仕事、飲み会、イベント…この9人に聞きました

無下に断れない場合はどうする? 気がすすまない誘いに対する「うまい断り方」

仕事・ビジネス2018.09.05by 新R25編集部

イベントや飲み会の誘い、「人を紹介してほしい」…。

仕事でもプライベートでも、「気のすすまない誘い」を受けることはある

そんなとき、うまく断るのは至難の業。相手が自分より立場が上の場合などはなおさらだ。

今回は9人のビジネス賢人に「気のすすまない誘いが来たらどうするか?」という質問を投げかけてみた。

箕輪厚介「断らなくても、興味なさそうにすれば相手が察する」

【箕輪厚介(みのわ・こうすけ)】2010年双葉社に入社し、『ネオヒルズジャパン』与沢翼 創刊。2015年7月に幻冬舎に入社し、堀江貴文『多動力』、与沢翼『ネオヒルズジャパン』、藤井健太郎『悪意とこだわりの演出術』の3冊でアマゾン総合ランキング1位を獲得

✔︎箕輪厚介は気がすすまない誘いが来たらどうする?

箕輪厚介

箕輪厚介

「はい!」「なるほど!」とかそれっぽい返事だけして、一向に具体的な日時を出さなかったり、スタンプしか返さなくなったりして、次第に反応しなくする

断らなくても、明らかに興味なさそうにしてると相手が察する

金泉俊輔(NewsPicks編集長)「小さなウソをつかず、ファクトを使って断る」

【金泉俊輔(かないずみ・しゅんすけ)】『NewsPicks』編集長。立教大学経済学部卒業後、扶桑社に入社。『週刊SPA!』『日刊SPA!』編集長を務める。2018年4月、株式会社ニューズピックスに移籍し、現職

✔︎金泉俊輔は気がすすまない誘いが来たらどうする?

金泉俊輔

金泉俊輔

ウソをつかないことです

「予定がある」「体調が悪い」「連絡先を知らない」など、ウソをつくとどこかでバレてしまいますし、辻褄が合わなくなるものです。

過去に失踪した後輩や知人の共通点は「小さなウソ」を積み重ねることでした。断るときは、必ずファクトを使って断りましょう。コツとして、会社、上司、先輩を引き合いに出すのは有効です。そのために会社はあなたを雇用していて、上司は高い給料をもらっていると思ってください。大いに活用しましょう。

でも、「無下に断れない」依頼や誘いは、とりあえず受ける方向で、今までやってきたような気がします。最近はその数が増えてきたのか、ボケてきたのか、完全に失念することもあり…このコメント依頼も、締切を完全に忘れていました。担当の天野さん、本当にごめんなさい。

あと、「行けたら、行きます」と回答するときがあります。これはどう考えても悪い例ですね…。編集者を長くやっていると、締切や取材が最優先になり、「行けたら、行く」とあいまいに返事をする悪癖があります(その場合「行く」確率は3~4割。※自分総研調べ)。それから、「飲みに行きましょう」と言ったら実現しないとダメですね…なんか今回は反省ばかりです(笑)。

✔︎金泉俊輔の“難しい誘い”にまつわるエピソード

金泉俊輔

金泉俊輔

ヘアヌードブームのころ、「部屋ヌード」というダジャレを思いついちゃった講談社『ホットドック・プレス』の編集者がいて、フリーライターだった私は「自分の部屋でヌードになれる女の子を集めろ」と、無理難題を言われました。

脱げる子は見つかっても、自宅撮影OKな子はなかなか見つかりません。そこで、私の部屋を女子っぽく改装し、「部屋ヌード」を偽装したことがあります

鈴木涼美「断って気まずい思いをしないよう、別の提案をセットで」

【鈴木涼美(すずき・すずみ)】慶應義塾大学、東京大学大学院卒。AV女優、日経新聞記者を経て作家として活動。著書に『おじさんメモリアル』(扶桑社)、『オンナの値段 鈴木涼美のオンナの現代資本主義論』(講談社)など

✔︎鈴木涼美は気がすすまない誘いが来たらどうする?

