めくるめく女子生態学

第7回 男も女もキラキラに惹かれる宿命?

2009.10.08 THU

めくるめく女子生態学

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僕が気になるのは、男性のかわいいと、
女性のかわいいとの間に生じる明らかな感覚の差です。

TVを見ていても、女性がいうかわいい女性が、
男にとってはどう見てもかわいくない(失礼ですが)、ということも多々。

キレイとかカッコイイではそんなに差が出ないのに、
どうしてかわいいだけに差が!?
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投稿者:サッカー青年さん(静岡県/25歳/男性)

おっと! 私も以前、男友達に「かわいいから!」と
自信満々で女友達を紹介したところ、
あとで「どこがだよ!!」というメールをもらった経験が。

別に、自分よりかわいくない女子を選んだワケじゃないんですよ?
本当に自信があっただけに、ビックリでした。

さて今回のテーマは、女子が好きなキラキラ光るもの。
特にデコについてです。

男子の皆さん、デコってわかりますか?
携帯電話やデジカメをスワロフスキーなんかで
キラキラに飾り立てる、アレのことです。
最近女子の間で人気なので、目にする機会もあると思いますが、
正直「良さがわからない」と感じる人も多いのでは?

というわけで、どんなポイントが女子をひきつけているのか、
まずは光り輝くものの魅力から調べてきましたよ!
街ゆく女子のカバンの中身を拝見! 原宿で出会った優菜さん(23歳)は、キラキラのフリスクケースを見せてくれました。ヘアメークさんという職業柄、自分でデコることもあるんだそう

キラキラアイテムが女子のテンションを上げる!?



宝石みたいに資産的な価値がなくても、女子はキラキラ光るアイテムが大好き。ここ数年、アクセサリーに限らず、携帯電話やiPodをスワロフスキーやカラフルなパーツでデコるのも、一般的になってきたようです。

でも、男子の皆さんからは「わざわざキラキラに飾る意味あるの?」という疑問の声も。確かに機能性とはまったく関係なく、ただ「好き!!」なんですよね。女子が男子に比べてキラキラを好むのには、何か理由があるんでしょうか?

「人間は生まれるときに胎内という闇の世界から光の世界に向かう経験をします。そのため、男か女かにかかわらず、人間は根源的に光り輝くものを求めるのです。ただし、生理や出産などで、ある種神秘的な体験をする女性の方が、無意識に自分は宇宙の一部であると感じるもの。宇宙の象徴である光や闇、色など色彩に対しての感覚も男性より鋭く、心理状態に合った色彩を取り入れる傾向にあります」

こう教えてくれたのは、日本色彩心理学研究所の研究員・高橋水木さん。なんとも神秘的なお話ですが、日本色彩心理学研究所は、色彩と人間の関係性を心理学的に研究する日本で唯一の機関だとか。では、キラキラを取り入れるのはどんな心理状態のとき?

「色彩心理学的に、光に一番近い特徴を持つのは黄色で、とても解放(開放)的な色でもあります。黄色に限らずオレンジや朱赤など明かりが強い色は、心理的に陽を表し、逆に青や紫など陰りの強い色は陰を表します。人間は陰陽、善悪も含めてバランスをとろうとする全体性を求める生物。今、精神的に陽の人は色彩で陰りの強いものを取り入れ、陰の人は明かりの強い色や光り輝くものを取り入れると考えられます」
渋谷でキャッチした桃子さん(25歳)は、スワロフスキーでキラキラにデコったイヤホンを愛用中。「キラキラアイテムは身につけるだけでテンションが上がる」んですって!
なんと、元気そうに見えるキラキラ好きの女子に、精神的に陰の可能性があったとは!! キラキラアイテムを身につけることで、テンションを上げているんですね。

「色に関していえば、子どもや若い人は赤・黄・青などの原色を好み、経験豊かになるほど黒に近い、混ざった色を楽しむ傾向にあります。心と色彩の関係は複雑で、社会的に男性の方が女性より光り輝くものを身につけにくい背景もあるので、一概には言えませんが」とのこと。

もともとは男子にもキラキラ好きの素養があるけど、光り輝くものや色の明暗など、色彩への感覚の違いや社会的な要素も関係してるってことですね。ファッション的にも男子の方がキラキラは身につけにくいですもんね。勉強になりました!

