エアコン25℃設定なのになぜ暑い…

「冷房」と「ドライ」の違いって?「送風」って何の役に立つの?

2007.08.02 THU

熱帯夜。あまりの暑さで、エアコンの設定温度を25℃に下げたのに(でんこちゃん、ごめんなさい)、全然涼しくならねー! とリモコンを確認したら、暖房じゃん…。でも、そもそも冷房も暖房も同じ「設定温度」なのに、室内が25℃にならないのはなぜ? ナショナル広報部・森田真司さんに聞いてみた。

「暖房は、室内機が放熱機として運転する機能。設定温度が25℃でも、室温より暖かい風で温度調節しようするんです」

なるほど。ちなみに、冷房とドライの違いって何? ドライ=除湿ですよね?

「いえ、実はエアコンのドライは弱冷房運転です。空気は、温度を下げれば湿度も下がりますから、ドライよりも冷房の方が除湿力は高い。冷やした空気をもう一度暖める『再熱除湿』機能を使えば、温度を下げずに湿度だけ下げることができます。ただ、廉価版のエアコンにはついていないので、ご存じない方もいるかもしれません」(同)

えっ!? ドライって弱冷房なの? 知らなかった…。あ、ついでに聞きたいんですけど、送風って何の役に立つんですか?

「送風は、もともとはサーキュレーター機能として使われていました。でも、最近はその存在意義が改めて注目されています。というのも、エアコンの中にはカビや菌が繁殖しやすいんですよ。冬場は暖房を使うためエアコン内部が40℃以上になり、それらは死んでしまう。しかし、冷房をかけたあとのエアコン内部は25℃以上で、湿度は80%以上。カビや菌が育ちやすいんです。そこで送風機能を使い、エアコン内部を乾燥させると繁殖防止になります。フィルターも月に2回は掃除してほしいですね。ホコリもカビの繁殖を促進しますから」(同)

なお、エアコンのフィルターに付着したカビや菌は、一度付いてしまったら死滅することはないそうです。エアコンの嫌なニオイはこれが原因。男性諸君、遊びに来た女の子に「この部屋クサイから帰る~」なんて言われぬよう、フィルター掃除+送風を忘れずに!


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