

「質が高い」だけじゃ売れない時代
“秘密にする人”が一番ダメ。お金を稼げる「キャラクター」と「ドラマ」の作り方
新R25編集部
瀬戸内海の今治市大島で開催され、ど平日の開催だったにも関わらず大盛況となったイベント『「はあちゅうVSイケハヤ」~これからのお金の稼ぎ方~』。
ネットでお金を稼ぐ2人のインフルエンサーの対談のなかで出てきたのは、人を魅了する「ドラマの作り方」でした。
さっさと作って失敗しろ。稼ぐには「ハズレをどれだけ生み出すか」が重要

イケハヤさん
「お金の話」ということで、僕の主な収益はアフィリエイトです。
今年の事業計画は6500万円なんですけど、そのうちの6割がアフィリエイトで、残りはnoteなどのコンテンツ販売、アドセンスやVoicyの広告などです。
はあちゅうさんは?

はあちゅうさん
私はブログもあるし、本の印税やオンラインサロンなどもありますが、トータルで自分がいくら稼いでいるのかはあまり把握していないですね…
ただ、やりたいことをみんなに伝えるために、お金っていうのはすごく説得力があるものだと思っています。
「好きなことで稼げるよ!」と言っても私の年収が300万円だったら無理しているみたいじゃないですか。でも1億円だったら、なりたいなって思ってもらえる。
そういう説得力を持てるだけの年収は保ちつづけたいですね。

イケハヤさん
ブログやTwitterなんて今更やったって、と思う人って結構多いですけど、やっぱり今の時代はすごくいい時代なんですよね。
遅いとか早いとか関係なく、やる奴は勝手に目立つし、後発でも稼いでる人なんてたくさんいる。

イケハヤさん
結局、やってみないとわからないですよ。
僕やはあちゅうさんはずっと作って出しつづけているんです。膨大なハズレがあるなかで、たまにアタリがあって、そのうちに感覚が研ぎ澄まされ、レベルも上がって今こうなっているだけなので。
そこはみんなフラットだと思っています。ひたすら作って、ハズレをどれだけ生み出すかどうかって話。だから、さっさと作って失敗しろって思いますね。
やりたいことがわからないのは「探している自分に酔って、動いていないから」

はあちゅうさん
あと多く来るのは、何かやるときに独立してやるべきなのか、副業でやるべきなのか、って質問ですよね。

イケハヤさん
別に死にはしないから、やりたいことがあるなら会社辞めれば?と思いますけどね。僕は大学受験のときに学校行くのが馬鹿らしい、と思って家で勉強して行きたい大学に受かったんですよね。
でも、他の浪人している仲間たちを見ると、律儀に学校行ってるんですよ。それで、勉強時間を聞くと僕の半分くらいなんです。やっぱりやりたいことにはある程度リソースを割く必要がある。

イケハヤさん
副業で片手間でやろうとしているのはそれだけで難しさが上がるっていうのをよく理解した方が良いし、大抵うまくいかないですね。
僕からすると「やりたいことがあるんですけど副業で」とかいう気持ちもわかるんですけど、そのままじゃうまくいかないのは何となくわかってるんじゃないの?さっさと会社辞めて本気でやってみれば?って思います。

はあちゅうさん
私は慎重派なので、固定収入が継続的にある状態を作ってからじゃないと会社員を辞めませんでしたね。そこに至るまでに週末作家を何年もやっていたので、フリーランスになってもある程度基盤はありました。

はあちゅうさん
NewsPicksの金泉さんが「午前中に会社を辞めても、午後にフリーで仕事もらえるのが最強のサラリーマンだ」と言っていたけどまさにそれで、ほとんどの人は会社員をしながら会社のブランドを使って仕事をしてるんですよ。
だから、そういう人がいきなり会社を辞めたからと言ってすぐに仕事が見つかったり、やりたいことに没頭することはできないんですよね。
会社員のうちからやりつづけてる人は信頼もあるし、「これがやりたいこと!」っていうのが心に決まっています。

はあちゅうさん
そういう状態なら辞めたらいいと思うんですけど、わからないまま辞めると焦って変なことをして事故る可能性が高いです。
周囲に迷惑をかけて信用毀損をするとリカバリーが難しいですし、そういう人は会社員をしながら何かをやるのがオススメです。

イケハヤさん
僕も辞めろって言うとすごい勘違いをされるんですけど、「やりたいことが決まってるんだったら辞めろ」って言ってるだけなんですけどね。

はあちゅうさん
ただ、やりたいことを見つける期間は誰にとっても必要なので、会社員で嫌な仕事をしていたとしても、それをやりながら、方向性を調整していってもいいと思うんですよね。

イケハヤさん
やりたいことがわからない非常に大きな理由として、そもそも、何もやってないからやりたいことがわからないんですよ!
やってみないとやりたいことなんてわからないですよ。僕だって最近だよわかったの(笑)。

