ビジネスパーソンインタビュー

人生に目標なんていらない。多くの成功者たちが証明した、目標より1000倍大事なこと

マコなり社長YouTubeチャンネルより

人生に目標なんていらない。多くの成功者たちが証明した、目標より1000倍大事なこと

新R25編集部

2019/10/21

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「『目標を持て』なんて、固定観念です」

「みんな『将来の目標を明確に持たないといけない』という価値観に縛られすぎている」

日本最大級のプログラミングスクール「TECH::EXPERT」「TECH::CAMP」を運営する株式会社divの代表、真子就有(まこ・ゆきなり)さんは、そう指摘します。

将来特にやりたいことがなく悩んでいるという人も多いかもしれませんが、「目標は大事だが、マストではない」とのこと。

今回は、真子さんが自身の経験や成功者たちの事例から学んだ「人生に明確な目標を持つよりも1,000倍大事なこと」をお伝えします。

【真子就有(まこ・ゆきなり)】株式会社div代表取締役。1989年生まれ、福岡市出身。青山学院大学卒。大学在学中からプログラミングを独学で学び、大学4年次に起業。2014年よりプログラミング教育事業をスタート。2016年に開始した「TECH::EXPERT」は日本最大規模のエンジニア養成スクールとなっている。2015年Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出。現在、従業員数200名。YouTubeチャンネル「マコなり社長」は開始8ヶ月で登録者数15万人を突破

目標を立てるよりも1000倍大切なのは「試行回数を増やすこと」

今回話すのは「成功するために目標は必要なのか」という話です。

この話をしようと思ったのは、25歳を過ぎた社会人の数名から「今の仕事に満足しているわけじゃないけれど、将来明確にやりたいことがあるわけでもない」と、聞いたことがきっかけです。

今回はそういった、将来特にやりたいことがない、明確な目標がなくて悩んでいる、という人にこそ聞いてほしい話です。

もちろん、実際にどう生きるのかはその人が決めることなので、本人が満足していれば、それがすべてでしょう。

ただ、反対意見があるのも承知の上で私がお伝えしておきたいのは、「人生に明確な目標を持つよりも1,000倍大事なことがある」ということです。

「目標を持つことがダメだ」と言いたいわけではありません。

将来の目標は大事だが、マストではないということを伝えたいのです。

なぜならみんな、目標を持つことにとらわれすぎていると思います。

経営者になる」「年収1,000万円を超える」「カフェを開く」「投資家になる」といった具体的な目標がないと、「行動してはいけない」という固定観念に縛られていて、最初の一歩を踏み出すことすらもできていません。

たしかに僕たちは、小学生のころから「将来の夢は?」「どの大学に行くの?」と、まわりに目標ばかりたずねられてきましたよね。

目標を持て、目標を持て、と10年以上言われつづけてきました

そんな僕たちが大人になって、「将来の目標を明確に持たないといけない」という価値観を持ってしまうのもわからなくはありません。

でも、世の中でいわゆる成功者と呼ばれている人たちは、「目標通りにいかなかった人たち」なんです。

私は目標を立てるよりも1,000倍大事なことがあると思っています。

ズバリそれは、「試行回数を増やすこと」です。

昨日までやってこなかったことを今日やってみることのほうが、比べものにならないほど大切です。

世の中の成功者たちは、とにかく新しいことに挑戦してきた

これととても似た話が『仕事は楽しいかね?』という本の中にも出てきます。

これは本の中で紹介されている事例ですが、アップルコンピュータを作ったスティーブ・ウォズニアックは、世界一の会社を作りたかったわけじゃありません。遊び感覚で、自分が好きなコンピューターを開発していただけなんです。

今世界中で売れているコーラは、もともと薬屋の従業員が、「甘い頭痛薬を水で割って飲むとおいしい」ということに気づいたのが始まりです。

Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグは、自分が通っていた大学で使えるSNSを作りたかっただけです。

そして私は、まだまだ成功者というには程遠いのですが、現在従業員200名以上のテクノロジー教育の会社を経営しています。

そんな私も、2012年に起業したときは、自分が教育事業をやるなんて1ミリも思っていませんでした。

パソコン1台で世界を変えるような、アプリやサービスを作りたかっただけで、ビジネスプランもお金も、企画も仲間も何もないなかで、内定を辞退して会社を起こしたんです。

最初の数年は、アプリ やweb サービスを作りつづけても、まったくうまくいきませんでした。

仲間がほとんど辞め、借金を背負い、どうしようかと思い悩んでいるなかで、たまたま「質問し放題のプログラミング教育事業」を思いついてスタートしたらお客さんが押し寄せてきたんです。

この経験から私は、新しいことをやりつづける大切さを、身に染みて実感しています。

世の中の成功者といわれる人たちは、頭がいいわけではなく、とにかく新しいことに挑戦していたのです。

多くの人は目標を立て、慎重に一歩目を踏み出そうとして、結局何もしません。

それは失敗が怖いからです。

でも、試しに新しいことをやってみて、たくさん失敗する

実はこれが、成功への一番の近道なのです。

目標がなかなか決まらなくて動き出せない人、もう難しく考えるのは、やめてみたらどうでしょう。

これまでやらなかったことを、やってみるだけでいいんです。

試しにやってみることで、思ってもみなかった結果を得られる

私は今年になって将来のために1日3時間の英語学習、会社の広報のためにこのYouTubeのチャンネルを始めました。

続けるのは本当に大変ですが、やってみたことで、本来の目的以外にも、たくさんの学びを得ることができました。

英語を毎日勉強してみたことで、自分の会社の教育事業に生かせるアイデアがたくさん浮かびました。

YouTubeに詳しくなったことで、うちの会社でもYouTube関連の事業を立ち上げることが決まりました。

全部、はじめは考えもしなかったことです。

試しにやってみたからこそ、生まれたことなんです

食べたことのないものを食べる、行ったことのないところに行ってみる、まだ会ったことのない人に会う、やったことのない仕事をやってみる。

ちょっと面白そうだな」と思ったことを、ためらわずやってみてください。

それだけが人生を充実させ、成功に導く方法だと、多くの偉人たちが証明しています。

ぜひ今日から、これまでやってこなかったことに挑戦してみてください。

真子さん(まこなり社長)のYouTubeチャンネルには仕事に役立つ話が満載です!

今回の動画で語られていた「目標は大事だがマストではない」という話のように、私たちは無意識のうちに抱いていた固定観念によって、可能性を狭めていることがあります。

そんな、“知らないと損をする仕事の話”をまとめてインプットできるのが、真子さんのYouTubeチャンネル

今日からすぐに活用できる仕事術や会話のテクニックなど、「ビジネスで活躍したい!」と思う人にぴったりの情報が満載です!

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