ビジネスパーソンインタビュー
モルガン・スタンレー出身者のエクセル術
『【初心者から上級者まで】1日で学べるエクセルの教科書 マスターコース』より、7つのExcel関数の使い方を紹介!
新R25編集部
若手ビジネスパーソンが避けては通れない「Excel」を使った作業。
データの量が多ければ多いほど時間がかかってしまい、ときには残業せざるを得ないこともありますよね。
そこで今回は、オンライン動画講座サービス「Udemy」の人気講座『【初心者から上級者まで】1日で学べるエクセルの教科書 マスターコース』より、7つのExcel関数の使い方をご紹介!
講師はAmazonランキングで1位を獲得した『外資系投資銀行のエクセル仕事術』の著者、熊野整さんです。
熊野さんはUdemyの講師として動画講座も提供しており、大手総合商社をはじめ、多くの有名企業で採用されている人気研修プログラムを元に作成されています。
本記事では、講座内で紹介されている7つのExcel関数の使い方を特別に公開!
「さらにスキルアップをして業務効率化につなげたい」と感じた方はぜひUdemyの講座の受講も検討ください(現在お得なキャンペーンも実施中!)。
Udemyとは
『Udemy』とは、米国法人Udemy,Inc.が運営する世界5000万人以上が利用するオンライン学習プラットフォームです。
Udemyは、C to C(Consumer to Consumer)プラットフォームで世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげます。
最新のIT技術からビジネス、趣味まで幅広い領域の学びをオンラインで学ぶことができ、世界で約15万コース、5万7000名の講師が登録しています。
隙間時間にPC・スマートフォンなど好きなデバイスからのアクセスが可能で、学習期限はないため、必要なときに必要なだけ学習を進められます。
ショートカット「オートSUM」で合計を出す
「SUM関数」を使うと、選択した範囲の合計を計算することができます。
計算式は「=SUM(合計範囲)」で、手順は次のようになります。
①「
=SUM(
」 と入力
②
マウスで合計する範囲
(この場合は「1月の販売数の欄」)を選択する
③ 「
)
」を入力してエンターキーを押す
また、「オートSUM」を使うと、直接計算式を入力しなくても合計を計算することができます。
①
合計を計算したい列または行(この場合は「1月の販売数の列」)の端のセル
を選択する
② ホームタブの右上にある
「Σ」
をクリック
③ エンターキーを押す
「オートSUM」はショートカットを使って挿入することもできます。
①
合計を計算したい列または行の端のセル
を選択する
② Windowsでは「
shift
」+「
Alt
」+「
=
」 を、Macでは「
commond
」+「
shift
」+「
t
」を押す
「IF関数」で条件によって処理を変える
「IF関数」を使うと、条件によって処理を変えることができます。
計算式は「=IF(条件,"条件に当てはまる場合の処理","条件に当てはまらない場合の処理")」です。
たとえば、目標の数値より実績の数値が大きい地域に◯をつけたい場合、手順は次のようになります。
①「
=IF(
」と入力
②
条件
(この場合は「D5>C5」)を入力し、「
,
」を打つ
③「
“
」「
”
」のなかに
条件に当てはまる場合の処理
(この場合は「◯」)を入力し、「
,
」を打つ
④「
“
」「
”
」のなかに
条件に当てはまらない場合の処理
(この場合は「何もなし」)を入力する
⑤「
)
」を入力してエンターキーを押す
条件が2つ以上ある場合は 、IF関数を2回計算する必要があります。
計算式は「=IF(条件①,”条件①に当てはまる場合”,IF(条件②,"条件②に当てはまる場合","条件②に当てはまらない場合"))」です。
たとえば、実績が1500より大きい人にはA評価、1000より大きい人にはB評価、それ以外にはC評価をつけたい場合、手順は次のようになります。
①「
=IF(
」 と入力
②
1つめの条件
(この場合は「C8>B2」)を入力し、「
,
」を打つ
③「
“
」「
”
」のなかに
条件に当てはまる場合の処理
(この場合は「E2」)を入力し、「
,
」を打つ
④「
IF(
」と入力
⑤
2つめの条件
(この場合は「C8>B3」)を入力し、「
,
」を打つ
⑥「
“
」「
”
」のなかに、
1つめの条件に当てはまらず2つめの条件に当てはまる場合の処理
(この場合は「E3」)を入力し、カンマ「
,
」を打つ
⑦「
“
」「
”
」のなかに、
1つめの条件と2つめの条件どちらにも当てはまらない場合の処理
(この場合はE4)を入力
⑧「
)
」を2つ入力してエンターキーを押す
「COUNTIF関数」「COUNTIFS関数」で条件に合った数を数える
