出社へのマインドを深堀りしてみました

藤田晋「出社しない会社は落ちぶれる」という主張にビジパ63%は「そう思わない」。その意見を分析!

仕事

連載

ビジパの新常識 ~新R25総研~

連載へ

「ビジパの新常識 ~新R25総研~」では、ビジネスパーソンの知見が集まるアプリ「新R25ワイドショー」に寄せられたさまざまなトピックをまとめ、“もっとも現代的でもっともリアルなビジネスまわりの新常識”を発信していきます!

今回のテーマは、サイバーエージェントの藤田晋社長による「長期的には出社しない会社のほうが落ちぶれる」という主張。

理由は“いろんな人に会って話しているなかでアイデアが出て、仕事が動いていくと思う”とのことですが…。
コロナ禍によって働き方が大きく変化し、“テレワークのほうが効率がいい!”という意見も多く聞かれるようになった昨今。

「出社すべき」という意見はやや保守的なようにも思えますが、いったいどうなんでしょう? 新R25の調査によると…
出典

全184回答。新R25公式アカウントによるTwitter上での投票より

やや「落ちぶれると思わない」と答えた方が多いという結果に。

さらに、新R25ワイドショーに寄せられた回答を分析してみると「落ちぶれると思う」派、「落ちぶれると思わない」派それぞれの理由が浮き上がってきました。

今回は、「出社しない会社は落ちぶれる」という主張に対するそれぞれの意見をお届けします!

「落ちぶれる派」の意見① インプットやアイデアが減少する

この回答は表示できません
この回答は表示できません
まず目立っていたのは「インプットやアイデア減少により事業成長が遅れる」というもの。

藤田社長の主張にほぼ同意するものと言っていいでしょう。

思い返せば、普段の何気ない雑談がアイデアの源泉だったり、インプットにつながっていたと感じることもしばしば。

チャット内で雑談専用のチャンネルを設けるなど、テレワーク時も雑談しやすいような工夫をしている企業もあるそうですが、やはり“思わぬアイデア”不足になるのは否めないかも…?

「落ちぶれる派」の意見② コミュニケーション不足による意欲の低下

この回答は表示できません
この回答は表示できません
先ほどと同じくらい多かった意見がこちら。「コミュニケーション不足による業務意欲・帰属意識の低下」というもの。

アイデアが枯渇するだけではなく、メンバーの帰属意識やモチベーションまで下がってしまうという恐ろしい意見…。

いち社員としては“会社に帰属しているだけではない新しい自分”の割合が多くなるのは喜ばしいことでもあるのですが、難しいところです。

「落ちぶれない派」の意見① リモート環境も進化を遂げる

この回答は表示できません
この回答は表示できません
この回答は表示できません
反対に「落ちぶれない派」の理由の一つが“長期的に”という点にフォーカスしたもの。

近年、注目が高まってきているメタバースのバーチャル会議やワークスペースなど、リモートワークを劇的に進化させる技術の登場によって「出社しないから落ちぶれる」なんてことはなくなる…そんな未来が到来するのかもしれません

「落ちぶれない派」の意見② 順調に成長できている!

この回答は表示できません
現状ではまだまだ珍しいケースかもしれませんが、“リモート支持派”にとっては心強いこんなご意見も!

株式会社キャスターでは、2014年からフルリモート(!!)。リモートワークの運用ルールが整っていたり、導入経験があったりする企業からすれば、出社しないからといって事業成長できない…なんてことはないのかもしれません。

あなたはどう思う?「長期的には出社しない会社のほうが落ちぶれる」

ビジパたちから寄せられた声をまとめると、落ちぶれない派は

①リモート環境も進化を遂げる
②順調に成長できている

といった理由で、回答している人が多いようです。

テレワーク導入によって、通勤の必要がなくなったり、社員一人ひとりが働く場所を自由に決定できるようになるなどのメリットを感じる一方で、職種によっては不利益が生じることも。

今回の主張をあなたはどう思いますか? ご意見があれば、ぜひ下記のテーマに回答してみてください!
このテーマへの回答を見る

このテーマに回答する

〈文=ちゃんめい(ネゴト)(@meicojp24)/編集=天野俊吉(@amanop)〉