ビジネスパーソンインタビュー

“聴く読書”って意味あるの?と樺沢紫苑さんにツッコんだら、いますぐ試したくなるメリットを連発された

“読書嫌い”に吉報…!?

“聴く読書”って意味あるの?と樺沢紫苑さんにツッコんだら、いますぐ試したくなるメリットを連発された

新R25編集部

Sponsored by Audible, Inc.

2022/09/29

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聴くだけで読書が楽しめるサービスAmazonの聴く読書 Audible(オーディブル)」。名前くらいは聞いたことがあるという人が多いのでは?

どうやら“聴く読書”が流行りつつあるようですが…ふだん本で読む派の筆者は、ぼんやりとこんな疑問を抱いてしまいます。

“聴く読書”って、インプットとして意味あるの…?

この疑問を解消すべく、お呼びしたのはこの方。

Audibleのコンセプトに賛同し、著書の提供もしているという、精神科医の樺沢紫苑先生です。

【樺沢紫苑(かばさわ・しおん)】精神科医。札幌医科大学医学部を卒業後、大学病院や総合病院など北海道内の8病院に勤務。2004年からは米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学してうつ病・自殺についての研究に従事し、帰国後に東京にて樺沢心理学研究所を設立。『アウトプット大全』『インプット大全』など多数の著書を持つ作家としても活躍している

樺沢先生といえば、25万部超えのベストセラー『インプット大全』を著書に持ち、脳科学に基づくインプット法を知り尽くした“インプットのプロ”。

そんな樺沢先生に、失礼を承知で聞いてみましょう。

“聴く読書”って、実際どうなんですか?

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

インプットのプロに聞いた、“聴く読書”の3つのメリット

石川

「読書」って言うくらいなので、本はちゃんと読まないと身にならない気がするんですけど…

Audibleのような“聴く読書”で、本当に効果のあるインプットができるんでしょうか?

樺沢さん

そりゃあ、できますよ。

私は、耳で聴いてインプットすることを耳学(みみがく)と呼んで推奨しているくらいですからね。

樺沢さん

Audibleで本を聴くのも耳学のひとつです。

今日は、耳学の3つのメリットをお伝えしますね。

耳学のメリット① 読書が苦手な人ほどハマる可能性が高い

樺沢さん

Audibleは「読書好きのもの」というイメージがあるかもしれないですけど…私は、読書が苦手な人にこそおすすめしたいですね。

というのも、読書が苦手な人は聴覚型の可能性が高いんですよ。

聴覚型…?

樺沢さん

人間は、ビジュアルを見たほうが記憶しやすい「視覚型」と、耳で聴いたほうが記憶しやすい「聴覚型」の2つのタイプにわかれます。

「本を読んでもなかなか内容が入ってこない」と思ってる人は、理解力が乏しいわけではなくて、単に「視覚」からの情報処理が苦手なだけかもしれない

そういう人が耳学を試すと、案外すんなり内容が入ってくることもあるんですよ。

石川

そうなんですか! 私はどっちなんだろう…

樺沢さん

音楽がものすごく好きな人やいつも音がないと寂しいと感じる人は、聴覚型の可能性が高いですね。

音楽が好きな人って、耳から得た情報だけで歌詞の意味や歌い手の感情などを理解できるじゃないですか。

それだけ聴く力に長けてるってことなんですよね。

樺沢さん

手っ取り早いのは、Audibleを試してみることです。

無料キャンペーンもやってるので、一度試してみても損はないと思いますよ。

とりあえず聴いてみて、本の内容がするする入ってきたら、聴覚型だと思っていいでしょう。

石川

へぇ! 無料なら一旦聴いてみようかな…

樺沢さん

本を読まない人って、「活字が苦手」とか「読むのが遅い」といったコンプレックスから、読書自体に苦手意識を持っていたりするんですけど…

そういう人でも“耳学”なら、気負わずにインプットできるはずです。

耳学のメリット② 目で読むよりも疲れにくい

樺沢さん

あとね…耳学は、本を読むよりも脳が疲れにくいんですよ

樺沢さん

人間って視覚情報への適応性が優れているので、パッとスマホを見ただけでもテキストや広告などのたくさんの情報をキャッチしますよね。

それを処理するためには、脳の90%くらいのリソースを使うそうなんですよ。

石川

90%も?

