占いに支配されてすべてその通りに動くのは、正しい使い方ではありません。

自分のプランニングとか、気持ちを切り替えるときの道具に使ってもらえればいいと思います。

そうですね…

石川さんは、次の「寿ゾーン」でいい出会いを引き寄せられそうですよ。

「寿ゾーン」というのは、結婚とか恋愛がうまくいきやすい運気がめぐっている時期のことで…

10年のうち4年間、誰にでも必ず“恋愛運の高まる時期”が訪れるんですね。

次は…2026年ですね。

ううん、3年なんてあっという間じゃないですか。すぐすぐ！

大丈夫。石川さん、34歳ぐらいからすごくいい運気がめぐってきますよ。

仕事も恋愛も“両手に花”みたいな感じで、モテモテになります。

恋愛を成就させるポイントは、過去にこだわらないことですね。

もし何かあって傷ついたら「もう立ち直れない」って思っちゃうタイプでしょう？

でも大丈夫。

「運景（※）」によると、あなたは“春の海”に生まれているんですね。

海って形がないから、砕けないし、打たれ強いでしょう？

過去にさえこだわらなければ、きっと乗り越えるときがくると思いますよ。

今年の干支は「卯」ですよね。

うさぎって、多産な生き物じゃないですか。

だから、恋につながるような出会いとかエピソードが、いっぱい生まれやすい年なんです。

そうそう。だから、今までに傷ついた恋愛をした人も、新しい恋で癒すぐらいのつもりで構えてていいと思いますよ。

ほら、うさぎって、勝負早いですから。

ただ…元カレ・元カノと復縁したい人は、ちょっと粘ってもいいかもしれない。

卯年は、“雨”とか“しずく”を表す「癸（みずのと）の卯」とも言われていて。

淀んだ水をろ過していくように、2022年の混沌とした状況を慮りながら整理していく年になるんですね。

整理していくなかで「これは本当に大切だ」と思えるものだったら、今年いっぱいは粘ってみてもいいと思いますよ。

今年「幸運の星」といわれる木星がおひつじ座とおうし座に重なってくるんです。

おひつじ座は「サバイバル」とか「車」を象徴してる星なので、危機管理の職業とか無人運転の技術なんかがすごく注目されると思います。

それからおうし座は「食べ物」とか「農業」の星なので、食産業とか“食と新しいIT技術との掛け合わせ”みたいな事業もすごく伸びると思うんですね。

じつは今って、西洋占星術からすると世界経済がものすごく変わっている時期なんです。

2026年までに大きな星が結構動くんですよ。

たとえば2018年から2026年ごろまでの間に、「経済の星」でもあるおうし座に「改革の星」と言われる天王星が重なっていくので…

貨幣経済そのものが大きく変わる時期に突入しています。

それもあると思いますし、キャッシュレス決済の普及もありますよね。モノとかお金のあり方、流通みたいなものが根底から大きく変わってきているんです。

変革のタイミングこそ、飛躍のチャンスが生まれるはず。

使いはじめは不安でも、積極的に取り入れたほうがいいと思いますよ。

さらに今年の6月から2024年にかけては、冥王星という“これまでの流れをガラッと変えてしまう星”が、「自由と平等の星座」と言われるみずがめ座と重なるんですね。

ひとつ前のサイクルで冥王星がみずがめ座に重なったとき、何が起きたと思いますか？

「フランス革命」が起きたんですよ。

ここ数年で、人々のつながりにおいて社会通念が変わるキッカケとなるような事柄が起きるかもしれません。

今は想像もできないような考え方とか社会常識みたいなものが生まれる可能性もあると思いますよ。

コロナウイルスが世界的に広まったのは、2020年。

じつはこの年の干支は「庚（かのえ）の子（ね）」と言って、岩が大きくぶつかったような大きな変化がある年なんですね。

庚の年に起きた変化が収束するのは、だいたい5年後と言われています。

だから今起きている混乱は、2025年ぐらいまでに徐々に落ち着いていくと思いますよ。

完全に元に戻るというわけではなく、新しく変化したものが社会に定着していく…と言ったほうが正しいかもしれません。

R25世代というと、90年代の生まれですよね。

この世代の人って、みんな海王星と天王星っていう動きの遅い星をわりと近くに持ってるんです。

海王星は「夢見る星」と言って、“アート”や“妄想”を意味する。天王星は「改革の星」のほかに、「デジタルの星」とも言われているんですね。

だからあなたたちは、自分の夢とか描いたものをデジタルで実現する力を持ってる世代なんですよ。

「90年代生まれの人がこれから大きく世界を変えていく」っていうのが星にも出ていますので。この個性を、今年もお仕事で活かしてほしいなと思いますね。