「苦手で…」なんてもう言えない!?

いざという時にひるまない世界の“HUG”マナー入門

2008.01.10 THU

「一緒にハグしませんか?」。「Free Hugs」と書かれたボードを持ち、通りすがりの人たちとハグする運動が世界的に盛りあがっているという。オーストラリア発祥のこの運動、“愛の輪を広げよう”というピースフルなネットでの呼びかけがきっかけとなり、ここ日本でもプチブレイク中らしい。なるほど休日の新宿や原宿を訪ねてみると、数人の若者が「Free Hugs」のボードを掲げている。

“軽く抱擁する”という意味をもつハグは、欧米では一般的なあいさつ。でも、日本人のボクらには正直なところ、お恥ずかしくてマネできません! しかし、ハグは望まずとも向こうからやってくる。例えば会社の上司に友人として紹介された異国の人がハグしてきたら!? …そんな緊急事態に備えるべく、非言語コミュニケーションに詳しい神戸大学国際文化学部・宇津木成介教授にハグのイロハを聞いてきました。

「ハグは対人距離ゼロの行為ですから、親しさの表現としては相当に強力です。ゆえにハグ初心者の日本人でも、相手の行為に対して、棒立ちや後ずさりすることは厳禁。ハグをされたら、遠慮せずに相手と同じ動作や表現方法で付き合ってあげてください。そうすればまず間違いなく、相手に不快な印象を与えることはないと思います」

ハグは人同士の距離をグッと縮める行為。ゆえに成果をともに祝う、別れを惜しむなど、心と心のつながりを体で表現するコミュニケーションというわけ。ちなみに先生、そのほかに気をつけることって?

「地位の上下がある場合、上位者から、また男女間では女性からハグをするのがスマートとされています。ただし、日本在住の外国人であれば我々の国民性を知っているはずなので、日本人自らがハグをしにいく必要はないでしょう。逆に、何かあった? と驚かれてしまうと思います(笑)」

ビジネスシーンでも国際化が進む昨今。いつ何時、ハグをする場面が訪れるか分かりません。まずは「Free Hugs」で予行演習してみましょうか!


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