ビジネスパーソンインタビュー
ライブイベントは【6月29日(火)19時】より開催!
今、人事関係者がおさえるべき「3つのE」とは? ビジネス賢人に聞く「採用クロージング術」
新R25編集部
コロナ禍で就活市場にも変化が表れている昨今。
SNSを活用したリクルーティング、YouTubeでの情報発信など、企業の新卒採用手法も多岐に渡っています。
企業の人事担当者は“採りたい学生”とどこで出会い、どのようにして自社の魅力を感じてもらえばいいのでしょう?
そんな疑問に答えるために、新R25は新卒オファー型就活サイト「オファーボックス」を運営する株式会社i-plugとの共同企画として6月29日(火)19時より、以下のオンラインライブイベントを開催します。
人事、就活経験が豊富な出演者が新卒採用の「今知りたい」トピックについて徹底議論。ライブでしか見られない、スペシャルコンテンツも放映します。
Q.“採りたい新卒”の条件は?
Q.自社にほしい新卒はどこで見つける?
Q.選考を通じて応募者のどんなポイントに注目する?
Q.“ほしい人材”を獲得するためのクロージング術は?
Q.これからの採用市場はどう変化していく?
今回は、当日放映予定のライブコンテンツから出演者たちが考える「Q.“採りたい新卒”の条件は?」「Q.“ほしい人材”を獲得するためのクロージング術は?」の2問について、内容の一部を先行してお届けします。
曽山哲人「人事関係者がおさえるべき最新キーワードは、“3つのE”」
【曽山哲人(そやま・てつひと)】株式会社サイバーエージェント取締役人事統括。上智大学文学部英文学科卒。株式会社伊勢丹(株式会社三越伊勢丹ホ ールディングス)に入社し、紳士服の販売とECサイト立ち上げに従事したのち、1999年株式会社サイバーエージェントに入社。インターネット広告事業部門の営業統括を経て、2005年人事本部長に就任。 現在は取締役として採用・育成・活性化・適材適所の取り組みに加えて、「最強のNo.2」「クリエイティブ人事」「強みを活かす」など複数の著作出版やアメーバブログ「デキタン」、ソーシャルメディアなどでの発信も積極的に行っている
Q1.“採りたい新卒”の条件は?
曽山さん
「変化対応力のある人」、もう少し噛み砕くと「変化することが好きな人」です。
これまでは市場の変化がある程度予測できましたが、既存事業にデジタルを掛け合わせる“DX”という言葉が登場したように、これからは市場がどう変化していくのか先の見えない時代です。
曽山さん
そうなると、新卒に必要とされるものもどんどん変わっていくので、「どんな業界や職種を目指しているか」「どんな能力があるか」というよりも「変化そのものが好き」という人のほうが時代の波に乗ることができ、市場価値が高くなっていく印象があります。
Q2.“ほしい人材”を獲得するためのクロージング術は?
曽山さん
今、採用のメガトレンドが大きく変わっていて、企業人事は「“3つのE”の価値が急速に上がっている」ということをおさえるべきです。
曽山さん
1つ目のEは「Exposure」=「さらけだす」。企業の面接でどんな社員が出てきたか、こんな質問がされた、などの情報はすべて匿名の掲示板でやりとりされる時代。企業側は隠してるつもりでも全部バレてしまうので、常に「リアルをさらけ出す」というスタンスでいることが大事です。
2つ目は「Esteem needs」=「承認欲求」。SNSが普及したことで「”いいね”がほしい」という欲求が若者の生活に溶け込んでいるので、「褒められること」「認められること」が勇気になるんです。
注意すべきなのが、ここで単純に褒めればいいというわけではなく…
田端信太郎「変化の激しい時代だからこそ“空気を読まないやつ”が強い」
【田端信太郎(たばた・しんたろう)】NTTデータを経てリクルートへ。フリーマガジン『R25』を立ち上げ、創刊後は広告営業の責任者を務める。その後ライブドア、コンデナストジャパン、NHN JAPANを経て、株式会社ZOZOコミュニケーションデザイン室本部長に就任。現在は退職
Q1.“採りたい新卒”の条件は?
田端さん
「行動力があるやつ」、「空気を読まないやつ」。それこそ、社会を知らない新卒の良さでもあります。
「会社は学校じゃねんだよ」というABEMAのドラマがありましたが、まさに会社は学校ではない。社会には「これが正解」「こうあるべき」ということを教えてくれる先生はいません。
なので、正解を求めすぎてしまうあまりチャレンジを尻込みしてしまう優等生タイプは、学校では評価されても、変化の激しい社会では不利になると思います。
Q2.“ほしい人材”を獲得するためのクロージング術は?
田端さん
“会社の上司”という立場ではなく、“イチ人生の先輩”としてキャリアをアドバイスすること。
必ず中立公平な立場で、その人が悩んでいる会社や業界に対しての“世の中におけるファクト(客観)”と“自分が見てきたリアル(主観)”をわけて伝えたうえで、最終判断をするのはあなたですと。
ただ、それでも留まってくれないタイプもいます。そういうときは…
ラランド・サーヤ「“自分だけの知識を語れる人”がチームにいると安心します」
【サーヤ】1995年生まれ。上智大学外国語学科卒業卒業。お笑いコンビ「ラランド」のボケ担当として芸人活動をしながら、広告会社で今も現役OLとして働くパラレルワーカー。2014年にお笑いコンビ「ラランド」を結成。2019年に「M-1グランプリ2019」で準決勝進出。フリーで活動していたが、2021年3月から個人事務所「レモンジャム」を立ち上げ社長も務める
Q1.“一緒に働きたい新卒”の条件は?
サーヤさん
自分だけの“突き抜けた知識や分野を持っている人”です。
私は芸人として活動しながら広告会社で働いているので、案件でタレントさんをキャスティングするときは「今、この人は○○に興味があるので、こういうオファーの仕方をすべき」と、芸人だからこその強みを持って、自分の言葉に説得力を持って仕事ができるんですよね。
ミーハーで広く浅く知っていることも大事ですが、それよりも1つでいいから“自分の武器になる知識を持っている人”がチームにいると安心できるなと思います。
Q2.就職する会社の決め手となった理由や、面接時印象に残ったことは?
サーヤさん
一番大きかったのは、歳の近い若手社員と話す機会をスムーズに設けてくれたので、“若手のキャリアをイメージできた”こと。
企業の説明会やホームページだけではいい部分しか見えないので、最終面接の前に悩んでいた数社の人事の方に「2年目から3年目で会える社員の方はいますか?」と直接面談をお願いしたんです。新卒入社した会社は、その時にとても親身になってくれたことが決め手になりました。
逆に、その過程で“自分には合わないかも”と思ってしまった会社は…
本イベントでは事前に参加者からの質問を募集しております。申し込みフォームよりぜひ質問をお寄せください!
そして、それぞれのトピックに対する出演者3名の答えとは? 続きはライブイベント当日をお楽しみに。
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