4月1日生まれはどうしてイッコ上?

誕生日の前日に歳をとる?意外とあった年齢トリビア

2007.04.12 THU



イラスト:ホリユウスケ
桜咲く入学シーズンになると、いつも不思議に思うことがある。同じ年の4月1日生まれの人は、どうしてひとつ上の学年になるの?

学校のことは文部科学省に聞くのが一番ということでうかがってみると…。

「『学校教育法』では、保護者は子供が満6歳になった日の翌日以後の4月1日から小学校などに就学させる義務を負います。『年齢計算に関する法律』で4月1日生まれの方は、法律上は3月31日に満6歳になるので、翌日以後の4月1日(次の日)より始まる学年から就学させなくてはいけません。4月2日生まれの場合は、同じく、4月1日に満6歳になるので、翌日以後の4月1日(来年の4月1日)より始まる学年に就学させる義務が発生するのです」

え、法律上、我々は1日前に歳をとっている? 思わぬところで思わぬ事実が発覚。早速、六法全書を片手にお勉強を開始。そこには、年齢に関する思わぬトリビアが。

確かに『年齢計算ニ関スル法律』は、民法143条第2項が定める「週、月、年の初めに期間を起算しないときは、その期間は、起算日に応答する日の前日をもって満了する」に準拠するとされる。簡単に言うと、4月1日生まれの人は3月31日の24時をもって年齢が1歳加算されるってこと。ややこしいけどこれ、誕生日当日の0時ではなく、あくまで前日の24時。法律上は、みな前日に歳をとっていることになるのだ。

ちなみに『学校教育法』に出てきた「満6歳」という言葉。実はこの年齢の数え方にもちょっとしたトリビアが。“満年齢”とは、生まれた年を0歳として誕生日ごとに年齢を加算する数え方。しかし、日本では古くから“数え年”という年齢の数え方がある。これは生まれた瞬間にはすでに1歳で、その後、正月が来ると歳を加算する数え方。厄年や七五三などは、今でも『数え年』で行われることは珍しくない。

しかしこのトリビア、うっかり合コンで披露すると、思わぬ地雷を踏む可能性もあるから気をつけて。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト