ビジネスパーソンインタビュー
あの“料理のおにいさん”が、新R25に初登場!
【バズレシピの根源】リュウジさんに“次世代家電レシピ”を作ってもらったら、プロの姿勢に圧倒された
新R25編集部
最近、「調理家電」がじわじわブームになっているのをご存じですか?
パナソニックから発売された「マイスペック」は、必要な機能をカスタマイズできる次世代家電なんだそう。
とはいえ、調理家電を買い換えるのって、正直ハードルが高め。多忙なビジネスパーソンの場合、家電を新調するどころか、毎日の自炊すらままならないという方もけっこう多いのでは?
そこでお呼びしたのが、この方!
【リュウジ】料理研究家、YouTuber。「今日食べたいものを今日作る」をコンセプトに、Twitterで日夜更新する簡単・爆速レシピが人気を集める。Twitterフォロワー数は192万人超、YouTube登録者数は235万人超(2021年10月現在)。テレビや雑誌、WEBサイトなどで幅広く活躍中
YouTubeチャンネル登録者数200万人超え。“バズレシピ”で大人気の「料理のおにいさん」こと料理研究家のリュウジさん。
「僕ほど料理が好きな人はいない」と豪語するリュウジさんに、料理の“ニガテ意識”を克服する方法を聞いてみたところ、話は“バズる男の仕事論”にまで発展し…!?
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
「料理=ちゃんとしなきゃ」という思い込みは“呪い”
石川
今日のテーマは「料理の“ニガテ意識”を克服する方法」です。
私自身、自炊はほぼしてなくて…作りたい気持ちはあるものの、考えることが多すぎてめんどくさくなっちゃうんです。
リュウジさん
あ〜なるほど。石川さんは「呪われてる」タイプですね。
呪われてる…!?
リュウジさん
じつは日本って世界的に見ても、自炊のレベルが相当高いんですよ。
そのせいか、料理は「ちゃんと」しなきゃって気負いしてる人が多い。
「夕飯はおかずを3品作らなきゃ」とか「見栄えよく作らなきゃ」とか…僕はそれを“呪い”と呼んでるんですけど。
石川
あぁ…まさにそれです。
リュウジさん
でもよく考えると、「ちゃんと」ってなんなんだって思いません?
そもそも石川さんは、なんで料理のニガテ意識をなくしたいんですか?
石川
えっと…自分でおいしいものが作れたら人生楽しそうだなって…
リュウジさん
だったら自分が食べたいものを好きなように作ればOKです。
リュウジさん
3品作らなくても、具だくさんのお味噌汁があればいい。なんなら、コンビニの野菜スティックを添えたっていい。
洗い物を増やすのが面倒なら材料を手でちぎっちゃっていいし、火を通すのが面倒ならレンジでチンしたっていい。
「おいしいものを食べたい」がゴールなんだから、そこまでの道筋を短くするのは何も悪いことじゃないんですよ。
石川
料理のプロにそう言っていただけると、かなり気が楽になります…!
リュウジさん
僕のレシピにも、「ちゃんと」の部分を省きつつおいしく仕上がるものがたくさんあります。
とことん手間をかけた料理ももちろん好きですけど、だからと言って手間を省いた料理のことを否定したくないんです。
「ちゃんとしなきゃ」って“呪い”から解放されるのが、料理を好きになる第一歩だと思いますよ。
「料理のおにいさん」の包容力たるや…!
次世代調理家電を使った、カンタンすぎる&ウマすぎる新作バズレシピ
リュウジさん
パナソニックの「マイスペック」も、「おいしい」までの過程を省略してくれる家電なんですよね?
石川
まさに! リュウジさんにはすでにお試しいただいてますが、改めて特長を紹介させてください。
石川
いろんな機能を詰め込んだ「フルスペック」ではなく、自分に合った機能を後から足したり、コースを入れ替えたりできる「マイスペック」。
暮らしや嗜好の変化とともに、どんどん自分好みに育てていける調理家電です。
石川
「マイスペック」ライス&クッカー(SR-UNX101)は、名前の通り調理もできる炊飯器です。
「キッチンポケット」というスマホアプリと連携すると調理機能が使えるんですが…
リュウジさん
アプリ!これがすごいんですよ。 近未来ですよねぇ。
石川
アプリで選んだレシピを本体に送信して、材料を入れてほったらかしておくだけで、煮込み、スープ、ケーキなどの料理が簡単にできるそうなんです。
アプリにはいろんなレシピが搭載されていて、今後もどんどん追加予定なんだそう。もちろん、オリジナルレシピでの調理も可能です。
*操作にはスマートフォンおよび専用アプリが必要です。接続しない場合、「銀シャリ」と「エコ炊飯」しか選べません
石川
そしてこちらが、「マイスペック」オーブンレンジ ビストロ(NE-UBS5A)。
石川
別売のアタッチメントを必要に応じて組み合わせることで、購入後でも自分好みにアップデートできるという業界初*の仕様です。
たとえば「グリル皿」を使えば揚げ物や焼き物が、「スチームポット」を使えば蒸し焼き料理が簡単につくれます。
追加したアタッチメントをアプリに登録するだけで、料理の幅がグンと広がります。
*アプリに別売のアタッチメントを登録して本体と連携すると、後から機能をアップデートできるオーブンレンジ。2021年9月1日発売 国内家庭用卓上100Vオーブンレンジにおいて
リュウジさん
いやぁ…最近の調理家電、進化してますね。
石川
今日はぜひ、この2アイテムを使ったリュウジさんの新作バズレシピを披露していただきたいのですが…
リュウジさん
もちろん! 最高においしいレシピを本気で考えてきましたよ。まかせてください!
①:悪魔的にウマい! 「ライス&クッカー」で作る塩バター肉じゃが
■材料
黒こしょう 適量
バター 15g
青ねぎ 適量
【以下「A」】
じゃがいも(皮をむく) 中3個(450g)
たまねぎ(半月切り) 中1個(200g)
豚バラ 200g
白だし 大さじ3
酒 大さじ3
みりん 大さじ1
水 100ml
塩 小さじ1/3
■
レシピ
※動画は
こちら
①内釜にAの材料を入れる
②内釜を炊飯器にセットしてふたを閉める
③「キッチンポケット」アプリより、炊飯器調理手動→50分→設定を送信する。その後、炊飯器本体の「炊飯」ボタンを押す
④ブザーが鳴ったら、ふたを開けて黒こしょう、バターを入れ混ぜ合わせる
⑤器に盛りつけ、黒こしょうをかけて、青ねぎをのせる
※操作には、スマートフォン及び「キッチンポケット」アプリが必要です
※調理したあとは「お手入れ機能」で早めにお手入れしてください
リュウジさん
このレシピは、とにかく超カンタン。材料を切って「ライス&クッカー」に放り込むだけ! 洗い物も最小限で済みます。
「ライス&クッカー」は温度調節がすごく優秀で、鍋のように焦げ付く心配がないので完全にほったらかせます。
少量の水と調味料しか使っていないので、味がギュッと染み込んだホクホクの肉じゃがに。
スイッチを押すだけでこのウマさ、ヤバイです。
②:まるで直火焼き。「ビストロ」で作るグリルバーベキューチキン
■材料
鶏もも肉 1枚(300g)
【以下「A」】
ケチャップ 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
ウスターソース 小さじ2
はちみつ 小さじ2
レモン汁 小さじ2/3
タバスコ 3滴
うま味調味料 2振り
塩 1つまみ
おろしにんにく 1/2片
おろししょうが にんにくと同量
黒こしょう 適量
■レシピ
※動画は
こちら
①鶏もも肉の両面にフォークなどで穴をあける
②肉とAを合わせ、約15分漬け込む
③グリル皿の中央に、皮目を上にして肉をのせる
④「キッチンポケット」アプリより、<手動> グリル→両面焼き→上段→20分→スタートを設定
※操作には、スマートフォン及び「キッチンポケット」アプリが必要です
※別売アタッチメント「グリル皿 NE-UG1」が必要です。「キッチンポケット」アプリに登録のうえ、調理を開始してください
リュウジさん
このバーベキューソースは、僕のYouTubeで人気の「至高シリーズ」で使おうと思っていたくらいの自信作。つけ込むだけでコクと深みが出る、最強のソースです。
「ビストロ」は、焼き加減が最高ですね。まるで直火の窯で焼いたような、パリッと香ばしい焼き目が絶妙なんです。
ここまでパリッと焼けるオーブンレンジって、なかなかないんですよ。「グリル皿」は別売アタッチメントですが、ぜひ使ってみてほしいですね。
詳しい作り方は、動画でチェック!