はあちゅうさん
会社員の人が多いセミナーに行くと、「やりたいことがわからなくって〜」というふんわりした質問を受けるんですけど、そんなことを言うほどあなたは何かをやってきたのか?と思います。

はあちゅうさん
あとは嫌な経験をたくさんすると、やりたいことやなりたい道が早く見つかるんですよね。「この会社にいたくない!」「こういう働き方がしたくない!」みたいな。
そういうことがあると、じゃあこうした方がいいかも、ということが見えてきますね。

イケハヤさん
嫌なことを経験するとやりたいことがわかりますよね。

はあちゅうさん
ぬるま湯に浸かったまま思考停止してるのが一番よくなくて、やりたいことを探してる風で落ち着いちゃう人は多いと思うんですよね。探してる自分が好きなんですよ、そういう人は。

イケハヤさん
厳しい(笑)。

はあちゅうさん
探してるっていう振りは別にしなくていいんですよ。何なら探さなくてもいいんです。
ただ、ちょっとでもくすぶってるのであれば、もっといろんなところに行って、いろんな人の話聞いて、自分を探したりとか、理想を作っていく期間は必要だなって思います。
みんな暇だから、モノやサービスに「ストーリー」を求めている

はあちゅうさん
今はみんな暇になってきているから、ストーリー消費の時代になっているなと感じます。
実用品や急遽今すぐ欲しいもの以外だと、どんなストーリーがあって、誰が使っているかってことがみんなにとって大事なんですよ。
何の変哲もないお洋服でも、誰々ちゃんが着ていたとか、ドラマの中で使われていたとか、みんなそういうストーリーで買ったりするんですよね。

イケハヤさん
なるほど。それはあるかもしれませんね。

はあちゅうさん
みんなすごく忙しぶっているんですけど、実は家事をする時間や移動時間はどんどん短くなって来ているんですよ。
でも、気付けばスマホをいじっている時間は長くなっていって、そのなかでみんな何をしているかと言えば、情報摂取。
そのときに、どんなストーリーがあるかっていうのをみんな見ているので、ストーリー編集能力と、ストーリーをつけてプロダクトを売るっていうことが今後流行っていくと思います。

イケハヤさん
面白いな。はあちゅうさんと話してると頭が賢くなっていく(笑)。

はあちゅうさん
例えば、ビワの葉みたいな普通にちぎってタダで手に入るものでも、「イケハヤさんの奥さんがビワのエキスを塗ったらすぐ傷が治った!」みたいなストーリーを共有すれば、みんな「イケハヤさんのところから買いたい!」と思ってお金を払って買うと思うんですよね。
そこにどういう意味合いをつけるかが大事なんだと思います。
魅力的なキャラクターを作るために必要なものは「ドラマ」

イケハヤさん
僕は、ストーリーにプラスでこれから消費されやすいのはキャラクターだと思っています。多分イケハヤというキャラクターのもと生み出した商品だったら、キャラクター自体がストーリーを内在化してますよね。
どんなストーリーがそこにあるかというよりは、イケハヤが生み出した商品だから買ってくれる。

イケハヤさん
ストーリー消費ってもっとキャラクターを出しにくい企業やブランドが使っているものですけど、例えば僕らのような個人とか小さいブランドになってくると、もうキャラクターでモノが売れるような感じがします。
じゃあそこで何をやるべきかって考えると、いいものを作って売るのはもちろん、結局魅力的なキャラクターを自分がどれだけ作れるかっていう勝負なのかなと。
魅力的なキャラクターって何ですかね?

はあちゅうさん
魅力的なキャラクターに必要なのはドラマだと思いますね。
例えば、幻冬舎の箕輪さんはツイッターを始めたばっかりのころは本当にフォロワー数が少なかったのに、今は5万人くらいまでフォロワーが増えて、箕輪編集室もすごくうまくいってる。
彼は、人生でドラマを作るのが上手いんですよ。

イケハヤさん
ああ、わかります。

はあちゅうさん
最近も水道橋博士と言い合いになって「HATASHIAIって格闘技で決着つけてましたけど。あれって身内の喧嘩じゃないですか。それがAbemaTVで配信されて、なんかよくわからないけどドラマができてるんですよ。
もし、ツイッターで相手にしなかったら喧嘩にもならなくておわっているようなものを、盛大にプロデュースして、その過程と決着をみんなに見せ、そこにみんなが感動する。

はあちゅうさん
そういう目の前で起きているっていう臨場感と同じ時代に生きているリアルタイム感含め、キャラクターっていうのはドラマによってできるんだなって思いました。
この一件で、箕輪さんっていうキャラクターがまた一段と大きくなった気がするんですよね。
別の例だと、キンコンの西野さんも炎上の度にオンラインサロンのメンバー数が増えるらしいです。やっぱり、ドラマがあるところに人は注目し、心が動かされるっていうのがあるんだと思いますね。

イケハヤさん
ドラマ的なものとキャラクターメイキング的なものって、補完関係にありますよね。
魅力的なキャラクターがないとドラマは盛り上がらないし、ドラマがないとそもそもキャラクターも強くなっていかない。

