特におすすめしたい腕時計を5本、厳選

【ビジネスマンの腕時計選び】専門家が教える8つのポイントと、5万円以下のおすすめブランド

ライフスタイルby 新R25編集部

みなさんは腕時計をしていますか?

「時間を確認するだけならスマホで充分でしょ」と思う人もいるかもしれませんが、腕時計はビジネスマンのファッションアイテムとしても欠かせません。

ひとつくらいちゃんとした時計を持っていたいけど、あんまりお金もかけたくない…。

そんなわがままに応えるため、腕時計専門雑誌『POWER Watch』で編集をされている佐藤杏輔さんに相談することに。腕時計を選ぶときに気をつけるべきポイントと、ビジネスシーンに相性のいい、5万円以下のメンズ腕時計を教えてもらいました!

【佐藤杏輔(さとう・きょうすけ)】時計専門誌『POWER Watch』の副編集長。現行モデルからアンティーク、リーズナブルなものから超高額モデルに至るまで、多彩な時計を紹介。欲しい腕時計が見つかるバイヤーズガイドとして、17年以上の歴史を誇る。ほか、業界発のカジュアルウオッチ専門誌『TIMEGear(タイムギア)』や業界唯一のアンティークウオッチ専門誌『LowBEAT(ロービート)』の編集も手がける。

腕時計選びのポイント1:自分が「かっこいい」と思う時計が一番

川西

川西

早速ですが、初心者が腕時計を買う際に損しないよう意識すべきポイントを教えてください!
佐藤さん

佐藤さん

まず「あ、これかっこいい!」と思うものを買うのが一番です!これは絶対条件ですね。見た目が気に入っていないと、結局は着けなくなっちゃうので。
「たくさんの時計を見てきて思うことです」
川西

川西

時計を選ぶプロが、そうおっしゃるのは意外です!

見かけで選ぶとなると、おしゃれなデザインの多いファッションブランドの時計を検討することもありそうですが、時計としての質はどうなんでしょうか?
佐藤さん

佐藤さん

ファッションブランドの時計でも、文字盤の見やすさや着け心地など「腕時計としてのしきたりやクオリティ」をリスペクトして、しっかり考えられているものはあります。ただ、品質を見極める目は必要になるので、はじめは時計専業ブランドの時計を選ぶのが無難かもしれませんね。

腕時計選びのポイント2:防水性を気にしよう。基本は生活防水でOK

佐藤さん

佐藤さん

見た目のほかに気にするべきポイントは、防水性が高いことです。今の時計は作りがいいので基本的には生活防水で問題ありませんが、贅沢を言えば「10気圧防水」を超える性能だと良いかなと。
川西

川西

手を洗う時に、いちいち時計を外したりするのは面倒ですもんね…

腕時計選びのポイント3:重い時計は避けるべき。試着した感覚で判断しよう

佐藤さん

佐藤さん

あと、重い時計は避けたほうがいいです。腕が疲れてしまうので。

仕事中、時計をつけたり外したりしている人っていますよね?会議中は外して、テーブルに置いておくみたいな。あれは、つけ続けたくないからはずしているわけです。

はじめのうちはよくても、重いとだんだん着けることが面倒くさくなってしまうことが多いです。
川西

川西

どれも大差ないと思ってましたが、大事なんですね。ちなみに腕時計の「重い」ってどれくらいのことをいうのでしょうか?
佐藤さん

佐藤さん

体格などにもよるので主観でしかありませんが、試着した時に下へ引っ張られるような感じがあったり、感覚的に「重い」と感じたものですね。
川西

川西

じゃあ時計を買う時は通販ではなく、実店舗に行ったほうが良さそうですね!
佐藤さん

佐藤さん

はい。ブランドの直営店や時計専門店で買うのが一番オススメです!時計に詳しいスタッフと相談しながら、試着して選びましょう。失敗を防ぐためには、とにかく一度は試着してから買ってほしいですね。

腕時計選びのポイント4:スーツと合わせるなら革ベルトが基本。色は黒か茶色が便利

佐藤さん

佐藤さん

スーツと合わせて着けるなら、革ベルトの時計が基本です。いまはビジネスシーンにおけるドレスコードがゆるくなっているので、ブレス(金属製のバンド)の時計を着ける人たちもたくさんいますけどね。
川西

川西

金属製の時計のほうが、重厚感があってかっこいいですし、スーツに合うものだと思っていました!
「ブレスの時計がダメなわけではないですよ?」
佐藤さん

佐藤さん

日本は高温多湿の気候で、レザー素材のベルトだと傷みやすいため、ブレス(金属製のバンド)の時計も市民権を得ていますね。
川西

川西

ちなみに革ベルトであれば、何でもいいんですか?
佐藤さん

佐藤さん

腕時計のベルトは、革靴や腰のベルトと同じ色に合わせるのが基本です。靴や腰のベルトが茶色なら時計のベルトも茶色。なので必然的にベルトの色は、黒や茶色になることが多いでしょうね。

