ロゴに見覚えはあるけれど…

“DOLBY”とか“THX”って映画でよく見るけど何なの?

2007.09.27 THU

映画館へ映画を観に行くと、長~いCMや予告編がありますよね。で、予告編が終わって、やっと本編が始まると思ったら、蒸気機関車が出てきたり、水晶に雷が落ちたりする映像が流れ出す…。また予告!? と思いきやすごい音とともに“DOLBY”とか“THX”とかのロゴがドーン。そう、アレです。音響に関する何かっぽいけどあれはいったい何なのか? というわけで、まずはドルビー日本支社のマーケティングディレクターの松浦さんに聞いてきました。

「簡単にいうと、DOLBYが開発した、複数のスピーカーで立体的に音声を楽しむための音響システムで上映されている、ということです。音がお客さんの周囲を包むように再生されるのはこのシステムによるものなんです。DOLBYの技術は映画館はもちろん、映画作品、DVD、AV製品、ゲームなど様々なメディアや製品で活用されています。実は、現在ほぼすべての映画作品がDOLBYのデジタル音声技術を使って制作されているんですよ」

続いて、日本におけるDVDのTHX認可などを行っているFILM LLPの伊尾喜さんにTHXのことを聞いてみました。

「ひと言でいうなら、映画館の品質基準のひとつということになります。もともとは、『スター・ウォーズ』などで知られるジョージ・ルーカスが、作り手たちの意図した絵と音をそのまま忠実に再生できる基準を作ろう、ということで作ったもの。現在では、DVDなどのチェックや認証もしていますが、映画館で流れるあの映像は、映画作品に対するものではなく、その劇場が厳しいチェック項目をクリアしてTHXに認められた劇場ですよ、という認証なんです」

つまり、予告の後に流れるあのDOLBYやTHXの映像は、作品や映画館に対する証明書のような役割をしているんです。音響は映画館の醍醐味のひとつ。とはいえ、意外と何気なく聴いている人も多いはず。今度映画館に行くときは、少し意識して聴いてみてはいかが?


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