樺沢さん

パソコンで動画の書きだしに10分も20分もかかるのと同じように、視覚情報の処理というのは脳にとってすごく“重たい”作業。

それを朝から晩までやりつづければ、脳がクタクタになって当然です。

石川

そうだったのか…

樺沢さん

それなのにみなさん、視覚的な疲れを視覚的な娯楽で癒そうとするじゃないですか

デスクワークの合間の休憩時間に、スマホゲームしたりネットニュースを見る。さらに家に帰ってから、映画とかドラマを観るわけでしょう?

石川

はい…まさに私の生活ですね。

樺沢さん

そんなのは、私からすれば愚の骨頂ですよ

すいません。毎日が愚の骨頂でした

樺沢さん

脳を休めるためには、目をつむって視覚情報を遮断するのが一番です。仕事の休憩中はしばらく目を閉じる。これを習慣化しちゃえばいいんですよ。

これを伝えると、みんな「することがなくてヒマだ」とか言うわけですが…

そういうときこそAudibleの出番なんですよ。

石川

耳から情報が入ってる状態でも、脳は休まるんですか?

樺沢さん

耳は目に比べて機能が少ないので、脳を過剰に興奮させることはありません。

目を閉じて音に集中すると、じっくり聴かざるを得ない状況になるのもいいですね。

本の内容がしっかり入ってくるから、インプットとしても効果的ですよ。

耳学のメリット③ “ながら聴き”で効率&集中力アップ

樺沢さん

「休憩しながら」もそうですけど…

耳学は“ながら聴き”にすごく適していますよね。

スキマ時間を有益なインプット時間に変えられるから、かなり効率がいい

「歩きながら、運転しながら、電車にゆられながら、ジムで体を動かしながら…とかね」

石川

でも、ながら聴きだと、聴き流しちゃって内容が頭に入らなそうな気が…

樺沢さん

いや、むしろ集中できるんですよ

満員電車を思い浮かべてみてください。ぎゅうぎゅう詰めで身動きも取れない、スマホも出せない…そんな環境で音を聴くと、そこに集中するしかなくなりませんか?

石川

たしかに…!

樺沢さん

ダラダラとスマホを見てると、つい関係ない広告をポチっちゃったりしますよね。耳学はそういうことがないので、集中力を欠きやすい人にこそおすすめです。

ちなみに、人間が深い集中力を保てる時間は15分と言われているので…

30分以上かけてダラダラ聴くよりも、スキマ時間の15分で聴いたほうが脳に定着しやすいんですよ

樺沢さん

私は、集中力を高めるインプット法として15分時間術をおすすめしていて。

15分聴いて5分休む。これを繰り返すと、集中力が高まって学習効率がよくなるんです。

Audibleも「電車移動の15分間で1章聴く」とか、ペース配分を決めて集中して聴いてもいいと思いますよ。

石川

移動中の15分なら、ふだん忙しくて本を読めない人でも続けられそうな気がします。

樺沢さん

そうですね。

おそらく、2時間じっと座って本を読んでも一冊を読み終えられる人は少ないと思うんですけど…

Audibleなら倍速再生もできるので、ビジネス書一冊あたり2時間くらいで聴き終えられます。

15分の移動をたった8回するだけで、一冊読めてしまう。やらない手はないですよね。

プロは“一度読んだ本を聴く”!? 「耳学」の効果を最大化させる、Audibleの活用術

石川

お話を伺って、聴く読書のメリットはわかってきたんですけど…

より効果的なAudibleの活用法はあるんでしょうか?

樺沢さん

本の内容を確実に身につけたかったら、アウトプットする前提でインプットするのが大事です。

アウトプットをして初めて、脳に記憶が定着しますので

樺沢先生のオリジナル用語で、これをAZ(「アウトプット前提」の略)と呼ぶそうです

樺沢さん

ただなんとなく聴いて右から左に流れることを、私は「ざる聴き」と呼んでいるんですけど…そういう聴き方をすると、聴いたことに満足してすぐに忘れちゃうじゃないですか。

スマホを見るときも、みんな「なにか面白いものないかな〜」って目的もなく見るわけですけど、そんなものはないんですよ。

なんとなく」は時間の無駄です

石川

ウッ…(←一生スマホ見てダラダラしてる人)

