世界最高峰、一生に一度は登ってみたい!?

準備はどれくらい? 費用は?もしもの「エベレスト」登山ガイド

2009.05.28 THU



写真提供/時事通信社
1953年の初登頂以来、すでに1000人以上の登頂者がいるエベレスト(中国名:チョモランマ)。登頂者には、75歳で登った日本人プロスキーヤーがいたり、義足で登った登山家がいたり、19回も登ったシェルパがいたり。そう考えると、世界最高峰といえども自分にも登れるんじゃないか、などと思ってしまうが、やはりそれは素人考えなのだろうか?

「そんなに甘いものじゃありません。初心者がエベレストを目指そうとするなら、まず、雪山に慣れるために国内で冬山を登る訓練が必要です。その後、海外の5000~6000m峰にチャレンジします。エベレストの場合、その高さが登り始めのベースキャンプですからね。続いてチョ・オユーやシシャパンマなどの比較的登りやすいエベレスト近隣の8000m峰に登ってヒマラヤの高所登山を経験し、やっとエベレストへ、という感じでしょうか。まずなによりも、経験を積んで高所に慣れておくことですね。高山病にかかると、最悪、死も免れませんから」(『ROCKSNOW』萩原浩司編集長)

やはり標高8848mは甘くはなかった。では、体力はどの程度必要?

「ノーマルルートにはロープも張ってあるうえ、ガイドが付き、酸素ボンベもあるので、フルマラソンを走りきれる程度の体力があれば大丈夫ですよ」(同)

ところで、費用はどれくらい?

「ネパール側のノーマルルートを登る場合、登山料だけでも1人あたり1万~2万5000ドルです。加えて、シェルパの雇用代金や食糧など諸々の準備費用が少なくとも50万円かかります。登山靴やアイゼン、ピッケル、シェラフなどの装備品は、いちから揃えるなら40万円はかかるでしょう。日本発の公募登山(ツアー登山)の場合、相場は飛行機代も含めて650万~800万円程度です」(同)

実は、エベレストの登山料は他の8000m峰と比べて、かなり割高なのだそうだ。体力だけじゃなく、金銭的なハードルも同じくらい高かった。はるかなりエベレスト。


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