鈴木涼美

鈴木涼美

今後も相手とは付き合っていきたいが、今回の誘いは断りたい、という状況であれば、
私は基本的に断るついでに、すでにセッティングされている飲み会やパーティーなどに相手を誘うか、別のスケジュール、別の企画で再提案することで、断って気まずい思いをしないようにしています。

誘いを断られるのは誰でもさびしいものだと思うので、「それでも私はあなたに会いたい」というメッセージにもなるし、気のすすまない企画をお茶に濁すことにもなります。

ただ、興味のない男性からの色っぽいお誘いは、ほとんど無視します。興味のない男に気を持たせて良いことはひとつもありません

✔︎鈴木涼美の“難しい誘い”にまつわるエピソード

鈴木涼美

鈴木涼美

私の場合によくあるのが、コメントをくれるスカウトマンや風俗嬢を紹介してくれ、といった依頼ですが、個人的に交流があるからこそ話してくれる彼らが、紹介したからといってマスコミの思うような話をしてくれるとは限りません

そういった事情を大真面目に説明しても、意地悪やケチで紹介しないと思われることがあるので、基本的にそういう依頼は「取材先は内緒でーす」とかわいく、無下に断ります。

御託を並べるよりも、言語道断で断るほうが、あまり食い下がられません

高木新平「ゲームとして楽しもうと思うと、気持ちが楽になる」

【高木新平(たかぎ・しんぺい)】コンテクストデザイナー、NEWPEACE代表。“20世紀をぶち壊す”をビジョンに掲げ、社会課題からストーリーを組み立てる新しい形のブランディングを実践。小泉進次郎委員会アドバイザーも務める

✔︎高木新平の“難しい誘い”にまつわるエピソード

高木新平

高木新平

僕は、ドレスコードの決まった格式高いパーティが苦手でした。普段、黒いアスレチックな服ばかりだし、型に自らハマることがなんか嫌で。

ただ、大人になると何かと式典が増えていくし、どうしたもんかと。そんなとき嫁から「そんなもんゲームとして楽しめよ」と男前のアドバイスをもらって一気に解放されました(笑)。

ゲームの世界だと捉えると、たとえば大御所の方々との交わりも、いかにクリアするかみたいな感覚になって、気持ちが楽になりますから

はあちゅう「合わない相手には、好かれることを諦める」

出典

撮影=長谷英史

【伊藤春香(はあちゅう)】ブロガー・作家。「ネット時代の新たな作家」をスローガンに読者と直接つながって言葉を届ける未来の作家の形を摸索中。著作に『半径5メートルの野望』『「自分」を仕事にする生き方』などがある。noteの月額課金制マガジン「月刊はあちゅう」も好評

✔︎はあちゅうは気がすすまない誘いが来たらどうする?

はあちゅう

はあちゅう

基本的には「付き合いの悪いやつ」キャラでいる

パーティーなどの大人数の場所がそもそも苦手だしお酒も飲まないので、その2点は、日々アピールしまくりながら生きて、パーティーと大勢のいる飲み会にそもそも「呼ぼう」なんて思われないようにする

相手が偉くて正直に断りづらい場合は「すみません、仕事が入っています!」と仕事のせいにしたうえで、うかつなことをSNSなどでつぶやかないようにカレンダーに「○○断った」と入れておく

でも、好きな人からの誘いは断らない。興味のないことにしつこく誘ってくる相手は相性が合わない相手なので、好かれることを諦めています。

佐野恭平(MTRL編集長)「無下に断る。相手の労力を考えない人とは距離を置く」

【佐野恭平(さの・きょうへい)】株式会社MTRL代表取締役。16歳からモデル活動を始め、雑誌や広告などで活躍後、一般企業に就職。働きながら大学院で経営学の知識を学ぶ。2015年5月にWebメディア『MTRL(マテリアル)』をローンチ

✔︎佐野恭平は気がすすまない誘いが来たらどうする?

佐野恭平

佐野恭平

基本的に無下に断ります

軽い気持ちで相手の労力など考えずにしれっと重いお願いごとをしてくる人っていますが、そういう人とは徐々に距離を置いていきたいと日々思っています

また、軽いノリで「この人紹介して!」も最近多いです。正直、お前に紹介しても何のメリットもありません。人を紹介するときは自分の評価にも関わるので細心の注意を払います。

佐野恭平

佐野恭平

断られるということは、依頼側に理由があることが多いと思うので(信用を得られていない・メリットがないなど)、断られたくらいで気分を害さないでいただきたい。

めちゃくちゃ脈アリだと思っていたのに告ったらフラれるなんてこともよくあることでしょう

でも、その際に気分を害して相手の悪口を言ってる人は、やっぱりモテない人なんだろうなって思います。

藤井大輔(R25創刊編集長)「誘われた意図と背景を考えれば乗り気になる」

【藤井大輔(ふじい・だいすけ)】大阪大学経済学部を卒業後、リクルート入社。『ゼクシィ』『ダ・ヴィンチ』などの雑誌編集に携わったのち、フリーマガジン『R25』を創刊。2005年4月~2008年3月まで編集長を務める。現在は富山で介護事業に携わる

✔︎藤井大輔は気がすすまない誘いが来たらどうする?

