“新設したい派”の主張とは?
なぜまた「原発新設」の話が? 知っておきたい発電 コストや環境面の影響
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12月3日に、時事通信社が「経済産業省は、原発の新設や建て替えの必要性に関する議論に近く着手する」と報じた。
原発というと、東日本大震災時の事故から、安全性への危険を感じている人も多いはず。なぜまだ「原発を新設しよう」という話が出てくるんだろう…?
原発というと、東日本大震災時の事故から、安全性への危険を感じている人も多いはず。なぜまだ「原発を新設しよう」という話が出てくるんだろう…?
震災を経て2011年の民主党政権で「原発ゼロ目標」明記も、2014年には安倍政権が取り下げ
上の報道は、3年ごとに改定をおこなうことになっている「エネルギー基本計画」についてのもの。これは、ざっくり言えば“日本で使うエネルギーを、これからどうやって調達していくか”についての計画だ。
2010年時点では、「原発はコストパフォーマンスが良く安定供給もできる」ということで、安全などに配慮しつつ積極的に使っていこうとしていた。しかし、震災で“脱原発”を求める声が高まったため、2012年、当時の民主党・野田政権が、「2030年代の原発稼働ゼロ」を目指すエネルギー戦略を打ちだした。
ところが2014年、安倍政権が原発ゼロ目標を取り下げ
2010年時点では、「原発はコストパフォーマンスが良く安定供給もできる」ということで、安全などに配慮しつつ積極的に使っていこうとしていた。しかし、震災で“脱原発”を求める声が高まったため、2012年、当時の民主党・野田政権が、「2030年代の原発稼働ゼロ」を目指すエネルギー戦略を打ちだした。
ところが2014年、安倍政権が原発ゼロ目標を取り下げ