もう勘弁してください

樺沢さん

「誰かに教えよう」とか「目新しいこと見つけよう」って考えながら、アウトプット前提で目的を持って読む。

そうすると脳が緊張状態になって「ノルアドレナリン」という脳内物質がでるので、集中力が増して記憶力も高まります。

ただなんとなく本を読むのとは、理解度と習熟度が全然違ってくるんですよね。

石川

でも…正直、アウトプットってちょっと面倒で…

樺沢さん

それは、アウトプットを難しく考えすぎです。

一章聴いて得た気づきや学びを、Twitterに140字で書くだけでいいんです。一章ごとが難しければ、一冊ごとでもいい。

「役に立ったところ」「本のポイント」を整理しながらまとめることで、頭が活性化して情報が残りやすくなるんですよね。

樺沢さん

それでも、どうしても文章を書くのが苦手な人には、「名言ベスト3」というアウトプット方法もおすすめです。

本の名言とか役に立ったところを3つ選んで、ノートやスマホなどにそのまま書き写すだけ。文章力は必要ないし、本の記憶もちゃんと残ります。

石川

書き写すだけ…それなら簡単そうですね!

樺沢さん

こういった簡単なアウトプットでも、「2週間に3回」くらいのペースでおこなうと記憶に残りやすくなるんです。

あと…ふだんから本を読み慣れてる人なら、一度読んだ本をAudibleでもう一度聴くのもおすすめですね

樺沢さん

忘れてたことを再確認できて復習になるし、理解してたことでもさらに理解が深まるんですよ。

石川

内容を知っている本を、もう一度聴くんですか…?

樺沢さん

そう。面白いのが、読んで響くところと、聴いて響くところって違うんですよね。

読書の場合は、自分に必要な要素を自然とピックアップしながら読んでいくから、行間までは記憶に残りにくい。

一方で、耳で聴くと情報に強弱がないから、一言一句聴いて行間を捉えることができる。

読書と耳学を組み合わせると、同じ本でもまったく違ったものとして二度楽しめるんですよ。

石川

へえ〜!

樺沢さん

耳で聴くと、文字で見るよりも感情を刺激されやすいので、共感したり感動したりするストーリータイプの本と相性がいいかもしれないですね。

小説とか、ストーリータイプのビジネス書とか。

Audibleならプロの声優や俳優の朗読も楽しめますので、エンタメ感覚で聴いてもいいでしょう。

石川

へぇ! てっきりビジネス書ばっかりなのかと思ったら、そういう楽しみ方もできるんですね。

樺沢先生の本でいうと『3つの幸福』が耳学におすすめだそう。「自分で言うのもなんですが、あの本は心に沁みるいい話なので(笑)」とのこと

樺沢さん

Audibleの一番の魅力はなんといっても、読書のハードルをとことん下げてくれるところだと思います

まず月々1500円の定額で12万以上の対象作品が聴き放題というのは、非常にコスパがいい。金銭的なハードルが低いので、読書を始めやすいんですよね。

石川

ビジネス書一冊分の価格だと思うと、かなりおトクですね。

樺沢さん

それだけたくさんのタイトルが揃っていたら、今まで読んだことないようなジャンルでも、「ちょっと読んでみよう」って思えるじゃないですか。

気軽に触れられる本が増えていくのも、定額ならではの醍醐味だと思いますね。

樺沢さん

私がAudibleに自著を提供した理由も、もっとたくさんの人に気軽に本に触れてほしいからなんです。

というのも…日本人のうち50%は1カ月に1冊も本を読まないことが、文科省の調査でわかっているんですよ

石川

2人に1人…!? そんな多いんですか?

樺沢さん

はい。「活字が苦手」とか「お金がかかる」とか理由はいろいろあるようですし、その気持ちもわからなくはないんですが…

でも僕は、それだけの理由で読書を敬遠するのはもったいないと思うんです

樺沢さん

そんな“自称・読書嫌い”の方にもぜひ、気軽にAudibleを聴いてもらって、耳学のすばらしさに気づいてほしい。

意外とハマるかもしれませんし、ハマれば無限の世界が広がると思います。

“聴く読書”は、効果的かつ効率的で、集中力アップにつながる有益なインプットだと判明。

そしてなにより、本を読むのが苦手で読書を諦めている人こそハマるかもしれないと、樺沢先生に教えてもらいました。

ふだんから本を読むのが好きな筆者も、目が疲れたときはAudibleに変えて使い分けてみようと思います…!

ここで改めて、Audibleの特長をおさらい。

Audibleの特長
・12万以上の対象作品が定額で聴き放題
・30日無料体験(AudibleまたはAmazonサイトからの新規登録の場合)
・オフライン再生可能
・プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
・Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数

耳学にハマれば、無限の世界が広がるAudible。まずは30日間、無料でお試ししてみては?

〈取材・編集=石川みく(@newfang298)/文=山田三奈(@l_okbj)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉

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