僕らにも“新発見”はできる?

地球上に前人未踏の地はあとどのくらい残されているのか

2007.11.29 THU

何の変化もない毎日。今すぐ会社を飛び出して、ちょっと冒険してみたい! まだ人が踏み入ったことのない“前人未踏”の地域なんかに行くことができたらすごいですよね。でも、地球上にはまだそんな地域が残されてるの? 冒険家の九里徳泰さんに聞いてみました。

「まず思いつくのは南極ですね。南極はかなり広大な大陸で、地理的にも到達が難しい箇所がいくつもあるんです。あとはチベット高原とタクラマカン砂漠の間に位置する崑崙山脈にも、未踏の地域がたくさん残っています。その一帯は非常に険しいですからね」(その他は表を参照)

意外とありますね。やっぱり前人未踏の地に挑むのはロマンを求めてですか?

「もちろん、そういう人もいますが、全人類にとっても価値があることなんです。例えば調査隊が南極の到達不能極で上空の空気や地下の氷を調べれば、地球温暖化についてのさらに詳しい基礎データを採取できるし、未開の地には膨大な資源が眠っていたりすることも。冒険家と科学者と金儲けをしたい人っていうのは、いつも行く所が交錯するんです」

なるほど。お宝が眠っている可能性もあるってことなんですね。早稲田大学探検部の皆さんも質問に答えてくれました。

「世界には発見されてない洞窟もたくさんあるんですよ。アメリカにある世界最長の鍾乳洞、マンモスケイブにも、未調査の部分は残っていて、新しいルートが見つかるたびに距離の記録が伸びているんです。入り口が発見されていない洞窟もありますからね」

ほかにも現地の住民が聖地として立ち入りを禁止している地域や、政治的理由などで入ることができない場所もあるんだとか。でもやっぱりいきなり前人未踏の地を目指すのは難しいかも…って人はどうしたら?

「前人未踏ということは、生態系にも未知の可能性が。部員の中にはUMA(未確認生物)を真面目に探しに行く人もいるんですよ」

まだまだ地球にはたくさんのロマンが残ってるんですね。


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