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トヨタ参戦の世界ラリー選手権で“水陸両用”!? 「シュノーケル」登場のワケとは?

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トヨタ参戦の世界ラリー選手権で“水陸両用”!? 「シュノーケル」登場のワケとは?

新R25編集部

Sponsored by トヨタ自動車株式会社

2017/12/25

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11月23日、トヨタ自動車の東京本社で行われた「WRC2017年シーズン報告会」。その中で、外国人ドライバーにシュノーケルが手渡されるひと幕が…。ん?これってどういうこと? というか「WRC」って何?

WRC世界ラリー選手権に18年ぶりに参戦したトヨタ。今季の結果と来年の展望を発表

「WRC」とは、「FIA世界ラリー選手権」というモータースポーツ競技のこと。40年以上の歴史を誇る世界最高峰のラリー競技で、交通遮断した世界中のさまざまな一般道を、市販車ベースのラリーカーが激走するタイムアタック競技だ。1年間を通して世界中で全13戦が行われる。

トヨタは今年、「ヤリス」(日本名は「ヴィッツ」)ベースのラリーカーを擁し、18年ぶりにこのWRCに参戦。1シーズンを戦い抜いた結果報告と来季の展望について発表会を開催した。それが冒頭の「WRC2017年シーズン報告会」なのだ。

チーム代表のトミ・マキネンとドライバー、トヨタのラリーカー「ヤリスWRC」

“データゼロ”の状況で、初めてづくしの今シーズンは「学びの年」。苦戦するも年間2勝

18年ぶりの参加となったトヨタチーム(TOYOAGAZOO Racing)は、ほぼすべてが初めてづくし。データ不足の今シーズンは「学びの年」と位置づけ、データ収集を最優先に臨んだが、意外にも序盤から大健闘。

3人のドライバーのうちの1人、ヤリ-マティ・ラトバラがモナコ開催の開幕戦で2位表彰台、続くスウェーデンでの第2戦で早くも優勝!このまま快進撃を続けるかと思われたが、その後は苦戦が続いた…。

世界中のさまざまな環境下で行われるのがWRCの面白さであり、難しさでもある。

高度や気温をはじめ、アスファルト舗装された道から未舗装の悪路、ときには氷や雪の道まで、状況に合わせたチューニングや運転テクニックが必要となるWRCは、それだけにコースアウトやマシントラブルによるリタイヤも少なくない。

ほぼデータのないトヨタが、開発途上のラリーカーでコンスタントに勝利を積み重ねられるほど、甘くはなかったというワケだ。

それでも2017年は、優勝2回、2位2回、3位1回を獲得し、年間総合得点はメーカー部門が4メーカー中3位、ドライバー部門はラトバラがチーム最上位の4位という結果に。

「改善点を全力で修正し、2018年に備えたい」とマキネン(左)。右はドライバーのラトバラ

年間タイトルを狙う来季は、「タイタナック事件」で有名な人気の新ドライバーが加入!

報告会ではトヨタの友山茂樹プレジデントが「学びの年と位置づけた1年目から期待以上の成績」と評価し、「来シーズンは年間タイトルを狙う」と宣言。

チーム代表のトミ・マキネン氏も「収集したデータの分析を進め、2018年はコンスタントに勝ちたい」と来シーズンへの意欲を語ると、新ドライバーの加入も発表され、サプライズゲストとして登場した。

今シーズンを統括する友山茂樹プレジデント

新ドライバーはオット・タナク。これまで別のチームでWRCに参戦しており、ファン投票による「ベスト・ドライバー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた人気ドライバーであり、2017年は2回優勝している。そして、実はこの人、ある事件で人気を上げた過去がある。

それは2015年のWRC第3戦メキシコ。競技中にコースアウトをしたタナクのマシンは崖から転落、コース脇の湖に沈んでしまった。

幸いけがはなく、マシンも湖から引き上げられると、スピーディな修復を経て競技に復帰(スゴイ!)。見事最終日まで走り切ったのだが、ゴールの際にタナクはシュノーケルをつけてマシンから降車。このパフォーマンスがラリーファンにウケたのだ。

タイタニック号をもじり、“タイタナック事件”と呼ばれるこのエピソードが報告会で紹介されると、トヨタ自動車の豊田章男社長から彼にサプライズプレゼントが。それが、TOYOTA GAZOO Racingロゴ入り特製シュノーケル。冒頭のシュノーケルはこれだったというワケだ。

豊田社長の“粋な”計らいに苦笑いのタナク

かくして新始動となった「TOYOTA GAZOO Racing」。タナクは2017年のドライバー部門で3位と確かな実力を持つドライバー。シュノーケル・パフォーマンスを見せることなく、チーム躍進の立役者となれるのか。2018年のトヨタのWRCでの戦いに注目してみよう!

来シーズンの必勝を願って、ファンからは特製のダルマが贈られた

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