年間1500万個のガンプラを生産可能

「バンダイホビーセンター」を見学してきました!

2006.04.27 THU

25年間かけて3億7000万個を出荷してきたというガンダムのプラモデルシリーズ(以下ガンプラ)。その新たな生産拠点が先月、静岡市に誕生した。ガンプラの新聖地「バンダイホビーセンター」である。

これまで市内に分散していた企画開発、設計、生産工場などの各部門が集結。最新の設備もさることながら、見学コースを備えているのが大きな特徴だ。

「工場らしくない、遊び心にあふれた施設設計を目指しました。県内4位の発電力を誇るソーラーパネルを設置するなど、環境にも配慮しています」(株式会社バンダイホビー事業部・足立盛弘さん)

最新設備の導入により、これまでは4日かかった原型作成が4時間に大幅短縮。また、40ミクロンレベル(人間の髪は約90ミクロン)での加工も可能になったという。

しかし、実際に行ってもっとも強く感じたのは「見て楽しめる工場」だということ。たとえば、ガンプラの自動搬送装置は真っ赤な“シャア専用ザク”の形。ツノの部分は社員の自作で、ボディには「任務遂行中につき通路をさえぎらないでいただきたい」というシャアのセリフが…。各所に設置されたシャッターも、色・動き・開閉音とすべてにこだわって作られているとか。

ガンプラ黎明期にバンダイに在籍、著書『ガンプラ開発真話』(メディアワークス)で当時の様子を克明に記した、現トイズワークス代表取締役の加藤 智さんは言う。

「初代工場が稼働を始めたのは80年ですが、数カ月でガンプラブームが到来。当初8時間しか稼働させていなかった工場のラインを24時間稼働に切り替えました。それでも生産が追いつかなかったほどです」

時は流れ、最新設備となった現在も現場の熱意は変わらない。同センターのスタッフによれば、開発中の自信作はマ・クベが乗っていた「1/100MGギャン」(5月下旬発売)だそうで。いいもの(ガンダムファンならわかりますよね?)かどうか、実際に作って確かめてみます。

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