「COUNTIF関数」を使うと、条件にあう数を数えることができます(条件が1つの場合)。
計算式は「=COUNTIF(検索範囲,検索したいワード)」です。
たとえば、購入履歴から男性の数を数えたい場合、手順は次のようになります。
①「
=COUNTIF(
」と入力
②
検索範囲
(この場合は「性別の欄」)をマウスで指定して、「
,
」を打つ
③
検索したいワード
(この場合は「男性=B4」)を入力
④「
)
」を入力してエンターキーを押す
しかし、この関数をそのまま下のセルにコピーすると、検索範囲がズレて、間違った結果が出てしまいます。
検索範囲を固定するには、固定したい範囲(この場合はC9:C13)を選択したあとに、「F4」キーを押しましょう(※「F4」キーを押すのはWindowsの場合。Macの場合は「Command」+「T」)。
また、条件にあう数を数えるとき、条件が2つ以上の場合は「COUNTIFS関数」を使います。
計算式は「=COUNTIFS(検索範囲①,検索したいワード①,検索範囲②,検索したいワード②…)」です。
たとえば、ワインを買った女性の数を数えたい場合、手順は次のようになります。
①「
=COUNTIFS(
」と入力
②
1つめの検索範囲
(この場合は「商品の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押し「
,
」を打つ
③
1つめの検索したいワード
(この場合は「ワイン=B4」)を入力し、「
,
」を打つ
④
2つめの検索範囲
(この場合は「性別の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押し、「
,
」を打つ
⑤
2つめの検索したいワード
(この場合は「女性=C4」)を入力
⑥「
)
」を入力してエンターキーを押す
「SUMIF関数」「SUMIFS関数」で条件に合ったものの合計を出す
「SUMIF関数」を使うと、条件に合ったものの合計を出すことができます(条件が1つの場合)。
計算式は「= SUMIF(検索範囲,検索したいワード,合計範囲)」です。
たとえば、男性が購入した商品の売上の合計を数えたい場合、手順は次のようになります。
①「
=SUMIF(
」と入力
②
検索範囲
(この場合は「性別の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押し、「
,
」を打つ
③
検索したいワード
(この場合は「男性=B4」)を入力し、「
,
」を打つ
④
合計したい範囲
(この場合は「売上の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押す
⑤「
)
」を入力してエンターキーを押す
また、条件にあう数を数えるとき、条件が2つ以上の場合は「SUMIFS関数」を使います。
計算式は「=SUMIFS(合計範囲,検索範囲①,検索したいワード①,検索範囲②,検索したいワード②…)」です
たとえば、女性が購入したワインの売上の合計を数えたい場合、手順は次のようになります。
①「
=SUMIFS(
」と入力
②
合計したい範囲
(この場合は「売上の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押し、「
,
」を打つ
③
1つめの検索範囲
(この場合は「商品の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押し、「
,
」を打つ
④
1つめの検索したいワード
(この場合は「ワイン=B4」)を入力し、「
,
」を打つ
⑤
2つめの検索範囲
(この場合は「性別の欄」)をマウスで指定して、「
F4
」キーを押し、「
,
」を打つ
⑥
2つめの検索したいワード
(この場合は「女性=C4」)を入力
⑦「
)
」を入力してエンターキーを押す
「VLOOKUP関数」で検索する
「
VLOOKUP関数
」を使うと、検索したいワードに紐づくデータを呼び出すことができます。
計算式は「=VLOOKUP(検索したいワード,検索範囲, 列番号,検索方法)」です。
たとえば、ウーロン茶の単価を調べたい場合、手順は次のようになります。
①「
=VLOOKUP(
」と入力
②
検索したいワード
(この場合は「ウーロン茶=B4」)を入力し、「
,
」を打つ
③
検索範囲
(この場合は「商品単価の表」)をマウスで指定し、「
,
」を打つ
④
列番号
(検索したいワードから数えて、右に何列目のセルに入っているデータを呼び出したいのか)を入力し、「
,
」を打つ
⑤
検索方法
(「FALSE」→近似値はNG /「TRUE」→近似値もOK)を入力
⑥「
)
」を入力してエンターキーを押す
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