想定外の質問にもドンと構える!

「全国こども電話相談室」に学ぶ当意即妙な回答のコツ

2007.09.27 THU



撮影/小野さやか
「人生って何ですか?」と聞かれたら、アナタはどう答える? これは、「全国こども電話相談室」(TBSラジオ)に寄せられた子どもからの質問なのだが、こんな無邪気なことを聞かれたら面食らうでしょ!? 

「全国こども電話相談室」は1964年の開始以来、40年以上も続くご長寿ラジオ番組。日本全国の子どもからの様々な質問に、各界の著名な先生3名が答えていく生放送番組だ。素朴すぎる難問が毎週寄せられるが、先生方は即座にわかりやすく答えていく。こんな神ワザを持っていれば、ビジネスシーンでも役に立つのでは!? ということで、早速収録現場を見学させていただき、先生方の当意即妙術を学ぶことにした。実際に生の現場を見ると、回答するのは本番まっ最中に寄せられた質問のみ。答える約30秒前にスタジオ内のモニターに初めて質問が映し出される。いったいどうすれば、焦らずに対応できるの!?

「まずは相手の年齢やどんな答えを求めているのかを探り、その子に通じる言葉で、わかりやすく説明するよう心がけています。『どんな質問がきても、うまくその場を切り抜ける』という感覚ではないんですね。正しい答えを言っても、理解されなければ意味がありませんし。以前4歳児に『空気鉄砲はなぜ飛ぶの?』と質問されたとき、原子レベルから説明したんです。当然わかってもらえるわけない(苦笑)」(回答者の空想科学研究所・柳田理科雄先生)

なるほど。でも子ども相手だと、質問の真意を探り当てるのにも苦労しそう…。

「『君はどう思う?』と、質問についてのその子の見解を聞いてみることから始めますね。そうすれば、『なんで道路の色は灰色なの?』のような漠然とした質問でも、なぜそんな疑問を抱いたのか、何について知りたいのかがわかってきます」(同氏)

あわてて答えるのではなく質問の背景にある真意を読み解くこと。それこそが当意即妙の真のコツと言えるかも。


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