ビジネスパーソンインタビュー
TikTok初心者が「陥りやすいワナ」とは…?
まったくの無名でも有名人になれる!? TikTokを使いこなすプロに聞く「ニーズ」と「伸ばし方」
新R25編集部
SNSなどを通じて誰でも自分のことを発信できる時代。
SNSを通じてファンをつくり、さらにオンラインサロンやECショップの開設など、自分の好きなことや得意なことをお金に変えるハードルが下がりつつあります。
そんな個人の“マネタイズ”や“ファンづくり”をサポートする「MOSH」と新R25のコラボでお届けしている「The Next Creators」。
ビジネスパーソンにおすすめしたいMOSHを活用している次の時代を創る注目クリエイターたちを紹介していく本連載。
今回は、今一番盛り上がっているSNSと言っても過言ではない「TikTok」で活躍するクリエイター3名をご紹介。
目まぐるしくトレンドが変わるTikTokという名の“戦場”で、彼らはどのように戦っているのでしょうか…?
【SALA(サラ)】「リサーチ・投稿・分析の3ステップでフォロワー13万人突破!」
広告、マーケティング業界を15年経験し、ピラティスは12年で延べ1万人に指導。内気ないじめられっ子で、周りの目を気にしてビクビクしながら生きてきた日々。幻聴が聞こえ眠れないような生活を送っていたところ、人生を変えるピラティスと出会う。自分の心と体と向き合うことで、ピュアな自分でいる楽な生き方や、自己表現を楽しむことを覚える。TikTokを通して、スマホひとつで世界に知ってもらえることを実感。TikTokはフォロワー13万人を突破し、猫背解消動画は300万回再生を達成。撮影会は、楽しくて異空間を味わえると好評。身体を動かす気持ちよさを運動初心者に、表現の楽しさをSNS初心者に分かりやすく伝えている
Q1.現在TikTokで発信している内容と、始めたきっかけを教えてください
SALA(サラ)さん
1分で、心も身体も伸びるストレッチを発信しています。日常生活で、体に意識を向ける瞬間を届けたい!という想いで始めました。
TikTokを見ているときに、ストレッチ動画が流れてきたら体を動してもらえるかな、と思ったことがきっかけ。
マーケティングの仕事をしてきたので、有名になりたいというよりは「発信者を体験してみたい」という実験のつもりで始めています。
OL時代にYouTubeも始めましたが、TikTokのいいところは家で撮影して15分程で編集できる点です。YouTubeとは違う手軽さもよかったですね。
Q2.フォロワーのみなさんは、何を期待してSALAさんのコンテンツを視聴していますか?
SALA(サラ)さん
TikTokでは運動超初心者向けに、これならできるかも?と思えるような、体を動かすきっかけを提供しています。
・肩こり、腰痛などの不調
・反り腰、巻き肩や姿勢の改善
・お腹やせなどのボディメイク
上記のような悩みは、「健康になりたい」「綺麗になりたい、カッコよくなりたい」という欲求から発生します。
視聴者さんからは「体の不調が改善した」といった報告や、「とても分かりやすい」「運動は嫌いですが、楽しく続けられてます」といった反響をいただいています。
Q3.フォロワー数がここまで伸びた要因は? 逆に多くの人が陥りやすい罠とは?
SALA(サラ)さん
目的を決めてから、3ステップに分けてアカウントを伸ばしていきました。
私の場合、目的は「運動の楽しさと気持ちよさを伝える」こと。その目的に沿って、下記の3つをおこないました。
①リサーチ
ユーザー視点で、同じジャンルの人気の方を見て、伸びている要素を分析
②投稿
週3程度で更新しながら、自分のやりやすい方法を探る
③分析
再生数が伸びた動画やコメントから、視聴者のニーズを分析
落ち入りやすい罠は、リサーチをせずに闇雲に動画を投稿しつづけてしまうこと。こうなると、労力はかかるのになかなかフォロワーが増えません。
一見遠回りに感じても、まずはリサーチをして、うまくいく要素や流行りをつかむほうが100倍時短になります。
Q4.ずばり、TikTokの魅力とは?
SALA(サラ)さん
初心者でも楽しく簡単に数字を伸ばせるところです! その理由は3つ。
①誰でもできる
おすすめに載りやすく、新規参入者にも優しい仕組み
②早くできる
投稿すればすぐに数百人に配信されるので、“下積み期間”がいらない
③簡単にできる
動画編集にかかる時間は、1本あたり15分程度。編集なしで投稿してもOK!
初心者向けの要素がたくさんあるので、SNSに慣れていない方のデビューにもおすすめです。
Q5.今後、TikTok以外にも拡げていきたいサービスは?
