マコなり社長YouTubeチャンネルより

飲み会は4人以上だと「つまらない」と思う人が増える。飲み会で“やってはいけない”5つのこと

仕事
多くのビジネスパーソンにとって「飲み会」は切り離せない存在。

なかには「つまらなかったな」「時間を無駄遣いしてしまったな」と、後悔するような飲み会を経験したことがある人もいるでしょう。

日本最大級のプログラミングスクール「テックキャンプ」を運営する株式会社divの代表、真子就有(まこ・ゆきなり)さんは、登録者数47万人を超える(2020年3月2日現在)自身の YouTubeチャンネルで、「飲み会を生産的な時間にするには、やってはいけないことがある」と語ります。

逆に、それさえ気をつければ「飲み会」は、人から学びを得たりフィードバックを得たりできる、貴重な機会になるのだそう。

今回は真子さんが考える、「飲み会でやってはいけないことトップ5」をお届けします。
【真子就有(まこ・ゆきなり)】株式会社div代表取締役。1989年生まれ、福岡市出身。青山学院大学卒。大学在学中からプログラミングを独学で学び、大学4年次に起業。2014年よりプログラミング教育事業をスタート。2016年に開始した「テックキャンプ」は日本最大規模のエンジニア養成スクールとなっている。2015年Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出。現在、従業員数300名。YouTubeチャンネル登録者数47万人を突破

飲み会でやってはいけないこと①「4人以上で行く」

4人以上で飲み会に行くと、会話が分断されてグループができたり、特定の人だけが話しつづけたりしてしまいます

生産性の高い飲み会をしたいのであれば、雑談でもいいので、全員が自分の意見を言って、お互いに知識を共有し合ったり、考え方を知ったりすることが大切で

先輩や上司、優秀な同僚の話を聞ける機会は価値があるように思いますが、ほとんどの場合で錯覚です。

話を聞いたり見たりするだけでできるようになるなら、自己啓発本やYouTubeを見るだけで、とても優秀な人になっているはずですよね。

本当に大切なのは「対話」です。

参加者全員が発言して、お互いの思考を深掘ったり、自分の経験に当てはめてフィードバックをもらったりしていかないと、深い学びにはなりません。

だからこそ、全員がしっかりと会話できる人数で行くことが重要です。

それ以上で行くのであれば、最初からテーブルを分けましょう。

飲み会でやってはいけないこと②「1人が話しつづける」

飲み会や食事の席は、みんなが発言することが大事です。一人ひとりが腹を割って自分の考えを言うほど満足度が高くなります。

ひとりが話しつづけるのはNGです。

でも残念ながら、ずっとひとりで話しつづけてしまう人もいます。自分が話しつづけることに価値あると勘違いしているんです。

上の人が話しつづけているとまわりが空気を読むので場は盛り上がってるように見えますが、みんな心の中では「早く終わらないかな」と思っています。

飲み会中は、一人ひとりの頭の上に「どれくらい会話したのか」を表す会話量のバロメーターがあるとイメージしてみてください。

私は自分が話しているときも、誰かの話で盛り上がっているときも、一人ひとりがどれだけ発言しているかを常に考えるようにしてます。

もし「この人あまり発言していないな」と思う人がいたら、会話を中断してでも必ず話を振りましょう。そうでないと、いつまでも会話のボールがその人に回りません。

会話を振るときのコツは「ほかの人が乗ってくるまで、ずっと話を振りつづけること」。

あっさりした回答がくるとそこで会話をやめがちですが、責任を持って、みんながその話に乗ってくるまで振り続けましょう。

飲み会でやってはいけないこと③「人にアドバイスをする」

飲み会で求められていないアドバイスをすることは、相手に対して「あなたは無知で劣っている人間だ」というメッセージになってしまいます。

たしかに間違ったことをしている人の話をきくと、アドバイスしたくなりますよね。

でも、ほとんどの場合は求められていないアドバイスをしないほうがいいので、グッと堪えてください

もしも、きちんと伝えるべきだと判断したときには「肯定+Iメッセージ+質問」のフレームワークを使ってください。

肯定というのは「相手の話をちゃんと聞いていますよ」と示すこと。

Iメッセージというのは「私はこう思います」と、あくまで自分主観の意見を伝えることです。

そうなんだね。自分はこう思ったんだけど、どうかな?」という感じ。相手が発言できる余白を残しておくことが大事です。

逆に間違っても「否定+YOUメッセージ」は使わないようにしましょう。YOUメッセージというのは「あなたはこうだ」と決め付けることです。

どんなときも、相手の意見を尊重する姿勢を崩してはいけません。

否定や決めつけから入ると、自分も後に引けなくなってします。自分自身が新しいことを学ぶ機会まで、失ってしまうということです。

飲み会でやってはいけないこと④「愚痴を言う」

愚痴というのは、臆病で卑怯な人が言うもので、誰一人幸せになりません。

ほかの誰かや会社のせいにして、何かいいことがありますか?

自分が行動する勇気をなくしてしまうだけですよね。聞いている側もネガティブな気持ちになります。

私は人生の限られた時間を世の中をよくするために使いたいので、勇気を出して挑戦する心を持っていたいんです。

だから関わる人も、勇気を持ってる人だけにしたい。愚痴を言うような人とは関わりません

世界でもっとも最悪な飲み会は「愚痴を言い続ける飲み会」。仕事ができない人ほどやりがちです。そういった会には顔を出さないようにしましょう。

人生で考えるべきは、「自分がこれからどうするか」だけです。行動しないと現状は変わりません。

勇気を奪い合う飲み会ではなく、勇気を与え合う飲み会のほうが100倍生産的です。

飲み会でやってはいけないこと⑤「2次会に行く」

遅い時間にアルコールを飲むと睡眠の質が確実に悪くなるし、次の日に影響します。

金曜日で翌日が休みだったとしても、2次会には行かないほうがいいです。

充実した毎日を送りたいのであれば、土曜日も平日と同じ時間に起きて、人と会ったり自己研鑽したり、もっとポジティブなことに時間を使いましょう。

寝るときには酔いが覚めているように、せめて就寝2時間前には家に帰る。そう考えると、遅くても10時前には切り上げたほうがいいですね。

私はいつもストイックなことを話しますが、「すべての欲を断ち切って、死ぬほどストイックに生きろ」と言いたいわけではありません。

でも、「突き抜けて挑戦していきたい」「世の中を変えていきたい」「もっと面白いことをやっていきたい」と思うんだったら、人と同じことをやっていてはダメです。

もっと自分の人生を充実させるために、「前向きなことに時間を使おう」と、自分を戒めておくことが大事だと思います。
出典Youtube

真子さん(まこなり社長)のYouTubeチャンネルには仕事に役立つ話が満載です!

今回の動画で語られていた「飲み会でやってはいけないこと」のように、ビジネスパーソンとしての生産性を下げる、意外な「NG行動」はたくさんあります。

多くのビジネスパーソンに出会ってきた経験をもとに「本当にやるべきこと」「本当にやってはいけないこと」を教えてくれる、真子さんのYouTubeチャンネル

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