脳トレになるなどと、秘かなブーム

目から鱗のインド式計算術をキミはもう知ってるかい?

2007.07.12 THU


インドと聞いてまず思い浮かぶのは、ホットなカレー。だが最近、同じぐらい熱い注目を集めているのが「掛け算」だ。書店に行くと、「インド式」と銘打った本が平積みされているので、ご存じの方も多いのでは?

「日本では九九という形で掛け算の基本を丸暗記しますが、インドではパズルを解くような感覚で計算します。だから、計算力をつけるというより、頭の体操のために買っていかれる方が多いようです」(『インド式計算練習帳』編集担当の久世和彦さん)

例えば2桁の掛け算では、数字を10の位と1の位に分け、まるで四角形の面積を求めるような要領で答えを導き出すという(左の図を参照)。余計に分かりにくい気もするけど…。う~ん、まさにパズル。またひと口に「インド式」といっても、ほかにもいろんな種類の計算法があるという。

「インド人は想像力を働かせて、それぞれ独自の計算法を編み出していると聞きます。値引き交渉など、実生活で計算力が試される場面を想定して、最短で答えが出せる計算法を自分で考えるそうです」(同)

さすが“0(ゼロ)”を発見した国、インド。恐るべし。でも、オリジナルの計算法なら、東アジアだって負けてはいないはず。ソロバンを使う「珠算」や「九九」だって、中国では紀元前から使われていたといわれている。それに日本にも「つるかめ算」など、ユニークな計算法がある。

ヨーロッパもある意味、負けていない。数字の表し方がそもそも日本と大きく異なる。例えば、フランスには20以上の数を表す単語がないそうで、「99」を表現する場合、「20が4つに10を足して、さらに9を足す」というような言い方をする。ドイツに至っては3桁の数字を表すとき、20コ以上のアルファベットつなげることになるので、読むのが面倒とか。ドイツには、“20の段”までを覚えるための“九九風”掛け算表があるっていうし、“計算”にもお国柄があるんですね。勉強になりました!


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