新茶の季節がいよいよ到来!

新茶、番茶、ほうじ茶、煎茶…お茶の違いのわかる男になる!

2009.05.14 THU


「夏も近づく八十八夜~♪」ということで、新茶の季節がやってまいりました。ところで、新茶や番茶、煎茶やほうじ茶って、どこがどう違うんでしょうか? そんな疑問を解決すべく、お茶の本場・静岡県は川根本町のつちや農園さんを訪ねました。このつちや農園さん、平成20年度の全国茶品評会普通煎茶部門で農林水産大臣賞を受賞しているお茶農家さんです(受賞茶葉のお値段はなんと1kg・30万円!)。

「新茶は、初夏に採れる新芽のお茶ですね。一番茶ともいいます。一方、番茶はそれほど上等ではない硬いお茶っ葉を指します。夏以降の三番茶や四番茶を番茶ということもあれば、うちの農園のように、新茶と二番茶の間に深めに刈り取った茶葉を番茶として販売しているところもありますよ」(つちや農園の土屋裕子さん)

じゃあ、煎茶や深蒸し茶の違いって?

「柔らかい葉を使って短時間で蒸す製法を煎茶(普通煎茶)、じっくり蒸したものを深蒸し茶と呼びます。煎茶は上級品ほどうまみや香りが強く、深蒸し茶は渋みが少なくマイルドな味わいになるのが特徴です」(同)

つまり、新茶や番茶は摘む時期による名称、煎茶や深蒸し茶は製法ってことなんですね。ただし、茶色くほうじた「ほうじ茶」を「番茶」と呼んでいる地域もあるとか。これは番茶をほうじ茶にすることが多かったため、呼び方を混同したのだそう。「番茶」と聞いて茶色いお茶をイメージする人と緑色のお茶をイメージする人に分かれるのはそのためなんですね。

番茶にこだわる吉祥寺の日本茶カフェ「おちゃらか」オーナーのステファン・ダントンさんによれば、「番茶は、テーブルワインみたいなもの。もみ方や蒸し方によってそれぞれフレーバーも魅力も違う。番茶にもっと注目してくれるとうれしいね」とのこと。フランス人に日本茶について講釈されるのは、ちょっとした敗北感でしたが、お茶の違いを語れる男はやっぱりカッコいい。今度弟子入りさせてください!


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