ビジネスパーソンインタビュー
強い力士がいないんじゃ人気落ちそうだけど…
横綱&大関がケガで大量欠場…なのに連日の“満員御礼”!女子も夢中な相撲人気のワケ
新R25編集部
3横綱、2大関がケガで休場中だった大相撲秋場所。こんな事態は99年ぶりらしい。強い力士が不在なんじゃ、当然観客の入りも期待できない…と思いきや、なんと15日間連続でチケット完売・満員御礼になったのだとか。
いったいなぜ!? 相撲人気のウラ側に迫ってみた。
ブログでガチ解説をするタレントも。相撲人気を支える“スー女”たち
最近の相撲人気を語るうえで欠かせないのが、“スー女”と呼ばれる若い女性ファン。日本相撲協会のTwitterアカウントでは、写真つきでスー女たちを紹介している!
スー女は芸能界にも多く、元AKBの田名部生来やグラビアアイドルの喜屋武ちあき、タレントの山根千佳などが相撲好きを公言している。田名部は九重部屋の千秋楽パーティに参加し、山根にいたっては自身のブログで「解説コーナー」を設けて幕内だけでなく十両の取組まで熱く語ったりするガチっぷりだ。
Embedly古い体質の印象があるけど…SNSを使いこなして力士の“かわいいオフショット”を連発
さらに、相撲人気に一役買っていそうなのが日本相撲協会のSNS施策。
「日本相撲協会」=「縦割りの古い体質」という印象はないだろうか? しかし実際は、TwitterやLINEなどのSNSを使いこなして頻繁に情報発信をしている。特にTwitterは2011年10月に公式アカウントを開設して以来、力士たちの“かわいい”オフショットを多数公開。この親近感が女性の相撲人気にかなり貢献しているといえそうだ。
また、YouTubeでは「ハッキヨイ!大相撲 ひよの山かぞえ歌」というタイトルの動画も公開されている。
これに対して、前述のタレント・山根千佳も自身の公式ブログで「めーーーーーーーーっちゃ可愛い!! 力士の皆さんの萌えが凝縮されてる」と大興奮の様子だった。
“おすもうさんオールスターズ”がはにかみながら歌う姿に萌える…。
地方巡業でコント!? エンタメ要素満載のファンサービスがすごい
また、本場所の合間におこなわれている地方巡業はエンタメ要素満載! 土俵入りや取組だけでなく、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をユーモラスに実演する「初切(しょっきり)」、美声自慢の力士が唄う「相撲甚句(すもうじんく)」など、歌あり笑いありの内容になっている。もちろん、握手会・サイン(手形)会もお約束だ。
まるでアイドルイベントばりのファンサービスに、先述のグラビアスー女・喜屋武ちあきも自身のブログで「ファンサぱねえ!!」と感激していた。
また、国技館にあるパネルもひそかに人気。イケメン力士に“お姫様抱っこ”されている気分が味わえたり、公式のゆるキャラに“顔ハメ”できたりするので記念撮影にもピッタリだ。
会場ではたらく“往年の人気力士”たち。打ち上げにも参加できちゃう距離の近さ
アイドル界でも年々ファンとアイドルの距離が近くなっているが、相撲界も負けていない。
実は毎場所、会場では入り口のもぎりや売店でのグッズ販売、場内の警備などを往年の人気力士(親方)がおこなっているのだ!
また、部屋によっては「千秋楽の打ち上げパーティ」に参加できることも。元関脇・寺尾の錣山部屋では、人数制限はあるものの事前の申し込みでファンクラブ会員以外でも参加可能。
お気に入りの力士と親密に触れ合えたり、普段は入れない相撲部屋におじゃまできたり…ファンにはたまらない体験だ。
お目当ての力士とちゃんこを食べたりゲームを楽しんだり…さらにおみやげまでついて1万円なら安い!?(画像は「錣山部屋」公式サイトのスクリーンショット)
“若貴”という強烈なアイコンが牽引した90年代初頭の相撲ブームとは違い、いまの人気は日本相撲協会がもともと持っていた地域密着性や力士との近さと、SNSを活用する柔軟性がかけあわさった結果だといえそうだ。
横綱・大関不在でも盛り上がる大相撲。かわいいスー女を誘って観にいってみる!?
<文=新R25編集部>
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