「私はライブステージが唯一無二の活躍の場」

業界内でも悪い噂は一切ナシ!引退を決めた安室奈美恵の突き抜けたストイックさ

  • 芸能・エンタメ
  • 2017.10.09
  • by 河島マリオ

先日、日本中に衝撃を与えた“安室奈美恵引退”の報。芸能界のアムラーたちがSNSでコメントや号泣動画を公開したり、菅官房長官が会見で発言したりと話題だ。

カリスマ的な人気を誇る彼女が、なぜ今、引退するのか? それをひもとくカギは、R25世代も学ぶべき、安室奈美恵の“ストイックさ”にありそう!

ほぼ“MCナシ”のライブは1回で3kg痩せる!? ツアーでは40都市を回るパワフルさ

安室奈美恵のカリスマ的人気の裏には“アスリート級”のストイックなパフォーマンスがある。

その象徴とも言えるのが、「ライブ中にMCをしない」というものだ。MCをしないということは、公演中ずっとパフォーマンスを続ける体力があるということ。その裏にはストイックなトレーニングなどもあるのだろう…。

実際、9月16日・17日に故郷沖縄でデビュー25周年を記念し行われた凱旋ライブ「namie amuro 25TH ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA」では、約2時間におよぶステージでMCを一切挟まずに27曲を歌い、踊りきっている。

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ライブパフォーマンスと映像をつかった演出で構成される安室のライブ

芸能リポーター・中西正男氏は以下のように語る。

「ライブの最後でファンへ感謝を述べるくらいで、ほとんど言葉は発しません。激しいパフォーマンスゆえに、1回のライブで3㎏も痩せるのだとか!」

そんなハードな公演にもかかわらず、安室のツアーは公演数がものスゴイ。2016年から行われたツアー「namie amuro LIVE STYLE 2016−2017」では、なんと全国40都市、100公演(自身最多)をおこない、約26万人を動員したという…!

ライブステージだけで生きる覚悟。「アーティスト」としてのブランド確立へのストイックさ

また、彼女は自身のブランドを確立することに関してもストイック。そんな「アーティスト」としてのブランドを作り上げていった軌跡は、テレビ露出の少なさからも見て取れる。ライブ中心の活動になった2000年代の後半以降からテレビ出演は減っていき、なんと地上波放送には7年以上も出演していないというのだ。

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1990年代は音楽バラエティやトーク番組にも出演していたが、ここ数年はまったく出演がなかった。

9月21日放送の『ビビット!』(TBS系)では、元NHKの堀尾正明アナウンサーが以下のように語っている。

「安室さんに何度も(NHKのトーク番組への)出演のオファーしたんですけど、『私はライブステージが唯一無二の存在として活躍する場なので、トーク番組はお断りします』というファクスをスタッフが持ってきた記憶がありますよ」

ライブ活動に集中し、自身のブランドを確立するために極力メディア露出を避けているのだろう。

芸能界でも悪い噂は一切ナシ!「ものスゴイ努力している」「妥協しない」との評価が定着している

そんなストイックな面は「芸能界内部でも評価が高い」と中西氏は語る。

「芸能界きってのアムラーである香里奈さんを取材したときに印象的だったのが、『9歳の時から安室さんのファンだったが、芸能界に入ってからもっと好きになった』という言葉。芸能界に入ると、悪い噂話が飛び交うことも多いのですが、安室さんにはそれが一切ない『ものスゴく努力をしている』『妥協しない』。そんな評価は芸能界でも不動のものだったようですね」

出典

MANTAN/アフロ

香里奈は様々なインタビューで「安室ファン」「アムラーだった」と発言している!

万全でなければ公演中止。納得できるまで事務所社長にもパフォーマンスを見せないこだわりの強さ

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上記のように、並々ならぬクオリティへのこだわりを持つ安室。納得しないものは、公にしないという強い意思があるようだ。

「2011年11月のライブでは、6曲歌ったところで喉の調子を理由に公演を中止しました。なんとかごまかしてライブを成立させてしまうアーティストもいると思うんですが、コンディションが悪い自分に対し、満足がいかなかったのでしょう」(中西氏)

9月21日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)でも、小倉智昭キャスターが「納得がいくまでは所属事務所の社長にも(ライブパフォーマンスを)見せない」と、プロ意識を感じさせるエピソードを語っていた。

このようなストイックさを持っているアーティストなら、満足の行くパフォーマンスができなくなれば引退を選ぶ…というのも納得感がある。来年9月16日までの約1年間、どんな“こだわり”を見せてくれるのか楽しみだ。

〈取材・文=河島マリオ〉

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