はあちゅうさん
ドラマを作るのって結構体力がいるなぁと思っていて。
意図的じゃないですけど、炎上にしてもそれなりのダメージを負ったりとか、周りを巻きこんだりして、それにどこまで耐えうるかみたいなことがあると思いますね。
でも、1番は自分の人生がドラマですからね。インフルエンサーみたいに自分を仕事にする生き方をしていると、自分の人生それ自体がドラマになっていく。
だから、起こったこと一つひとつが普通よりも楽しめるというか、元が取れる感はあるので、この生き方はそこが楽しいなって思います。

イケハヤさん
何をやってもちゃんとコンテンツになるし、どうせだったら面白く生きてやろうって気分にはなりますよね。
落差があるほうがドラマになる。「秘密にする人」が一番ダメ

はあちゅうさん
ドラマといえば、仮想通貨の大暴落がが起きた時、周りはすごい盛り上がってましたね。「イケハヤさんが大変だ!」って(笑)。イケハヤさんが飄々としてたのも印象的でした。

イケハヤさん
ネタとして利用しなきゃなって(笑)。「破産します!」と。

はあちゅうさん
でも破産したにしても、10億を利益で出しました、にしても、イケハヤさんはどっちも面白いと思うんです。そういう失敗も成功もどっちも楽しいし、応援できるっていうのは一番強いキャラクターですよね。
成功しか許されない、かわいそうっていう同情でしか人が動かない、という風になっちゃうとそこから自分が抜け出せなくなるんですよ。
だから、アップダウン両方あるっていうのは今の時代の主人公になるのに大事なことだと思います。

はあちゅうさん
例えば、堀江さんとかはインフルエンサーの最前線で一番長くやっていると思うんですけど、堀江さんの人生を見ていると、逮捕されて刑務所に入ったり、でもそこからオンラインサロンで月商1000万以上出したり、すごく緩急がついていますよね。
そういうマイナスもある人がプラスに行くとすごく振り幅の大きいドラマができて、そこに人が魅了されるんだろうなって思います。キンコン西野さんも「3億借金します!」と言って大炎上したし(笑)。

イケハヤさん
それが正攻法なんでしょうね。今の時代のキャラクターメイキングの中で、キャラクターって絶対に落差がある。
漫画でも、敵にボコボコにやられたり、修行がうまくいかなかったり、落ちる瞬間があって、そこから登っていくっていう。

はあちゅうさん
そう。だから、変なところを秘密にする人が一番よくないってすごく思っています。
人が引いちゃうことをさらっと喋れちゃう人が面白いし、魅力あるなって思うし、人は応援しようと思うのに。
なんかすごくもったいぶっちゃったり、核心の部分だけ「これは言えないんだよね」みたいな人はもったいないですね。

イケハヤさん
例えば、そこにいるしゅうへい氏は28歳でマルチにハマって借金背負って現在島で暮らしているんですけど、そういうことって意外と公表しても誰もマイナスに捉えないんですよね。

はあちゅうさん
逆にそれが良いフィルタリングになっているんじゃないですかね。いいコンテンツじゃんって思うか、引くか、すごく両極端だと思います。
でも、今の時代は面白がってくれるって思ってます。

イケハヤさん
この中にいる人の中には、人に言えない秘密ってあると思うんですけど。結構言っちゃっていいんですよ!!
僕はしゅうへい氏の話を聞いて、「おもろいやん、お前」って言いましたもん(笑)。
そうやってちゃんと言える魅力的なキャラクターはどこへ行っても生きていける。そういうもんだと思いますよ。

【動画1時間40分】はあちゅうイケハヤ対談!〜これからのお金の稼ぎ方〜|note
発売3日で200部突破!!無料ゾーンだけでも勉強になると評判でございます!
発売3日で200部突破! 対談のフル動画を見たい人はこちら(有料記事)
〈構成・文=いしかわゆき(@milkprincess17)〉

ビジネスパーソンインタビュー

「今まで世にないもの」と担当者が自信。前年比235%の快進撃「-196〈イチキューロク〉無糖」は何がそんなにスゴい?
新R25編集部
Sponsored

「この先、何を武器にすればいい?」Z世代が悩む"老いへの恐怖"をYouTuber和尚に相談してきた
新R25編集部

“ニュースに批判の声を上げる”って意味ある? 石田健さんに聞いたら「正義は人それぞれ、ではない」と諭された
新R25編集部

「20代前半は自分の頭で考えるな」就活の建前にモヤるZ世代がけんすうさんに相談したら、キャリアに関する大きな勘違いが発覚
新R25編集部

超個性的ドキュメンタリーを撮り続ける上出遼平さんに「自分の生き様を体現する仕事の仕方」を相談した
新R25編集部

「食べログは点数を見ちゃダメで…」渡部建が教える"お店選び"のすべて【飲み会・会食・ケース別】
新R25編集部