SALA(サラ)さん
私が起業前に欲しかったサービスを、MOSHで形にしました。
1人で起業し、相談する人がいなかった辛さや、痛い失敗から学んだことを活かしたサービスです。
・TikTokやInstagramの使い方
・発信、起業について
・1対1で相談できるセッション
・発信、挑戦したい方におすすめ。すっきり前に進める「リーディングセッション」
・人前に出て、輝きたい方におすすめ。身体がすっきり整う「ピラティスセッション」
など、SNS活用や起業に興味がある方の「心と身体」をサポートさせていただきます。
これからもみなさんの声でサービスを拡充していきますので、会いに来てくれたらうれしいです。
私自身、人との出会いでポジティブになり、チャンスをもらって救われました。
挑戦を楽しむ仲間と出会いたいです。
【さとし】「TikTokの視聴者は、想像以上に賢い。パクりや一発屋はバズってもフォローされない」
TikTokのスポーツコンテンツでバズりつづけているインフルエンサー。2022年に就職してからわずか4ヶ月目で仕事に行けなくなり休職。その期間でTikTok Japanによるアカデミーでトップ動画クリエイターからの学びを得て、独立を決意。唯一無二の個性を活かし、コンテンツを作りつづけている。現在は15年続けている水球のトップ選手と、TikTokやYouTubeの運用代行をおこなう動画クリエイターの二刀流で活躍
Q1.現在TikTokで発信している内容と、始めたきっかけを教えてください
さとしさん
現在は、海外に向けて水球を中心としたコンテンツと、国内向けにスポーツ観戦のvlogを投稿してます。どちらも唯一無二で、独自性があると自負しています。
TikTokを始めたきっかけは、水球を盛り上げるためでした。未開拓のジャンルだったのですぐにバズりましたが、1年で飽きてしまいました。
やりかたを模索していたころに出会ったのが、TikTok Japanが提供するTikTok creator academy。
2期生のときは100人のなかからオーガナイザーに推薦され、3期生では投稿お題で何度も1位を取りTikTok JapanのTikTokで2回紹介してもらいました。
ここで学びを得て、たしかな実力が身についたことをきっかけに仕事を辞めて、現在はTikTok中心に生きています。
Q2.フォロワーのみなさんは、何を期待してさとしさんのコンテンツを視聴していますか?
さとしさん
スポーツ系のコンテンツは、目新しいエンタメです。
特に僕の場合、「水球」という馴染みのないスポーツを使ってエンタメを届けているので、より新鮮に見えるのではないでしょうか。
その甲斐あってか、水球界では世界で1番バズっています。
あとは、スポーツ観戦好きの方が見てくれることも多いですね。僕がスタジアムグルメを美味しそうに食べる姿を見て、擬似体験をしてくれてるんだと思います。
みんなお腹空いてるらしいです(笑)。
Q3.フォロワー数がここまで伸びた要因は? 逆に多くの人が陥りやすい罠とは?
さとしさん
フォロワーが10万人まで増えたのは、誰とも被らない独自性を全面に出して、バズらせたからですかね。
日本では2022年から本当にフォロワーが増えにくくなりました。1番の理由は、視聴者が賢くなったからです。
無断転載・一発屋は、バズったとしてもだいたいフォローされません。可愛い女性は例外ですが(笑)。
あとは、属人性がないアカウントも伸びづらいです。TikTokをやっても伸びない企業・店舗は、大体これが原因です。
Q4.ずばり、TikTokの魅力とは?
さとしさん
TikTokの1番の魅力は、まったくの無名からでも有名になれることです。
僕は水球で日本代表を経験してませんが、オリンピックに出た日本代表よりも有名です。YouTube・TikTokを始める前は、誰も知らない無名な選手でした。
でもTikTokを通して「有名人になる」という夢が叶いました。今は「有名人」が目的から手段に変わり、新しい夢のために挑戦している最中です。
TikTokは夢を叶えるための最大の手段。やればやるほど自分の可能性に気づけます。世界を目指すようになった僕が言うので間違いありません(笑)。
「バズりたい」「有名になりたい」と思う人は多いですが、それはあくまでも目的ではなく手段です。
自分がバズった先に何をしたいかを明確にして、TikTokをやってみてほしいなと思います。
Q5.今後、TikTok以外にも拡げていきたいサービスは?
