地方&昭和のムード漂うドリンクに熱視線…

この夏の喉を潤す地ジュース&サイダーに注目!

2007.07.12 THU

ここ数年、お茶や機能性飲料におされ気味とはいえ、やはり夏のジュースといえばタンサン。各メーカーとも、趣向を凝らした新製品をリリースしてくるわけだが…。今年の炭酸系ジュース界に、少し変わったトレンドの小波が到来しているという。そのキーワードは、ズバリ…「地」。

全国展開で販売されるジュースに対し、その地方だけでホノボノと愛飲されている「地ジュース」、特に炭酸系の「地サイダー」が、昨年ごろから徐々に話題となり、今年に入り全国的ブームを迎えつつあるのだ。

今なぜ「地」なのか? 清涼飲料水史研究家の久須美雅士さんは、その理由を次のように分析する。

「ネット通販の普及により、地域限定のジュースが容易に入手できるようになったことにくわえ、自然・天然志向が強い地ジュース&サイダーが消費者のニーズにハマったことが、ブームの背景にあるのだと思われます。東国原知事人気に象徴されるように、人々の目が中央から地方に向き始めていることも、無関係ではないでしょう」

というわけで。さっそく久須美さんオススメの地ジュース&サイダーを試飲したところ…確かにどの製品にも、全国区のドリンクにはないユニークさと“優しい”滋味が。弱炭酸というわけでもないのに、サイダーもなんだか“柔らかい”んですよねぇ。

ちなみに。こうした「地サイダー」の多くは、中小企業の製品。大企業の製品に負けず現在も製造されている背景には、古くからあるラムネのような飲料の“文化”を絶やさぬよう、「分野調整法」という法律に基づく自主規制により、大企業が進出を控えているからだという。なんかいい話だね。

さらにちなめば…その区別が微妙なサイダーとラムネ。最大の違いは瓶の形だが古くは、瓶内のシロップに炭酸水を加えるのがラムネ、炭酸水に味をつけてから瓶詰めするのがサイダー、と製造工程にも違いがあったとか。以上、この夏のジュース豆知識を詰め込んでみました。


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