靴下のニュー・スタンダードになるか!?

はき心地も耐久性もグー!「直角靴下」って何ですか?

2006.12.21 THU

仕事から帰ってきて、自宅で靴下を脱ぐ瞬間。それが至福のひととき、なんて方も多いのでは? いわゆる、オン・オフが切り替わる瞬間といいますか、ネクタイを緩めたときにも通じるものがあります。

だが、至福にひたる前に「ちょい待てよ」と言いたい。それって「靴下の締め付けがストレスになっている」ということですよねえ。毎日、着用するものだから、はき心地にはこだわりたい…と思っていた矢先、無印良品で変わったデザインの靴下を発見。通常、靴下は、〈字形をしているが、この商品はL字形。かかとの部分が直角なのだ。商品名もズバリ「足なり直角靴下」。

「弊社では、世界中の伝統素材や習慣、技術から、現在の私たちの生活にあった商品を開発するFound MUJIというシリーズを展開しています。足なり直角靴下は、チェコのおばあちゃんが手編みで作っていた靴下を手本としたものです。実際、人間のかかとの形状は直角ですよね。はいてみるとわかるんですが、フィット感に優れており、快適と評判です。スレにくいので耐久性も高いんです」(良品計画・大伴崇博さん)

なるほど、足の形に合わせて作るというのは、確かに理にかなっている。しかし、手編みの靴下を、編み機で大量生産できる商品にするには苦労も多かったとか。

「通常の靴下ですと、1工程で編めるんですが、直角靴下は、かかとを別工程にする必要があるんです。なので、まず編み機を探すところから始めました。ちょうど他のメーカーさんが、主にスポーツ用として直角靴下を発売したことを知って交渉したのですが、コスト面で断念。中国で安定供給できる編み機を確保して、この11月の販売にこぎつけました」(同氏)

チェコの伝統芸と、最新の人間工学に基づいたスポーツ用靴下が、同じ形だったとは面白い。靴下を脱ぐ快感が薄れるのは残念な気もしますが、そこはネクタイに任せた! オン・オフのスイッチはネクタイの独壇場ということでよろしく。


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