さとしさん
格安のTikTokコンサルを提供しています。
運用を外注するほどの予算がないけど、最近のTikTokは難しい。そう悩む方々に、バズらせるためのノウハウをお伝えするサービスです。0からアカウントを作りたい方への教材も今後展開する予定です。
僕は去年の7月までTikTokがバズらなく諦めていましたが、TikTok Japanからのサポートがあり、日本のトップクリエイターのもとで学ぶ機会が半年間ありました。
そこで学んだことを全部実践した結果、継続的にバズらせる事ができて、フォロワーたった10万人でも、平均再生数75万再生以上(2023年1月〜4月16日現在)を叩き出してます。
正直、TikTokコンサルはピンキリで、動画クリエイターでも何でもない企業や個人がやったりしてます(笑)。
物申したい気持ちはさておき、僕はコンサルを本職にしたいわけではなく「実践を通して得たリアルな感覚と知識を、必要としている人に伝えたい」と思ってサービスを開始しました。
誰から学ぶか選べる時代なので、アカウントを見て判断してもらえたらなと思います。
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【くにトン】「“流行りのもの×自分の武器”の組み合わせが、視聴者を増やすためのコツ」
声真似レパートリー400個以上。アニメキャラクターや、声優さんの声を真似してエンタメ系の動画を投稿。普段は各SNSに動画を投稿したり、動画へのアフレコ、ナレーション、誕生日のお祝いメッセージなどを声真似で作成しています! お気軽にご依頼お待ちしております!
Q1.現在TikTokで発信している内容と、始めたきっかけを教えてください
くにトンさん
アニメキャラクターや声優さんの声を真似しながら、エンタメ系の動画を投稿しています。
ほかの配信アプリでアニメの声真似をしている人と仲良くなり、自分もアニメの声真似で何か面白いことができないかな〜と考えていました。
その際にTikTokをおすすめされたのが、活動を始めたきっかけです。
Q2.フォロワーのみなさんは、何を期待してくにトンさんのコンテンツを視聴していますか?
くにトンさん
あくまで僕の憶測もありますが、フォロワーのみなさんはそのアニメキャラが言わないようなセリフや、作中には描かれてないキャラクター同士の掛け合いを求めているのかなと思います。
また、普段の投稿では声を切り替えながら複数のキャラクターを演じているので、物珍しさもあるかと思います(笑)。
Q3.フォロワー数がここまで伸びた要因は? 逆に多くの人が陥りやすい罠とは?
くにトンさん
コツというと難しいですが、リスナーのニーズに応えることが大切かなと思います。
もちろん自分のやりたいことを主軸に置いて動画を作りますが、リスナーがどんなものを見たいのか、面白いと感じるのかを考えながら作るほうが、結果的にはバズるのではないでしょうか。
また、自分の武器を理解して、「流行りのもの×自分の武器」の組み合わせで動画を作ると伸びやすいと思います。
もちろん、流行りのテーマを選ぶときは、自分の動画との親和性を考えることも大切です!
Q4.ずばり、TikTokの魅力とは?
くにトンさん
拡散力が強く、多くの人に見てもらえるところがTikTokの魅力です!
TikTokは再生に特化したSNSで、最初は誰でも180回以上再生されるため、活動を知ってもらうには一番適しています。
逆にTikTokだけだと、いつも見てくれるリスナーと深くコミュニケーションをとるのは難しいかなと感じます。
Q5.今後、TikTok以外にも拡げていきたいサービスは?
くにトンさん
今後はもっとリスナーと近い距離感でお話しできたり、自分の専門である声真似を教えるサービスを提供したいと考えています!
具体的には、声真似教室や、僕がずっと声真似をしながらの料理教室、通話での個別お悩み相談なども考えています。需要があるのかはわかりませんが(笑)。
最近MOSHというサービスを知り、「今までやりたくてもできなかったことを、行動に移すための機能がここにはある!」と感じました。
自分の得意なことを凝縮したサービスを、僕の価値を認めて見てくれるリスナーさんたちに届けたいと思います。
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MOSHのオススメポイントをさくっとおさらい
①利用クリエイターは60,000人超!
「美容」「学び」「ビジネス」「フィットネス」「占い」…などジャンルも多様!200業種を超えるクリエイター達が、MOSHを使ってオンラインレッスンやオンラインスクールを提供中!
②あなたの「好き」は「仕事」になる!
クリエイター事例やサービスの開設方法、どう運営しどう広げていくかのノウハウまで。サービ販売に関する多くの情報をまとめています!
③レッスンを開設する際の初期費用、月額費用はずっと0円!
費用は一切かからずオリジナルページを約3分で作成が可能。その他「予約機能付きホームページ作成」「月額サブスク」「オンライン決済」「予約管理」「Zoom連携」「チャットサポート」など機能も充実。サービスの活用方法や運用について不安な点は、いつでもチャットサポートへ相談することができます。
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