ビジネスパーソンインタビュー

20代で上場企業の営業本部長になった男が語る「伸びる若手と環境」論

社長に直談判し、新規事業の責任者に

20代で上場企業の営業本部長になった男が語る「伸びる若手と環境」論

新R25編集部

Sponsored by 株式会社ショーケース

2019/09/24

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同期に一人はいるであろう、仕事をどんどん任せられる若手社員。結果を出しつづけ、成長スピードの速いビジネスパーソンは、日々どんなことを意識して仕事に臨んでいるのでしょうか…?

今回話を聞いたのは、企業のWebマーケティングを支援する独自ツールの開発・提供をおこなっている株式会社ショーケース(東証一部)の安立健太郎さん。

ショーケースに新卒入社し、28歳という若さで営業本部長となり、さらに現在は新規事業立ち上げの事業責任者としても活躍しているのだそう。

そんな彼に、若いうちから活躍するために意識してきたこと、そしてキャリアの可能性を広げられる職場環境について聞きました。

〈聞き手=市川あかね〉

【安立健太郎(あだち・けんたろう)】株式会社ショーケース 営業本部 本部長。1991年生まれ。大学卒業後、現・株式会社ショーケースへ入社。誰よりも顧客に会いに行き、編み出した独自の営業手法で毎年トップの営業成績をたたき出し最年少で営業本部長となる

結果を出すビジネスパーソンに共通しているのは「目標設定」

市川

今日はよろしくお願いします。

さっそくですが、安立さんはショーケースで営業部の本部長を務めながら、事業責任者として新規事業の立ち上げを牽引してらっしゃると伺いました。

安立さん

そうですね。社会人3年目から2年間、営業部のマネージャーを担当し、社会人5年目になる今年から営業本部長になりました。新規事業は今年の10月にサービスローンチの予定です。

市川

昇進も新規事業の立ち上げも、すごいスピード感ですね…!

安立さんは、若手のうちから大きなチャンスを掴むためにどんなことを意識していらっしゃるんでしょうか?

安立さん

僕自身の経験やまわりを見て気づいたんですが、MVPを獲ったり営業で結果を出したりして活躍する若手には、ある共通点があるんです。

市川

どんな共通点でしょう?

安立さん

未来の目標設定をしていることです。「○歳でこれを実現したい」と長期的な目標を立てている人は、成長スピードが速いんですよね。

安立さん

あまり公言していないのですが、僕は40歳で仕事をリタイアするのを目標にしています。

市川

随分と早いリタイア計画ですね…!

安立さん

今28歳なので、リタイアまであと12年しかないんです(笑)。

未来の目標を立てるメリットは、そこから逆算していまやるべきことが明確になること。

逆に「将来のことはまだイメージできなくて、やりたいことを探してます」という人は、あまり成功していない印象があります。

市川

安立さんもそれを意識されてらっしゃるんですね。

安立さん

そうですね。その目標を決めてからは、「いまマネージャーになったところで、まだまだだな」と。「もっと20代のうちにいろいろな経験を積もう」と思うようになりましたし、いまなにをすべきかをよく考えるようになりました。

安立さん

もうひとつ僕が意識していたのが、若いうちから大きな裁量を持つということです。機会があれば新規事業にも携わりたいと思い、積極的にアピールしていました。

市川

それで、5年目で営業本部長、さらには新規事業の責任者を任されたと。そこに到るまでには、けっこうハードな道のりだったのでは…?

安立さん

社会人1〜2年目の頃は営業として数字を追いかける毎日だったので、ひたすらがむしゃらに働いてましたね。

自慢できることではないですが、夜中まで仕事したりカプセルホテルに泊まって会社に直行したり(笑)。

市川

でも、そのときの経験や評価が、今のキャリアにもつながってらっしゃるんですね。

安立さん

それはありますね。何も結果を出してない人が新しい提案をしてきても、上はなかなか受け入れられないじゃないですか。

安立さん

だから、裁量を持って働きたいなら、まずは自分の持ち場で結果を出すことが大事なのかなと思います。

市川

実際に大きな裁量を持つようになって、仕事の仕方に変化はありましたか?

安立さん

1〜2年目のころに比べて、仕事の「目線」は大きく変わりましたね。自分のことだけでなく、経営者目線に立って、会社全体のことまで考えるようになりました。

なかでも、新規事業の立ち上げは社内起業をした感じだったので、かなり経営者視点が鍛えられたように思います。

市場調査をしたり、売上計画を立てたりする経験もそうですが、プロジェクトがスタートしてからはチームメンバーの役割分担を考えたりと、いろいろな経験ができました。

顧客の声を拾い、提案から1カ月で新規事業がスタート

市川

今回安立さんが立ち上げた新規事業について教えていただけますか?

