ビジネスパーソンインタビュー
どっちのコピーがそそられる?
「初音ミクVR」の魅力を伝えたい。編集長 VS 超人気コスプレイヤー キャッチコピー対決!
新R25編集部
『新R25』編集長の渡辺がコミック・インターネットカフェ「快活CLUB」の魅力を体験する特別企画、後編は人気の「VRシアター」にスポットを当てたいと思います!
↓前編の記事はこちら↓
ただし、ここでひとつ問題が。VRの魅力って、実際に観ている人にしか伝わらないじゃないですか。また、ヘッドセットをしている渡辺の姿だけでは画が持つはずもありません…。
そこで後編では、今回体験する「初音ミクVR」にまつわるあの“超人気コスプレイヤー”に登場してもらうことに。
「コスプレのプロ」と「コトバのプロ」、はたしてどちらが「初音ミク」VRを魅力的に伝えられるのか?お互いに負けられないキャッチコピー対決を実施したいと思います!
乗り気じゃない渡辺の前にスペシャルゲストが登場! あまりのかわいさにコピー対決そっちのけに…
編集長・渡辺
「コスプレのプロ」が来るって? そのコもサブカルにはくわしいかもしれないけど、こっちは「コトバのプロ」だからね。
体験したモノの魅力を伝える“キャッチコピー”対決で負けるわけないじゃん。
渡辺が不機嫌な表情でブツブツ言いながら待っていると…
渡辺の前に、いきなり今回のスペシャルゲストが登場!
【えなこ】名古屋市出身のコスプレイヤー。そのクオリティと透明感のあるルックスで、“日本一のコスプレイヤー”として人気を博している。近年はモデルや声優、テレビ出演などコスプレ以外でも幅広く活動中。
日本No.1コスプレイヤーとの呼び声も高いえなこさん。今回はなんと、“激レア”なロングスカートのメイドコスプレで来てくれました!(※特別に靴のまま撮影しておりますが、個室内は土足禁止です)
えなこさん
おはようございまーす。今日はよろしくお願いします!
編集長・渡辺
(ちょちょ、ちょっと待って…この世のものとは思えないほどにかわいい…)
あの…握手してもらっていいですか?
「ダメだ。デレデレが止まらない」(34歳)
さっきまでの不機嫌な態度はどこへ!? 握手を求めるも、あまりのかわいさに直視できてません。
編集長・渡辺
あと…撮影会とかでファンの人たちとやってるハートのポーズ。あれも一緒にやってもらえないでしょうか?
えなこさん
いいですよ! こうですか?
とても読者様には見せられない口元
えなこさん
え!? いいですけど、キャッチコピー対決は…
企画そっちのけでカラオケのデュエットまでおねだりする始末。
テンションが上がりすぎてどうしようもない渡辺を前に、えなこさんはこの表情…。
ここで同行した編集部員が「えなこさん、本当にすみません! 編集長、早くキャッチコピー対決に入ってくださいよ!」と、渡辺の暴走に喝。先が思いやられる…。
編集長の威厳を失った渡辺。勝負を前に早くもリードを許してしまう…
ようやく、えなこさんに企画の主旨や対決ルールを説明し始めた渡辺。終始デレデレ状態で、もはや「コトバのプロ」の威厳はゼロ。
えなこさん
お互いにキャッチコピーを考えて、どっちのコピーでVRを観たくなるか、『新R25』の読者さんにジャッジしてもらうんですよね?
編集長・渡辺
そ、その通りです!
(かわいいだけじゃなくて、飲み込みも早い…)
しどろもどろの渡辺をよそに、手際よくリードしてくれるえなこさん。スタッフさんにVRの準備をお願いするポーズもかわいい…。
編集長・渡辺
(ヤバイ。完全にリードされてるし、かわいいすぎて全然集中できない)
前回も体験したはずなのに自分でヘッドセットが装着できない渡辺は、お店のスタッフさんに手伝ってもらう始末。えなこさんはもうスタンバイOKだというのに…。
なんとか「雪ミクVR」キャッチコピー対決がスタート!
ようやく準備完了し、いよいよ初音ミクのVRがスタート!
「快活CLUB」では2つの「初音ミクVR」コンテンツが楽しめて、今回2人が選んだのは、「四角い地球を丸くする/TOKOTOKO(西沢さんP) feat. 初音ミク」。
今年の2月におこなわれた、“雪ミク”が北海道を応援するイベント「SNOW MIKU 2018」の公式テーマソングをVR映像化したもの。
「あ、ミクちゃんだー!」大興奮で“雪ミク”に手を振る2人。
同じ方向を同時に見上げたかと思えば…
真逆を向いて、「リアルに札幌だ!」「あ、今度はこっちに(ミクが)いる!」などと叫ぶ2人!
