ビジネスパーソンインタビュー
R25世代の男子も学びたい!
意思の強さに頼っちゃダメ!? 1000万円貯金を目指す「富女子会」に学ぶ貯金のコツ
新R25編集部
「5年で1000万円貯める」と聞いて、「ムリ」と感じる人は多いだろう。さすがに目標高すぎ…と思いきや、最近は「5年で1000万円」を達成している“富女子(フジョシ)”なる女性たちが話題になっているのだとか。
ひょっとしたら、ボクら男子が貯金体質になるためのヒントがあるかも? “富女子”の貯金術を学んでみよう!
書籍から注目された“富女子”。「経済的自立を目指す」マネー意識の高い女子150人が集結
“富女子”という言葉が注目されたのは、2015年に発売された書籍『富女子宣言』(幻冬舎)がきっかけ。著者は金融・投資コンサルタントの永田雄三氏だ。同書は「20代女子が5年で1000万円貯める」ための基礎知識やノウハウを伝授している。
永田氏はお金に関するセミナーやイベント、投資セミナーをおこなうワイズアカデミー社の社長で、「富女子会」は同社の事業のひとつ。「他に依存せず、経済的自立を目指す」を目的とし、そうした意識の高い女性を中心に約150人が集結しているそう。
画像は「ワイズアカデミー」オフィシャルサイトのスクリーンショット
主な活動は、定期勉強会・セミナー、積立サービスの利用、投資・金融・保険・不動産のコンサルティングなど。堅苦しそうなものだけでなく、不動産見学ツアー、メンバー交流会、海外旅行ツアーなどの“交流”プログラムもあるという。
ボクたちも「富女子会」に参加できればいいが、会は「女性限定」。いったい、どんな内容が伝授されているの!?
【コツ1】「貯金計画書」を公開!? 同じ目的の“貯金仲間”をつくり、アドバイスをし合おう!
「富女子会」では「貯金計画書」というものを作成し、なんとメンバー間で公開するのだとか!
https://www.alicey.jp/article/52630新しいメンバーは今までの貯金額が非常に少ない方ばかり。1,000万円の計画書について、先輩富女子からのするどい質問が相次ぎます。
先輩富女子いわく「計画書を見て、楽しくないと貯まらない!」「若いうちにとにかく貯めてしまう!」のがコツなんだとか。貯めたい動機が弱いと計画書も甘い作りになってしまうようです。
ALICEY「20代が5年で1,000万円貯金!?「富女子」の実態とは?」より
会社やサークルのように同じ目的の仲間を作り、活発にコミュニケーションすることが貯金にも重要なようだ。
会社の同僚や友人を“貯金仲間”にし、お互いに情報交換やアドバイスをし合うとよさそう。結婚を考えている彼女と一緒に「貯金計画書」を作ってみるのも、2人の未来のために建設的かも!?
【コツ2】高級物件の見学、海外旅行…「達成後」のイメージを体感してモチベーションを上げよう!
「富女子会」のブログやメディアに取り上げられたレポートを見る限り、主な活動として「海外旅行ツアー」や「不動産見学ツアー」などをおこなっている。高級な物件を見学したり、豪華な海外旅行に行ったりすることで、「お金がある人はこんなことができる」とイメージでき、モチベーションになっているといえそうだ。
Embedly彼女と高級住宅街を歩いてみたり、憧れのブランドのウインドウショッピングをしてみたりすることで、貯金へのモチベーションを高めてみては?
【コツ3】交際費や食費の節約よりも、意志の強さに関係なく削れる「固定費」から減らすべし!
貯金をしようとすると、“浪費”のイメージがある食費や交際費などの節約に走りがち。しかし、永田氏によればそれはイマイチだとか。
https://doda.jp/careercompass/compassnews/20170314-30412.html食費や交際費などの“変動費”よりも、居住費、公共料金、通信費、保険料、教育費などの“固定費”を減らすことを優先する
キャリアコンパス「20代でも1000万円は遠くない?『富女子会』から盗みたい貯金という名のスキル」より
たしかに、仕事の付き合いで飲み会に誘われたら断りづらいし、変動費はコントロールするのが難しい。居住費などの固定費は、そういった「意志の強さ」に関係なく削れるものだ。
実際、富女子のセンパイは「スマートフォンを格安スマホに替え、月約1万円を節約。さらに40%節水のシャワーヘッドで水道代を月1000円減らした」(NIKKEI STYLE「5年で1000万円貯蓄! 『富女子』のやり繰り術は?」より)とのこと。さすがッス。
月額料金を大きく節約できることから人気の格安SIM/格安スマホ(画像は「DMMモバイル」のスクリーンショット)
また、貯金体質になるためには、買い物の際に「必要なもの」と「欲しいもの」を常に選別する癖をつけ、「必要なもの」から買っていくことも重要なんだとか。女子ほど衝動買いの傾向がない男子にとって、これは比較的ハードルが低いコツかも。
富女子会が、女性の「経済的自立」を掲げているのには、男性の経済力に一昔前ほど女性が頼れなくなったという理由もあるそう…ウッ。
結婚や転職・独立など、R25世代がこれから直面しそうな人生の一大事には、どれもある程度のお金が必要。ちょっと心配になってきた人は、今回紹介した「貯金のコツ」を参考にしてみてはどうだろう?
〈文=新R25編集部〉
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