安立さん

通称「eKYC(electronic Know Your Customer)」と呼ばれるジャンルの新事業で、銀行口座の開設などの際に必要な本人確認をネット上で完結できるサービスです。

安立さん

たとえば、口座開設やクレジットカードの新規申し込みのとき、本人確認書類のコピーを郵送したり、Web上で書類をアップロードした経験ないですか?

市川

ありますね。

安立さん

その本人確認手続きを、すべてオンライン上で完結させようというサービスが「eKYC」です。

市川

なるほど。どんな経緯でこのサービスを立ち上げることになったんでしょうか?

安立さん

きっかけは、既存顧客からのニーズでした。

もともと、弊社はWebサイト上の入力フォームの自動入力や入力補助に関する技術を開発、提供してきた会社です。

僕は営業として金融系企業の方々とやりとりをさせていただくことが多かったんですが、そのなかで「本人確認をオンラインで完結できるシステムがほしい」という声をいただいていたんです。

市川

お客さんの声から始まったサービスだったんですね。

安立さん

はい。さらに、去年の11月に犯罪収益移転防止法、いわゆる「犯収法」が改正されました。そのなかにオンラインで完結する本人確認方法という項目が追加されて、ビジネス的にもチャンスだったんです。

市川

そこからどのような流れで新規事業がスタートしたんですか?

安立さん

普段は不定期で新規事業の提案ができる会議があるんですが、僕は社長に「これどうですか?」と直接持っていきました

市川

社長に直提案ですか。

安立さん

飲み会や空き時間を見つけては、社長に「eKYCって知ってますか?」とか「今、我々がやれば結果でると思うんです」とジャブを打ってました(笑)。

会社に提案したのが12月で、1月には動きはじめてましたね。

市川

えっ、そんなにはやく事業として進めていいと許可が下りたんですか?

安立さん

とにかく動き出すのがはやい会社なんです。

今も隣の会議室でミーティングをやってますが、参加しているメンバーからして、たぶん新規事業の準備を進めてる気がします(笑)。

事業の軸は「おもてなしテクノロジー」。ショーケースでキャリアの選択肢を広げよう

市川

御社は「“おもてなしテクノロジー”で人を幸せにする」という企業ビジョンを掲げていますが、このビジョンが事業のベースになっているのでしょうか?

安立さん

そうですね。最近はテクノロジーファーストでどんどん便利な社会になってきている一方で、リテラシーが低い人を置き去りにしている側面もあると思うんです。たとえば、サイトを訪れたときに何をしたらいいのかわからなかったり。

市川

…わかります。

安立さん

僕らはそのサポートをする技術を「おもてなしテクノロジー」と呼んでるんですけど、ショーケースはそういったユーザーの“負”を解消するような仕組みをつくって、その特許を取るというビジネスモデルを展開しています。

市川

なるほど、御社の事業が目指している方向性がイメージできました。

ここまでの話でショーケースの環境に興味を持った人も多いと思いますが、最後にR25世代の読者に伝えたいメッセージはありますか?

安立さん

弊社には新卒2〜3年目でマネージャーに昇格している社員もかなりいますが、そうやって若いうちから責任のあるポジションを経験すると、キャリアの選択肢が広がるんです。

たとえば、新規事業をゼロから立ち上げた経験があれば、起業という選択肢も出てくるじゃないですか。

市川

そうですね。

安立さん

だから僕も、たとえ今起業することになっても全然怖くないんです

若手のうちからいろいろな経験ができたからこそ、もし失敗しても、「これがダメならこうしてみよう」と別の選択肢を考えることができる。

ショーケースは、そんなふうに自分に自信をつけられる環境だと思っています。弊社に興味を持っていただいた方は、ぜひご連絡いただけたらうれしいです。

ショーケースは事業拡大につき、採用強化中です!

あなたは今の仕事が楽しいですか?

人生を楽しくするのもただただ苦しいものになってしまうのもあなた次第。ショーケースでは一緒に働く仲間を募集しています。

記事を読んで少しでも気になった方、まずはお話ししてみませんか?

〈取材・文=いちかわあかね(@ichi_0u0)/編集=渡辺将基(@mw19830720)/撮影=三浦希衣子〉

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