ついには、壁に向かって「ミクがこっちに来た! あ、でも消えちゃった! 行かないで〜」と騒ぎだす渡辺。
かなりシュールです。一体どんな映像が見えているんだろう…?
「コトバのプロ」と「コスプレのプロ」から飛び出した“キャッチコピー”は…?
約4分間の視聴を終えてヘッドセットをはずし、リアルな札幌のスポットを“雪ミク”と巡った楽しさの余韻に浸る2人。
編集長・渡辺
やばい。VR、楽しい(笑)。
本当に札幌へ行った気分にもなれるし、こんな臨場感あるとは…
えなこさん
ホントですねー!本物のミクちゃんがまんまそこにいるって感じで。
編集長・渡辺
ではさっそく、この感動を伝えるキャッチコピーを考えましょう。
えなこさん
はーい。
スラスラと書き始めるえなこさん。一方の渡辺は、「うーん…“快活でオタクになれた”とか。いやちょっとイマイチだな…」などとブツブツ言うだけでなかなかペンが進みません。「コトバのプロ」がんばれ!
えなこさん
渡辺さん、できましたか?
編集長・渡辺
え? うーん、そうだな…じゃあこれでいきます!
(ダメだ、完全にペースを握られている)
えなこさん
じゃあ「せーの」で出しましょ。せーのっ!
編集長・渡辺
なるほど…
えなこさん
…
渡辺考案のキャッチコピー
「ねぇ ミク… そこにいるのになぜ触(さわ)れないの?」
編集長・渡辺
あまりのリアリティに、ミクに触れられないもどかしさや切なさを感じちゃいました。
正直、ちょっと気持ち悪いコピーかなとも思いつつ、自分の気持ちや欲望をストレートに表現するほうに賭けてみたいなと。
本当の「コトバのプロ」は小手先のテクニックに頼らないんです。
えなこさん
そもそも「ミク」って呼び捨てにしている時点でダメですね。ミクちゃんへの愛を感じません。
編集長・渡辺
え? …まずい、完全に盲点だった。
えなこさん考案のキャッチコピー
「目の前に、確かに『ミクちゃん』は存在していた。」
えなこさん
VRのなかの「ミクちゃん」は、バーチャルではなく確かにそこに存在しているくらいのリアル感があったので、それを素直に伝えるコピーにしました。
私も一緒にミクちゃんと札幌の街を歩いている気分でした。
編集長・渡辺
なるほど。“ちゃん付け”したり、バーチャルではなく“確かな存在感”と表現したりするあたり、ミクへの愛を感じますね。
僕の“ミクへの欲望”VSえなこさんの“ミクへの愛”ってところかな。まぁでも、男だったらこっちに共感してくれるはず。
えなこさん
本当のミクちゃんファンなら“確かな存在感”に共感してくれると思いますよ!
自信満々の2人
編集長・渡辺
えなこさんは最高にかわいかったけど、編集長の名にかけて負けられない。
えなこさん
私は負けちゃっても、楽しかったから満足です。
渡辺さん、ありがとうございました!
編集長・渡辺
(性格まで最高かよ! もう自分も負けていい)
『新R25』の読者にアンケート。キャッチコピー対決の結果やいかに…
えなこさんと夢のような時間をすごした渡辺。ニヤニヤしながら編集部のオフィスに戻り、SNSで読者に投票を呼びかけました。
そこから数日間、集計を続けた結果を発表します!
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どんっ!
結果は、渡辺考案の「ねぇ ミク… そこにいるのになぜ触(さわ)れないの?」が悲劇の(?)勝利!
えなこさんに握手をしてもらったり、カラオケでデュエットしたり…。ファンのみなさんには申し訳ないほどイイ思いをしながら、本気で勝ちにくるなんて大人げない!
…ですが、まぁ読者のことを理解した「コトバのプロ」がなんとか名誉を保ったと思って、大目にみてあげますか。
えなこさんや渡辺のキャッチコピーで「初音ミクVR」を観たくなったら、近くの「快活CLUB」に足を運んでみてください。auスマートパス会員なら、無料クーポンでVRの利用料900円(税込)が0円になりますよ!(2018年4月30日まで)
〈取材・文=新R25編集部/撮影=オカダマコト〉
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