ビジネスパーソンインタビュー
「誰が言うか」が重要な時代で、“唯一無二の存在”になるたったひとつの方法

西野亮廣エンタメ研究所Voicyより

「誰が言うか」が重要な時代で、“唯一無二の存在”になるたったひとつの方法

新R25編集部

2020/06/19

X
FacebookLINE

R25世代のみなさんは、将来のキャリアについて考える機会も多いかと思います。

なかには、「唯一無二の存在になりたい」「何者かになりたい」と思うこともあるのではないでしょうか。

お笑い芸人、絵本作家、経営者など、才能を活かして独自のポジションを築き上げているキングコングの西野亮廣さんは、「特徴的なキャラクターは、生まれつき持っていなかったとしても、後天的に確立させる方法がある」と言います。

実は西野さん自身も、キャラクターを作るために、その方法を実践してきたのだとか。

今回は、「西野亮廣エンタメ研究所Voicy」より、“何者かになる方法”をご紹介します。

国民総発信者時代における「情報」の価値

今は、国民総発信者時代。

情報を発信するのにも仕入れるのにも、あまりコストがかかりません。

そのため、国民総発信者時代には、情報を「物語」と「情報」に分けて考えることが大切だ思っています。

たとえば、ボクが入っている「アル開発室」というオンラインサロンでは、漫画サイト「アル」の開発の裏側を見ることができます。

プロジェクトがうまくいったり、いかなかったり、七転八倒するスタッフさんの人間模様を見ることができて面白いです。

ここでボクが読んでいるのは、情報というよりも物語に近いですよね。

漫画やドラマを見ている感覚に似ています。

こういった物語は、その時、その場所で、その経験をした本人にしか発信できない内容なので、価値があると思います。

これこそ、ボクが「アル開発室」に入っている理由です。

いっぽう、「情報」は誰でも発信できるものですよね。

「持ち家と賃貸、どっちが得か」のような情報は、ネットにも山ほど転がっているので、情報自体にはあまり価値がありません。

つまり、「どんな情報を発信するか」ではなく、情報を「誰が言うか」の勝負になってきます。

唯一無二のキャラクターを確立する、たったひとつの方法

「誰が言うか」が重要な今、何かを発信することで支持を得ようと思ったら、まずは何者かにならないといけません。

でも、自分のキャラクターを確立するのは難しいことですよね。

「金持ちの家に生まれた」「びっくりするくらい貧乏な家に生まれた」「特徴的なビジュアル」のような、キャッチーなキャラクターを生まれつき持ち合わせている人なんて、少数派です。

それでいうと僕も「田舎のうっすら貧乏人の激ハンサム」なので、キャラとしてはちょっと弱いですよね。

では、ボクみたいな人は、どうやって後天的にキャラクターを確立させていけばいいのでしょうか。

その方法はたったひとつで、やらないことを決めればいいのです。

やることを決めてしまうと、「こんなキャラクターを構築するためにあれをしよう」「唯一無二の存在になるためには、これも必要だ」と、キリがなくなってしまいます。

たとえばボクの場合は、絵本作家としてデビューしたときに、「0.03mmの黒のボールペンしか使わない」と決めました。

だから、夕焼けのシーンを描くとき、「どのように線を重ねたら、黒のボールペンだけでオレンジ色っぽさを出せるのか?」と試行錯誤したのです。

これは、オレンジ色の絵の具を使える人なら、一生ぶち当たらない問題ですよね。

つまり、黒のボールペンだけで夕焼けのシーンを描くというのは、オレンジ色の絵の具を使える人には手に入れられない才能なんです。

試行錯誤をずっと繰り返していると、「西野の絵本って、白黒だけど色が見えるね」と言われるようになってきます。

これが、唯一無二のキャラクターの作り方です。

自由な環境では、才能やキャラクターは生まれにくい

つまり、制限が、才能やキャラクターを生むということ。

「なんでもしていいよ」という自由な環境からは、才能や際立ったキャラクターが生まれにくいのです。

先ほどお伝えしたルール以外にも、ボクは「芸能人の色恋沙汰には口を挟まない」「ストーリーを作るときはハッピーエンドしか作らない」など、いくつか「やらないこと」を決めています。

ルールを作ると制限が増えますが、その制限によって生まれたものが、唯一無二のキャラクターになります。

もしあなたが何者かになりたいと思うのであれば、「やること」を決めるより「やらないこと」を決めて首を絞めるほうがオススメですよ。

Embedly

キンコン西野さんの頭の中をのぞけるVoicyはこちら

西野さんが日々携わるエンタメビジネスの話だけではなく、「お金」や「集客」「時代」についても語ってくれる「西野亮廣エンタメ研究所」のVoicy。

1つの放送は10分程度にまとめられているので、通勤時間やお昼休みなどちょっとした時間に、西野さんの思考に触れてみてはいかがでしょう?

オンラインサロンはこちら

西野さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」では、毎日議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。

さらに、ビジネス書に掲載するレベルの記事を毎朝投稿しています。

興味がある方はコチラ↓

ビジネスパーソンインタビュー

事業拡大に、発信が追いつかない!“古墳墓”を広める「前方後円墳」がSNS担当を募集

事業拡大に、発信が追いつかない!“古墳墓”を広める「前方後円墳」がSNS担当を募集

NEW

新R25編集部

自分のお墓に“古墳を選ぶ”時代へ。令和に「前方後円墳」が生まれたワケ

自分のお墓に“古墳を選ぶ”時代へ。令和に「前方後円墳」が生まれたワケ

NEW

新R25編集部

居心地のいい場所はいずれなくなる。転職1年足らずの僕が、新R25の終了にも前を向いている理由

居心地のいい場所はいずれなくなる。転職1年足らずの僕が、新R25の終了にも前を向いている理由

新R25編集部

【新R25終了で再出発】伝える場を失ったアナウンサー・おうみを勇気づけたレジェンドアナ・山根基世さんの言葉

【新R25終了で再出発】伝える場を失ったアナウンサー・おうみを勇気づけたレジェンドアナ・山根基世さんの言葉

新R25編集部

「新R25らしい終わり方なのかもしれないね」【田端信太郎&箕輪厚介ラストインタビュー】

「新R25らしい終わり方なのかもしれないね」【田端信太郎&箕輪厚介ラストインタビュー】

新R25編集部

「好きなことしか頑張れなかった」僕が新R25で"仕事人"になれた。変われた自分の本質を八木仁平さんに分析してもらった

「好きなことしか頑張れなかった」僕が新R25で"仕事人"になれた。変われた自分の本質を八木仁平さんに分析してもらった

新R25編集部