ビジネスパーソンインタビュー
日本の“朝”を支えてきたコーヒー
「成果は“休み方”で決まる。佐渡島庸平が「ネスカフェ エクセラ」と考える、朝を充実させる価値
新R25編集部
ビジネスパーソンにとっての永遠の課題が「朝」。
「ゆったりとした朝を過ごしたい」と思っていても、「早起きが苦手」「慌ただしく 準備をするだけで朝が終わってしまう」という読者も多いはず…
そんななか「朝の時間の使い方をしっかり意識している」と語るのが、『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』『働きマン』など、数々のヒット漫画を生み出した、編集者の佐渡島庸平さん。
【佐渡島庸平(さどしま・ようへい)】株式会社コルク代表取締役。2002年講談社入社。週刊モーニング編集部にて、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。2012年講談社退社後、クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。従来の出版流通の形の先にあるインターネット時代のエンターテイメントのモデル構築を目指している
編集者というと、「夜遅く、朝も遅い」イメージの強い職業ですが、どんな朝を過ごしているのでしょう?
今回は、ビジネスパーソンの朝を応援するブランド「ネスカフェ エクセラ」とのタイアップ企画として、佐渡島さんに“朝”の使い方をお伺いします。
〈聞き手=小沢あや〉
朝の時間は「主体的に仕事をするため」の準備時間
小沢
佐渡島さんは、「朝時間の使い方をかなり意識している」と伺いました。
佐渡島さん
うん、してますよ。朝をゆっくり過ごせると、心に余裕が生まれて1日の過ごし方が変わるんです。
毎朝6時半にスマートウォッチの振動アラームで起きるのが日課ですね。
この日の取材も、朝8時半からスタート…朝に対する意識が高すぎる
小沢
そんなに早く起きるんですね…!
佐渡島さん
そうです。
あと、土日も同じ時間に起きることを徹底していますね。起きる時間を毎日統一することってすごく大事なんですよ。
小沢
起きる時間を統一すると具体的にどんなメリットがあるんでしょうか?
佐渡島さん
ひとつは、主体的に仕事ができるようになることです。
佐渡島さん
「仕事を自分ごと化できない」って悩みをよく聞くんですけど、これは、毎朝同じ時間に起きて「今日の自分のミッション」を考えることで解決します。
たとえば会議がある日。事前に「この話をしよう」と考えておけば、場当たり的にはならないですよね。準備ができていないとその場でパッと発言するしかないですが、これは相当優秀じゃないと難しい。
でも、頭のなかで1回リハーサルが終わっていれば、「いつ話そうかな」ってタイミングを考えればいいだけじゃないですか。
小沢
たしかに。
佐渡島さん
もうひとつは、“前日の夜にしっかり休める”ということですよね。
朝起きる時間を決めると、自然に夜も決まった時間にちゃんと休むようになる。
僕、仕事で成果を出したいと思ったら、まずは休み方から考えるべきだと思うんですよ。人って120%休むことができていれば、自然と成果が出るものなんです。
佐渡島さん
でも、ちゃんと休んでないのに成果を追って頑張りすぎると、疲労だけが溜まって、本来の能力すら出せなくなる負のスパイラルにハマっていく。
昔、ある有名な起業家の人に「土日も仕事してるんです」って話したら「そんなの、本気じゃない証拠」「土日に仕事している人が、何十年も働き続けられるわけないだろ」って怒られたんです。
それ以来、土日に仕事するたび「自分の余裕のなさと焦りの指標だ」と思ってますね(笑)。
小沢
朝の時間を大切にするってつまり、「休む時間を大切にする」ことと同じなんですね。
成果を出したいときほど、自分の休み方を考える
小沢
でもそうしたいと思っていながらも、慌ただしく働いて、休む時間もないまま毎日を過ごしている人も多そうですよね…
佐渡島さん
そういうときは、「休む時間」から計画を立てるようにするといいですよ。
たとえば、お正月って“抱負”を考える人が多いじゃないですか。そのときに“どう目標を実現するか”だけじゃなくて、“どう休むのか”の年間スケジュールも立てるといいんです。
僕、ここ数年は年始に有給を取る日を決めて、それを前提に仕事してますもん。
小沢
えっ!? 1年分の休みの計画を立てているってことですか…?
佐渡島さん
そうです。
先ほどお話ししたように、ちゃんと休むことは、ビジネスパーソンにとって重要な能力。
「有給取れない」って周囲に吐露している人は、「自分の仕事力がない」ということを晒してるのと同じことです。
小沢
なるほど。
ほかにも、佐渡島さんが休むために意識されていることはあるんですか?
佐渡島さん
オススメなのが、「寝る時間」をスケジュールアプリに入れることですね。
小沢
起きる時間じゃなくて、寝る時間ですか!?
佐渡島さん
そうそう。ちゃんと「この時間には寝る!」って決めてしまう。
知り合いの有名な医師が言ってたんですけど、人間って、ふだん息を吸うことは自然にできるんですけど、緊張状態が続くと息を吐くことって雑になって忘れがちなんですって。
だから優秀なアスリートは、呼吸を吐くことをちゃんと意識して、トレーニングしてるらしいんです。
呼吸の話ですか…?
