“会って話し合う”だけなのにこの種類

「会議」「会談」「会合」「協議」政治ニュース用語の違いはナニ?

2007.11.08 THU



写真提供/AFP=時事
経済財政諮問“会議”、南北首脳“会談”、来年度税制改正に向けた“会合”、6カ国“協議”。ニュースで目にするこれら用語は、どれも「会って話し合うこと」ですが、正確な意味や使い分け方があるのをご存じですか?

放送に関する表現や言葉を研究するNHK放送文化研究所に聞いてみました。

「明確なのは『会談』ですね。これは公的な立場、国や組織の代表同士が会って話し合うことです。大統領と総理の“会談”といいますね」(用語班の田中浩史副部長)

1対1がイメージの会談ですが、首脳会談に外相や蔵相を加える場合もあるとか。

「ただしサミットやAPECは、それぞれ主要国首脳“会議”、アジア太平洋経済協力“会議”と訳されています。確かに『会議』は、大人数が集まって予定された項目について話し合うことなので、首脳が何人かで話し合う時は、『会議』を使ってもいい」

我々にも身近な『会議』は、たいてい議事を進行する「議長」がいるのも特徴だとか。

「会談と会議の2つを含む大きな概念が『会合』です。これはあらかじめ時間を決めて集まって話し合うこと。『会』は2つ以上の人やモノが対面して相手を認めること。『合』は2つ以上の人やモノが集まって1つにまとまっていく意味があります」

和気あいあいとした雰囲気がありますね。

「そうなんです。一方『協議』というのは、意見の食い違いが起こっている事柄について、関係者や当事者が集まって問題の解決を図る、協調的な話し合いのことです。6カ国協議や会社同士の合併協議、離婚協議など、それぞれ主張が違いますから」

言葉によって、その集まりが持つ意味の大きさまで変わってくるんですね。

「だからR25読者のみなさんも、自分がどの集まりに呼ばれたか――ただの『会合』か、社長『会談』の同伴か、他社との『協議』か――を知ることが、出世の近道になるかもしれませんね」

男女の出会う“コン”のつく会合ばかりやってる場合じゃないか。


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