試食中のリュウジさんから、“プロの覚悟”が垣間見えた
完成した料理を試食するリュウジさん。そのお味は…?
リュウジさん
………いやホント、最高。
悪魔的にウマい。これはもう、お店レベルですよ。
お、おいしそうすぎる…
石川
リュウジさんってレシピだけじゃなくて、言葉選びがすごく秀逸ですよね。
「悪魔的」「お店レベル」って言われると、どんだけおいしいのか興味がわきます。
リュウジさん
「リュウジはバズらせるために大げさに言ってんじゃないか」って言われたりもするんですよ(笑)。
でも、「最高にウマい」と言えないなら、そのレシピは公開するべきじゃないですよね?
リュウジさん
「ぶっちゃけ60点くらいなんですけど…よかったら作ってみませんか」って言われたらどうですか?
石川
作りたいとは思わないですね…
リュウジさん
100点のレシピを作ってから出直してきな! って話ですよね。
だから僕はいつも自信満々でやりますし、大げさと言われようと「バズる言葉」を使います。そうじゃないと見てくださる方に失礼ですもん。
リュウジさん
それに、大げさな言葉を使うのは、そのレシピの責任を負ってることの裏返しなんですよ。
「世界一ウマい」って言ってるレシピがマズかったら、二度と僕のレシピを見ませんよね(笑)。
今まで1000件近くレシピを公開してますが、それでも僕のレシピを試してくれる方がたくさんいらっしゃいます。それが、責任の証明です。
これがプロの覚悟。見習わないとな…
リュウジさん
それに、僕だけじゃないですよ。
みなさんだって、自分が作った料理をもっと自画自賛していいと思うんです。
石川
そ、そうですかね…?(←料理の腕にまったく自信ない)
リュウジさん
僕は料理が好きですけど、そうじゃない方がたくさんいるのも知ってます。
家族のため、健康のため…いろんな理由があって、がんばって料理にチャレンジしようとしてるわけですよね。
それだけで、本当にすごいことですよ。「わざわざ肉じゃが作る自分、最高〜!!!」って言っていいんです!
「そのほうがハッピーでしょ?」
リュウジさん
最近は「好きなことして生きてる人がカッコイイ」みたいな風潮がありますけど、僕はむしろ、好きなこと以外にも全力で取り組んでる人のほうがカッコイイと思います。
料理にニガテ意識がある方は、まずは簡単なものでいいから、何か一品作ってみる。そして褒める。全力で褒める!
その繰り返しで、料理を好きになってくれる方が増えたら僕はすごくうれしいです。
「こういうマジメな話はあんまりしないんだけど…」と言いつつ、料理にかけるアツい想いを語ってくれたリュウジさん。
その言葉の端々から、“バズ”を背負って立つ男のプロ意識が垣間見え、いち編集者としても気が引き締まる取材となりました。
そして撮影後、リュウジさんのご厚意で、出来上がったご飯をスタッフみんなで試食。
感想はもちろん…最っっっっっ高にウマい!
みなさんもぜひ、「マイスペック」で最高にウマいご飯を作って、そんな自分を最大級に褒めてあげてください!
〈取材・文=石川みく(@newfang298)/編集=サノトモキ(@mlby_sns)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉
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