これからは、キラキラ好きの女子を見かけたら「どんなセンスだよ」とあきれるんじゃなく、「頑張ってテンション上げてるんだな」と好意的に見てあげてください。男子の皆さんも試しに身につけてみると、潜在的なキラキラ好きが目覚めるかもしれませんよ。
なんの変哲もないゴルフクラブが、デコチェンでラグジュアリーに大変身! こんなデザインなら、男子の皆さんも使ってみたいと思いませんか?

“デコ”の文化はボーダレス!?最新のデコ男子事情に迫る!



女子って、キラキラ&カラフルなアイテムが好きですよね。

携帯電話やデジカメ、iPodなど身近なアイテムをデコるのも、最近では珍しくなくなりました。でも、男子にはあまり浸透していないような。「デコってなによ?」という人も当然いるはず。というわけで、日本デコデニスト協会会長の平岡さつきさんにデコの定義を聞いてきました!

「携帯電話やデジカメ、雑貨などに、ラインストーンやシール、パーツでデコレーションするのがデコ。デコラティブにチェンジするということで、協会ではデコチェンと呼んでいます。一流のデコチェン技術を身につけたプロはデコデニストと呼ばれ、私がその第1号なんです。デコチェンの流行とともに全国に広がっています」

なるほど、デコチェンって呼び名があるんですね。デコファンの中心は、やっぱり女性?

「万人受けする文化ではないので、女性でも10代後半~20代の若い女性がほとんど。年齢が少し上になると、もともと宝飾品が好きなセレブが中心になります。でも、男性だってデコトラ(電飾やペイントで装飾した派手なトラックのこと)好きはいるし、ギャル男系のファッションならスワロフスキーにも抵抗はないはず。デコチェンが受け入れられないわけじゃなく、接していないだけだと思いますよ。実はメンズ専門のデコチェンブランドもプロデュースしているんです。数は少ないものの、デコチェンにハマっている男性はいるんです」
2009年1月、平岡さんがニューヨークで個展「Decochan from Japan」を開催した際に展示された「NYハローキティデコチェン×Satsuki Hiraoka」。7万7000個ものスワロフスキーが使われていて、お値段なんと800万円!!
それは驚き!! 男子はどんなアイテムをデコるんですか?

「iPodや携帯電話はもちろん、ゴルフクラブやフィギュア、車のエンブレム、ギアも人気です。デコチェンというと、女性が持つかわいいアイテムを想像しますが、黒やシルバーのパーツを中心にスカルや銃を描けば、かなりワイルドな仕上がりに。デコチェンは個性を主張するのにピッタリなので、ハマるのは目立つ業界にいる、自信家の男性に多い気がしますね。きっかけは女性からのプレゼント、というケースがほとんど。男性の方が凝り性なので、これからはデコデニストの男性も増えるかもしれませんよ」

確かに、デコる作業ってプラモデル製作なんかに近いかも!

キラキラアイテムを持つとテンションが上がるのは、男も女も関係なし!! 試しに、ライターなどの小物から取り入れてみてはいかが? ハマらずとも、女子ウケはいいかもしれませんよ。 キラキラ好きの根底には
「見て、持って、カワイイ!!」
だけじゃなく、生物としての根源的な欲求があったんですね。
そういえば夏の虫も電球に向かって飛ぶなぁ、
なんて連想したのは私だけでしょうか(苦笑)。

さて次回は、思春期の女子が大好きなジャニーズについて。
女子なら誰しも、一人はハマったジャニーズタレントがいるはず。
ちなみに私は、元SMAPの森且行さんに夢中でした。
森くーん!!

というわけで(?)、彼らのどんなポイントが女子を魅了するのか、
ガッチリ調べていきますよ。
次回の記事をお楽しみに!

ここで男子の皆さんにお願いです。
「女子の○○な行動は解せん!」
「こんな変な女子が周りにいる」
などなど、皆さまからの疑問やご意見をお待ちしています。
今後、ガシガシ解決していくので、どうぞお楽しみに。

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