合でも、映画の場合には「製作」を用いてたりするし、家電メーカーや販売店の名称だって「電器」「電機」「電気」の採用率はバラバラ。実際、あちこちの広報さんに社名の由来を伺ってみたのですが、明確な理由で表記を使いわけている会社は、意外なことにほとんどなかった、という次第でして。

とはいえ、現に幾通りもの書き方がある以上、やはり意味を理解したうえで使いわけたいもの。最近流行の電子辞書を使うのもいいけど、もっとも手ごろなのは、ワープロソフトについてる日本語変換機能(IME)を利用すること。使いわけが難しい同音異義語の場合には、変換候補の一覧で、ちゃんとそれぞれの意味を教えてくれていることに、気づいていましたか? つまらぬ誤変換や表記ミスで恥をかかないよう、こんな機能を活用し、正しい日本語が使える大人になりましょうぞ。

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