腕時計選びのポイント5:すこし小ぶりだと感じるぐらいのサイズがおすすめ

佐藤

佐藤

それから時計の大きさと厚さも気にしたほうがいいです。分厚かったり、大きすぎたりするとシャツの袖に引っかかってしまうので、ちょっと小ぶりだなと感じるくらいの時計がいいでしょう。

腕時計選びのポイント6:文字盤は白や紺が見やすい

佐藤さん

佐藤さん

そして、文字盤が見やすいことも大事ですね。初めて買うなら文字盤の色は白がいいと思います。無難かつ針が一番、見やすいので。ほかの色ならシルバーや紺なんかもいいですね。

腕時計選びのポイント7:カレンダー機能は意外と使える

佐藤さん

佐藤さん

あと、日常的に使っていてよく思うんですけど、日付を表示する機能のある時計は便利ですよ。

ただ見た目がおしゃれなだけじゃなくて、意外と書類を書くときに「今日、何日だっけ?」と日付を確認するタイミングが多くて。だから、せっかく時計をつけているなら日付を見られるほうがいいかなと思います。

腕時計選びのポイント8:電池で動くクォーツ時計であること

佐藤さん

佐藤さん

最後に「ムーブメント」という腕時計の動力についてもポイントがあります。大まかにいうと電池で動く「クォーツ」とゼンマイの力で動く「機械式」があるのですが、はじめて時計を買うならクォーツが実用的で良いと思います。時間が正確ですし、手間もあまりかからないので。

【5万円以下】ビジネスシーンにおすすめのメンズ腕時計5選

以上、8つの腕時計選びのポイントをふまえて、佐藤さんにおすすめの腕時計を選んでもらいました!

TISSOT(ティソ)「HERITAGE BANANA」

税抜価格:43,000円
重さ:51g

川西

川西

クラシカルな雰囲気があって、かっこいいですね! ただ、四角い角形の時計ってビジネスシーンでも着けていいんですか?
佐藤さん

佐藤さん

むしろ1920年~30年ぐらいまでは角形が主流だったんですよ。その頃、腕時計は上流階級の人が着けるものだったので、そうした歴史背景からも正装と角形の腕時計の相性が良いことは明らかです。

それに最近は角型の時計を選ぶ若い人が少ないので「ちょっとおしゃれにこだわってるな!」って思われたい人には、かなりオススメですよ!

SEIKO(セイコー)「プレザージュ SARY076」

税抜価格:45,000円
重さ:約70g

佐藤さん

佐藤さん

王道ですが、やっぱりセイコーの腕時計は素晴らしいです。どのモデルを選んでもいいぐらい、せんぶ良い時計で人気なのですが、今回はプレザージュを選びました。プレザージュだけでも色々な種類が展開されているので、気に入ったモデルを探してみてください。

HAMILTON(ハミルトン)「JAZZMASTER THINLINE QUARTZ 」

税抜価格:49,000円
重さ:約50g

佐藤さん

佐藤さん

ハミルトンも定番で、人気ブランドのひとつですね。セイコーと同じく全体的におしゃれで良い時計が豊富なので、どのモデルを選んでも大丈夫です。なかでもハミルトンの時計としては手に取りやすい価格で、洗練されたデザインが魅力の「JAZZMASTERTHINLINE QUARTZ」を選んでみました。

ROTARY(ロータリー)「Canterbury GS05330」

税抜価格:38,000円
重さ:59g

佐藤さん

佐藤さん

少し時計に詳しい人でないと分からない、通なブランドでオススメなのはロータリーです。英国の伝統的なスタイルが色濃く出ているデザインと手頃な価格が魅力。カンタベリーは日付機能もついてるので、スーツに合わせるメンズ腕時計としては申し分ないと思います。

KARL-LEIMON(カルレイモン)「クラシックパイオニア ホワイト」

税抜価格:31,000円
重さ:未公表

佐藤さん

佐藤さん

この時計は通常のカレンダー機能に加えて、「ムーンフェイズ」いう月の満ち欠けが表示される機能が付いています。クォーツ(電池式)の時計ではすごく珍しいのでイチオシです。

しかも、このブランドは創業者が社会人になったときに、欲しい時計がなかったから自分で作ってしまおうと立ち上げたそうです。なので社会人になったタイミングで、初めて買う時計としてピッタリだと思います。

時計への関心は高くなかった筆者ですが、佐藤さんから腕時計にまつわる色々なエピソードをうかがって、「時計っておもしろい!」と感じるようになりました。

最近では、ほかの人がどんな腕時計をつけているのか気になり、ついつい手元を見てしまうほど! みんな着けているからこそ、やっぱり知識やセンスの差が顕著に出るという印象です…。

ぜひ読者のみなさんも、佐藤さんが教えてくれたポイントを参考にして、ビジネスシーンでの印象がより良くなるような、おしゃれな腕時計を手に入れてください!

〈取材・文=川西龍之介(@ryunosuke_k124)/撮影・編集=葛上洋平(@s1greg0k0t1)〉

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