藤井大輔

藤井大輔

自分の気がすすまないなら、基本は「あいにく都合が悪く」とお伝えして断ります。

ただ僕を良く知っている方からのお誘いであれば、何かしらかの意図があるはずなので、その背景を考えていくと大抵のことは「それなら行こうかな」と乗り気になることが多いです。

「お誘いありがとうございます」「お気遣いありがとうございます」などの相手への感謝と敬意をお伝えすることは心がけています。

今後も同様の案件で誘ってもらいたくないときは「私ではお役に立てないと思います」「私ではちょっと重たい案件でして」などのひと言を添えれば、ほとんどのお誘いは止まります。

✔︎藤井大輔の“難しい誘い”にまつわるエピソード

藤井大輔

藤井大輔

人の紹介は相手との信頼関係がかなり強くないと、お引き受けしないことにしています。

一度名刺交換した程度の相手から、知り合いのデザイナーさんを紹介してほしいというので、本人の許可をいただきつつご紹介したら、結果ノーギャラの仕事。

藤井さんの紹介だから引き受けたんだけど」と言われ、とても申し訳なく思った経験からです。

ゆうこす「断った申し訳なさを、3倍にしてお返しする」

出典

撮影=森カズシゲ

【菅本裕子(ゆうこす)】2011年7月にHKT48に加入後、2012年8月にグループから卒業。2015年に「ミスiD 2016」準グランプリを受賞。現在はモテるために生きてる「モテクリエイター」として、InstagramやYouTubeで紹介した商品が完売するなど、20代女性を中心にカリスマ的人気を誇る

✔︎ゆうこすは気がすすまない誘いが来たらどうする?

ゆうこす

ゆうこす

「スケジュール確認します!」からの、2分後くらいに「申し訳ございません…」で、“行きたいという意思”を伝える。そのあと必ず「また誘ってください!」と前向きな締め方をします!

良い関係でいたい相手なら、「“1”断ったなら、かわりに“3”お返しします」って意識でいます

仕事でのお返しでもいいし、食事でも、いつもより話しかけてみるぐらいのちょっとしたことでもいいので。

えとみほ「フェイスブックで繋がりすぎると、断りづらい依頼が増える」

【江藤美帆(えとみほ)】Jリーグ栃木SCマーケティング戦略部長。スナップマート創業者(現顧問)。高収入リモートワーク求人サイト「コデアル」アンバサダー

✔︎えとみほは気がすすまない誘いが来たらどうする?

えとみほ

えとみほ

そもそも断るのが超苦手なので、交友関係そのものを広げすぎないようにしています

肝は「フェイスブック」ですね。フェイスブックでいろんな人と繋がりすぎると、本当に断りづらい依頼が増えます

自分の名前を検索にヒットさせないように設定して、友達申請自体をできなくするとだいぶ過ごしやすくなりますよ。繋がりたい人とは、会った時にその場で申請すればいいですからね。

えとみほ

えとみほ

あとは「ごまかさない」こと。ダメな理由は、極力正直に言う

でないと、相手は「ダメな理由」をなくせばうまくいくと思って、あれこれ知恵を絞ってくるじゃないですか。

その場しのぎのウソはどこかでバレます。「仕事の都合で」って言ってたのにSNS見たら別の飲み会に行ってたとか、「誰とも付き合いたくない」って言ってたのにすぐ別の人と結婚したとか、“あるある”じゃないですか?

そっちのほうが信用は失いますよね。

ふだん忙しいビジネス賢人たちでも、絶妙に相手の感情や関係性に配慮した対応をしているのは意外だった。ただ、やはりウソをつくのは避けたほうがよさそうだ。

自分が次に「気がすすまない誘い」を受けたらどうするか? 周囲との人付き合いについて、考えるきっかけにしてほしい!

〈構成=天野俊吉 新R25編集部(@amanop)〉

    いいなと思ったらシェア!

20代ビジネスマンのバイブル

ライター・コラムニスト募集中!

商品や企業の魅力をPRしませんか?

App Storeからダウンロード
Google Playで手に入れよう
新R25アプリも登場