佐渡島さん
休むこともそれと同じ。ふられた仕事はみんな自然とこなせるけど、意識しないと休息を忘れてしまいがちなんですよ。
休み方をちゃんと意識することで、結果的に自分のパフォーマンスが上がるんです。
小沢
説得力がすごい…
「スケジュールに『夜寝る時間』を入れる」、早速やってみます!
“朝のスイッチ”として活用できる「コーヒーの香り」
佐渡島さん
あと、朝起きてからの行動は、厳密にルーティン化してますね。
小沢
それはどうしてですか?
佐渡島さん
人間の意志の力って本当に弱いんですよ。だからもう、身体に刷り込んでるんです。
お風呂にゆっくり入って、身体を目覚めさせ、コーヒーやあたたかい飲み物等を飲んで目を覚ます。
そうやって、お決まりの行動を取ることで、「この行動をしてるってことは仕事モードになるぞ! 朝だぞ!」ってスイッチを入れてるんですよね。
佐渡島さん
だから、飲み物の香りで強制的に目が覚める身体になってます。行動のスイッチになっているというか。
小沢
まさに、そんな佐渡島さんに紹介したいのが、「ネスカフェ エクセラ」です。
実は日本に“朝のコーヒー文化”をつくったブランドこそ、エクセラなんです。
ここからは、ネスレ日本株式会社 マーケティング担当の上林さん(右)にバトンタッチします!
上林さん
「ネスカフェ エクセラ」が誕生した1960年はまだまだ「外国の飲み物」というイメージが強く、一般家庭にはコーヒー文化があまり根付いていなかったんです。
そこで、1975年のCMで「新聞、トースト、ネスカフェ」というキャッチコピーでTVCMを放映し、「朝=コーヒー」のイメージを浸透させることを狙いました。
佐渡島さん
たしかに、昔の日本人は朝食も和食中心だったけど、食パンとともに一気に「モーニングコーヒー」が一般化した印象はありますよね。
上林さん
そうなんです。「忙しい朝にコーヒーを飲もう」というメッセージを発信し続け、累計飲用杯数2500億杯を突破し、日本の朝に一番飲まれるブランド(として浸透していきました。
佐渡島さん
これって味わいも朝に特化させているんですか?
上林さん
朝は軽いコーヒーよりも、目覚めるためにしっかりとした味わい・香りを楽しみたいという方も多いので、挽き立つ香りと“深いコク”が楽しめるようにしています。
そのエクセラを、忙しい朝に便利に、ワンタッチでお楽しみいただくために、今回「バリスタ」(※)対応で発売させていただきました。
※ネスレ日本が開発した世界初のレギュラーソリュブルフリーズドライコーヒー(インスタントコーヒー)専用電気コーヒー沸器(コーヒーサーバーまたはバリスタマシン)
バリスタで楽しむ「ネスカフェ エクセラ」の魅力とは?
佐渡島さん
実は僕、「バリスタ」を実家と自宅に2台持ってるんですよ。
上林さん
ありがとうございます!
ワンタッチで本格的なコーヒーが楽しめて、後片付けも必要ないので朝にはとくにオススメです。ぜひ、今回はバリスタでエクセラをお試しいただきたく…!
「バリスタ、すぐに淹れられるのが便利なんですよね」
ボタンを押してから、約1分ほどでコーヒーができあがります
上林さん
ちなみに、「ネスカフェ エクセラ」を1回補充していただければ、約50杯のコーヒーが楽しめます。
ゴクッ
佐渡島さん
淹れてるときは濃い香りが広がって、飲みやすくておいしいですね。
上林さん
バリスタ専用のエクセラは、コーヒー抽出液の中に微粉砕したコーヒー豆を包み込むことで豆の酸化の原因となる空気との接触を抑えています。
そのため、いつでも淹れたての香りとコーヒー本来の味わいが一面に広がるんです。
佐渡島さん
いい香り。バリスタで淹れればお湯を注ぐだけのときよりも香りが広がるから、朝も目が覚めやすくなりそうですね。
…あれ? ここ、Bluetoothマークがついてますが、なににつながるんですか?
上林さん
これは、ネスカフェアプリというアプリとバリスタを連動させることで、コーヒーの濃さや水の量など、お好みで調整したうえで淹れることが可能になるんです。
佐渡島さん
お〜なるほど!
僕、ずっと考えてたんですけど、コーヒーを淹れてる間の1分ちょっとなら、忙しい人でもその場にとどまるじゃないですか。
そのときにコーヒーメーカーのディスプレイに4コマ漫画が流れたらいいなと思っていて…
上林さん
漫画…! 朝の楽しみになるかもしれませんね。
ネスレは日本で一番“朝に飲まれているブランド”として、一杯のコーヒーを通じて、頑張る人の朝を少しでも快適に、明るくしていきたいですね。
ヒット漫画を支える編集者の仕事の裏には、徹底した「息抜き」と、「毎朝のルーティン」がありました。
やっぱり、朝の時間を見直すって大事かも…。
日本の“朝”をつくってきた「ネスカフェ エクセラ」。
挽き立つ香りと深いコクが魅力のコーヒーとともに、いつもよりゆったりした朝を過ごしていきましょう!
〈取材・文=小沢あや(@hibicoto)/編集=宮内麻希(@haribo1126)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉
ビジネスパーソンインタビュー
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