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温泉街には必ずある!?“秘宝館”の謎に迫る!

2008.09.19 FRI


熱海秘宝館の建物。熱海ロープウェイを登った先が入り口です。来年で30周年を迎えるけど、アキバ系のフィギュアを飾るなど、内装や展示物は進化し続けてます
旅行先の温泉街などでたまに見かけるけど、秘宝館って一体どんな場所なんだろう? なんだか昭和ちっくなエロスの匂いを感じますよね。聞くところによると性風俗の博物館としておなじみの場所、だとか。どうしてそんな怪しげなものが生まれたの? 秘宝館事情に詳しい、ライターの舟橋蔵人さんに聞いてみました。

「日本最初の秘宝館は1972年に建てられた、三重県の元祖国際秘宝館(現在は廃館)です。そこの館長が、自分の趣味で集めた珍品コレクションを観光客に見てもらえるよう、ドライブインに展示施設を作ったのが始まりなんです。当時はエロ本やAVなんてなかったから、多くの人が興味をそそられたんですね。そこが大盛況だったので、各地に広まっていきました」

70年代が最盛期だったという秘宝館だけど、最近はどんな様子なのでしょうか。未体験の筆者は気になって仕方ないので、実際に熱海秘宝館に行ってきました! 案内してくれたのは館長の大庭健之介さん。四十八手フィギュア、性行為の映像、クジラの性器などが並んでいました。眺めていると、若いカップルや20代前半の女子4人組とすれ違う。若い人も来てるんだ。

「若いリピーターの方も多いですよ。私たちは秘宝館をただの見せ物小屋じゃなくて、セックスを学ぶ場所だと考えています。最近はDVDやネットで簡単に知ることができるけど、手や肩に触れて肌の温かみを感じながらこの秘宝館を回り、セックスについて理解してほしい。そんな願いが若い方に伝わってるんじゃないでしょうか」(大庭館長)

秘宝館は、意外と崇高な目的で営まれているんですね。館長から秘宝館について聞いていると、近くにいたカップルの男性が、蝋人形を指して「こういうの、別府の秘宝館にもなかった?」と言う声が耳に。え? 同じようなものが他の秘宝館にもあるの?

「全国にある秘宝館は大きく2つに分けられていたんです。ここや別府秘宝館などはユーモアに満ちた陽をコンセプトにしていて、展示物は同じ造形会社で作られたんですね。もう一つのタイプは病理標本やSMちっくなものなど、陰の要素の強いものが中心です。ただ、陰の秘宝館は今ではもう残っていないのですが」(大庭館長)

知れば知るほど、奥が深い秘宝館。恋人と旅行にいくときに立ち寄れば、ふたりの夜もアツくなるに違いない!?

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