電気代1円窃盗で逮捕のニュースも!

電源が切れたら…どうする!?ケータイ充電最新事情

2007.10.26 FRI


電動バイク、電動自転車などにも対応するパワースポット端末。環境への貢献度も高い 写真提供/ハートアイプロジェクト
ケータイの電池が切れそう!――そんなピンチな局面、喫茶店や居酒屋などで、手近なコンセントをこっそり拝借…実はこれ、立派な窃盗罪だ。つい先日も、コンビニで勝手にコンセントを使い、「約1円分」の電気を盗んだ容疑で少年2人が書類送検されたばかり。「盗電」と呼ばれるこの手の犯罪は、ケータイの普及と比例して増えている印象が強い。

では、仕事中や待ち合わせ直前に充電が切れたとき、街中ではどのような対処法があるだろう。屋外活動の多い、地方紙記者に聞いてみると、次のようなコメントが。

「コンビニなどで売ってる簡易充電機を利用する人は多いですが、電力が心もとないし、何より一時しのぎのために1000~2000円も使うのはもったいないですよね。街中に存在する充電スポットとしては、漫画喫茶とカラオケボックスが2大メジャー。最近はコイン式充電器を設置するデパートやファーストフード店も増えているので、覗いてみる価値はあるでしょう。それから各キャリアのショップでも充電してくれます」

とはいえ、いざピンチに見舞われたとき、都合よくそれらのスポットに出会える保証はないし、悠長にマン喫にこもっていられる状況ともかぎらない。世の中にこれだけ携帯電話やノートパソコンが普及しているのに、“充電インフラ”の整備はまだまだ遅れ気味…との印象は強い。

そんななか、充電インフラを拡充させる「パワースポット事業」に取り組んでいるのが、ハートアイプロジェクトの小泉俊明氏だ。

「携帯電話やノートパソコン、デジカメ、携帯音楽プレーヤーなど、電気を消費する機械類すべてが屋外で充電できれば便利だろうなと考え、2005年にマルチ対応充電器を開発しました。携帯電話やUSB機器、100V使用機器などに対応したもので、将来的には全国千ヶ所以上に配置するのが目標です」(小泉氏)

公衆電話や自動販売機のように、街中のあちこちに充電スポットが設置されるなら、これほど心強いことはない。

さらに先月には、村田製作所とセイコーエプソンが、「ワイヤレス急速充電システム」の共同開発に乗り出すことが発表された。こちらはその名のとおり、接続ケーブルを使わずに電力を伝送するという、なかなか未来的な充電機だ。おまけに充電時間を大幅に短縮し、たった10~15分でケータイが満タンになるという。両社では実用化のめどを「3年以内」としている。

「公衆無線LANなどと比べると、充電スポットの整備は遅れ気味のように感じる」(前出の記者)という不便も、もうしばらくの辛抱かも!?

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