

世界で注目される「プラットフォーム戦略」
車が“着せ替え”できる!? わずか20人の電気自動車ベンチャーが世界から注目されるワケ
新R25編集部
トヨタ「プリウスPHV」や日産「リーフ」など、電気自動車への関心が高まるなか、京都大学発のベンチャー『GLM』が世界の注目を集めている。巨大な自動車業界において、従業員わずか20数人の小さな企業が注目されるワケとは?
走るための“土台”とボディを独立させた画期的な「プラットフォーム戦略」が世界で注目されている
GLMが世界から注目される理由は、ズバリ「プラットフォーム戦略」にある。通常の自動車はボディ(外観)とその他の各種部品が複雑に入り組んで製造されているが、GLMは「プラットフォーム」と呼ばれる強度をもった土台の上に軽量の樹脂製ボディを被せるという構造を実現した。
走るためのパーツの集合体であるプラットフォームとボディを完全に独立させるというのは、世界的にも画期的な発明だったのだ。
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メーカーはプラットフォームを購入し、ボディを作ればOK! 他業界からの参入も可能に
プラットフォームとボディがそれぞれ独立することで、プラットフォームのみをメーカーに販売することが可能に。GLMから購入したプラットフォームに他社がオリジナルのボディを被せる形で、初期費用を抑えながら短期間で車を製造することが可能になったのだ。
これにより自動車業界の活性化はもちろん、他業界からの参入もしやすくなる。実際に2017年5月には共同開発の第1号として、総合科学メーカーの旭化成からコンセプトカー「AKXY(アクシー)」が発表された。これからさらにプレイヤーが増えていくだろう。
スマホケースみたいにボディを“着せ替え”! 自分だけの車を手に入れるハードルが低くなりそう
新しいカタチの自動車製造は、消費者にもメリットが大きい。これまでは車を自分の好みに近づけるためには手間をかけてカスタマイズを施すしかなく、費用も決して安くはなかった。
しかし、GLMのプラットフォーム戦略がより世間に浸透していけば、スマホのケースを“着せ替え”するようにボディを交換することも可能になるかもしれない。自分だけの車を簡単に手に入れることができるのだ!
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これまでの自動車業界の常識を打ち破り、躍進を続けるGLM。 “世界にひとつだけ”のマイカーが街にあふれる光景も夢じゃない?

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