全国に50市町村もあるという…

「小京都」ってどんな場所?その基準はどこにある!?

2006.07.13 THU

昔も今も、相変わらず国内旅行の旅先として人気が高い京都。修学旅行だけじゃなくて、何度も訪れたことがある、なんて人も多いんじゃないだろうか。

実は北は青森県弘前市から南は鹿児島県知覧町まで、京都に似ているとされる市町村が、全国に50ある。そうした市町村は全国京都会議に加盟し、小京都と名乗っている。でも、その小京都ってどんな基準で決まってるんだろう。まさか、個々の市町村が勝手に名乗ってるわけないですよね?

「京都市に街並みや景観が似ている、京都と歴史的なつながりがある、伝統的な産業や芸能があるといった条件のうち、ひとつを満たしていると全国京都会議に加盟できます。小京都とは、この全国京都会議に加盟している市町村のことをいうんです」(京都市観光協会・山本篤彦さん)

歴史を紐解けば、室町時代以降に各地の大名が京都の街並みをお手本として自分の街をつくったことが小京都の起源とされている。現在、京都会議に加盟している市町村の多くは、こうした歴史的背景をもとにして小京都を名乗っていたりするのだ。で、小京都になると、どういったメリットがあるんでしょうか?

「特に大きいのは観光面でのPR活動ですね。魅力的な観光地づくりや街のPR発信について、年に一回話し合っています」(同氏)

ちなみに東京近郊の小京都に埼玉県嵐山町と小川町、神奈川県湯河原町などがある。なかでも嵐山町は、京都の嵐山と風景が似ていることが町名の由来になっている。

「嵐山という町名は、旅行会社でも、たまに間違えて問い合わせの電話が来るほどなんですが、会議で本家の京都と連携して観光面をアピールしていきたいと思っています」(嵐山町観光協会・武川美江さん)

なかなか京都に行くほどヒマがないという人、次の休日には東京から近い小京都に旅行に出かけてみてはいかがでしょう?

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